メンズ2WAYトリマーER217Pで散髪
昔からの夢だった「床屋に行かなくても散髪できたらな~」を実現すべく、メンズ2WAYトリマー(ER217P:National)を購入しました。
まずなぜメンズ2WAYトリマー(ER217P)なのかというと、以前のスキカル(現カットモード)などのバリカンは自分で刈るには持ちにくそうです。他にメンズ2WAYトリマーと同じカテゴリーにあるセルフヘアーカッター(ER326P・ER327P)はパワー不足という話です。さらに水洗いできる・できないは手入れのことを考えると重要でしょう。
失敗したら丸坊主という覚悟で、生まれて初めて自分で散髪しました。結果は坊主てまえの角刈りで済んだので成功です。もともとファッションとはほど遠い人種なので、周りの反応も普通に「髪切ったんだ」と思われています。とはいえいろいろ学習することもありました。
まず、初めてなので刈りかたを頭の中でシミュレーションします。
・セルフヘアーカッターカットテクニック
・へアーカット講座
結論からいうと、慣れていなければ「ベリーショート」の刈りかたがベターかと思います。つまり全体を同じ長さにそろえてから、モミアゲ・襟足の刈上げをして、頭頂部から前髪のスキ刈りで髪型をなじませる。長髪はバリカンの使い方に慣れてきてからでないと難しいでしょう。あとはできれば誰かに手伝ってもらうのがベストなんですが・・
とはいえ初めてにして満足のいく結果です。これで時間を調節したり、待たされたりしたうえ、恥ずかしい思いをする床屋や美容室に行かなくてすむ。コストも3回使えばおつりがきます。今度はヒゲでも伸ばして、ヒゲトリマーとしても使ってみようかな。
National メンズ2WAYトリマー シルバー調 ER217P-S
(amazon)
National スキカルハット 青 ER006-A
カットした髪の掃除はたいへんでした。とくに短い髪は衣類に付いてなかなか取れなかったりします。次はスキカルハットを使ってみます。
▲メンズ2WAYトリマーER217Pで散髪の全文
「クック膳」レビュー
クック膳(COOK-ZEN)は電子レンジ専用の調理鍋です。特徴は火を使わないのでコゲません。そして下ごしらえすれば、あとはチンするだけなのでラクです。調理時間も短くなります。
すでに3ヶ月ほど、毎日のように使っていて手放すことはできません。クック膳にはレシピブック(27品目)が付いてきますが、すぐにローテーションにつまってしまい「クック膳」の感動レシピ(99品目)は使いこなすためにも必要でした。
クック膳は「煮る」「炊く」「蒸す」の調理なので、「焼き」とくにコゲがあった方が美味しい料理(魚の塩焼きとか玉子焼きなど)には向きません。ですが、あえて焼きがなくてもよい肉・魚料理なら、旨みを残して余分な油を落としてくれるのでヘルシーです。「鶏の照り焼き」などは、皮だけでもいけるほど絶品でした。
クック膳 MWC1
電子レンジ専用調理鍋。
計量カップ、レシピブック(27品目)付き
「クック膳」の感動レシピ―電子レンジで「簡単」「ヘルシー」「超おいしい」!
クック膳専用のレシピ本。付属の冊子では足りませんでした。百品目ちかく載っています。99品目(オードブル15品、酒の肴29品、メインディッシュ30品、ご飯・麺類18品、デザート7品)
「クック膳」のお弁当レシピ―電子レンジで「簡単」「ヘルシー」「冷めてもおいしい」!
お弁当を作る目的で、1つに1~数品目入れるかたちになっています。トータルで約120品目。今までのレシピと調味料を変えただけなダブっているものもあるけど、簡単なものも多く重宝している。和風のしょっぱい系の料理が多めで醤油の使用量が増えました。
▲「クック膳」レビューの全文
ふきだしクイズ1
漫画にちなんだクイズをしたいと思います。下のコマは某有名アニメの一場面です。Q.フキダシに適当なセリフを入れてください。素直に正解するか、笑点の大喜利ようにお題として答えてもかまいません。面白かったら文字入れします。
Q.巨大な蟲の大群が迫っています。
切り札の巨神兵の前で、蟲の大群に立ち向かう皇女が叫んだ言葉は?
A.「 」
金髪のプリンセス
小説「クシャナ戦記」
第1章 金髪のプリンセス
ところどころ光が射し込んでいるその部屋は、カーテンが閉まり薄暗かった。豪華な造りの部屋だが天井は低く、さほど広くはない。横に長い窓には、銀の刺繍が入ったドレスのようなカーテンが懸かっていた。カーテン越しにもれ入る強い日差しは部屋の奥、樫の木の書斎机の横に、金色に輝く人影を浮かび上がらせていた。
金色の光は動かず、眉間にシワをよせた不機嫌な顔で書類を眺めていた。人影は読み終わるとサインをし、ロウで印を押し、いくつかある書類箱に分け、また別の書類をひっぱり出すという作業をしていた。
金色に輝く髪、白磁の透ける肌、ラピス・ラズリの瞳、眉間にシワを寄せていなければ女神か?と思う美しさである。彼女は「クシャナ」、トルメキア王国の正当な後継者にして、この世界最後で唯一の大国の統治者の名になる。すでにドルク戦役から6年が経過していた。
「殿下、お茶をお持ちしました」
大きくはないが分厚い扉の向こうで、かしこまった子供の声がした。
「はいれ」
女神は口だけ動かし、書類を見つめたまま答える。
扉の外には2人の近衛兵が立ち、小さな体に大きなお盆を抱えた子供が目配せすると扉が開けられた。重く分厚く鉄板が入っている扉が音も無くスーっと開くところが高級な造りをうかがわせる。
毛足の長い絨毯を踏みしめ入ってきた子供は、部屋の半分を占める応接セットのテーブルに紅茶を広げはじめる。アールグレイのミルクティーに、切り分けられたアップルパイ、じきに部屋にはシナモンの香りが漂いはじめた。
「殿下、カーテンを開けてもよろしいでしょうか?」
「ああ」
またも気のない返事。
シシャーーーッ!勢いよくカーテンが開けられ、薄暗かった部屋はフラッシュが焚かれたように発光する。眉間のシワは目もとまで下り、うす目を開けるまでにゆっくり深呼吸をした。
「いい香りだ」そう呟くとクシャナは机から飛び立つように立ち上がり、数歩の動作ですべり込むようにテーブル前のソファに寝ころがった。すかさずアップルパイを口にほうり込み、ミルクティーをすする。眉間のシワはすっかり消え、金髪の女神は満面の笑みで口をモゴモゴさせている。
「殿下、それでは子供がおやつを食べているサマですよ」
そう言い放った子供は殿下が寝ころがるソファの対面に座った。そして自分用のティーカップに口をつける。
そう、この子供は従者ではない。飾りけの無い、白を基調とした丈の長い服を着ている。
切り分けたアップルパイをひとりで平らげた金髪の子供は、もの足りないらしく、対面で上品にミルクティーをすする子供を見つめる。
「シンラのアップルパイはいつもながらに美味いな・・・・・・うん?」
とてもとても国家を統治する者の交渉術ではない。が、本人も解っているのでテレがある。
「殿下、今日作った菓子はこれで仕舞いでございます」
声には出さず「あっそ」と口を動かすと、そのまま金髪の後ろに手を組みソファーに寝ころがる。シンラは窓の外にひろがる雲海を眩しそうに眺める。
「艦長の話だと、あと2時間ほどで王都トラスだそうです。なんとか日のあるうちに帰れますね」
目をつぶったまま、口元をゆるめた金髪の子供は何か思いついたらしい。うす目をあけ、窓の外の蒼空と白く拡がる雲の平原を確認すると
「すこし寝る」
そのままソファの背もたれに顔を隠してしまった。
シンラは西に傾いた太陽と青空と雲海をおしみつつカーテンをゆっくり閉める。ここは雲海の上をすべるように飛ぶコルベットの艦内、ドルク戦役以後に建造された純白の王家専用重コルベットの一室である。雲がなければ地上からは、蒼空に舞う白き大鷲にみえるらしく「白鷲」と親しまれている。
そして王都トラスでは「白鷲」に金髪の皇女が好んで乗ることから「金冠白鷲」と、多くの尊崇と僅かな侮蔑をもって呼ばれている。
コミスタで4コマ
前のブログで作った4コマ漫画。写真を取り込んだり、3D素材を使ったり、いろいろやりました。共通していることは下書き以降の作業を、全てコミックスタジオでやっていることです。つけペンを最後に持ったのは、もう前世紀のことなんですね。