ゲームシナリオのための戦闘・戦略事典

 創作のための戦闘・戦争資料集です。実際にあった兵の種類や個人の戦闘術・陣形を組む合戦から国家戦略まで、幅広い戦争の知識をもって『戦闘シーン』を描けるようにします。

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ゲームシナリオのための戦闘・戦略事典 ファンタジーに使える兵科・作戦・お約束110 (honto)

 第1~3章は兵の種類(兵科)の解説です。1章は「歩兵」でローマ重装歩兵~足軽など。2章は「騎兵」で騎馬民族~重装騎兵、竜騎兵など。

 3章は「架空兵科」で、ここだけ現実にないファンタジー特有の魔法戦士や竜騎士などです。リアルに見えるようバランスを整えます。


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世界歴代王朝・王名ハンドブック

 古代エジプトから現代にいたるまでの王国と、その歴代の君主の名前を一覧にした王名辞典です。

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世界歴代王朝・王名ハンドブック (honto)

 世界各地の主な王朝を約900あげて、その統治者6400人余りを掲載しています。第1~4章までは古代世界の(およそ中世以前に滅亡した)諸王国です。第5~9章は地域ごとになり、ヨーロッパ、イスラム、インド、アジア、アフリカの5つ、10章はインカ・アステカなどの新世界となります。

 データは、王国名・王朝名・王名(統治者名)-在位期間(統治期間)-世襲の血縁関係(息子・弟・甥・孫など)、あとあれば称号・尊称・あだ名(雷帝・肥満王・高慢公など)。そのほか、丁寧な注釈(読み方や細かい修正個所など)が必要な分だけ添えられています。


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ゲームシナリオのためのファンタジー物語事典

 ストーリー作りの元ネタとして使われてきた多くの名作(神話・伝説・古典的な作品・歴史上の有名人の伝記など)を、主役・悪役・脇役・テーマごとにまとめて分類したキャラクターストーリーのネタ帳です。

ゲームシナリオのためのファンタジー物語事典ゲームシナリオのためのファンタジー物語事典: 知っておきたい神話・古典・お約束110

 全部で110項目、6章構成になります。1項目は1作品の紹介です。簡単なあらすじと、創作において広く応用が効く、エッセンスともいえるアイデアを取り出して解説します。

 第1章と2章は、主人公についてです。1章は「主役の人物像」を取り上げます。主人公が持つ魅力的なキャラクター性・性格・能力、または欠点やコンプレックスについての考察です。

 2章は「主役の行動」について、主人公の目的や成長の過程、何をするべきか?物語の展開の仕方について考えます。特に主役は悲劇や間違った行いであっても、読者が納得できる行動をしなければなりません。


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クリエイターのためのファンタジー大事典

 空想して別世界を構築するファンタジー作品。その創作に必要な知識をテーマや神話・魔法など、要素ごとに事典形式で整理した創作ファンタジーのためのアイデア帳になります。

クリエイターのためのファンタジー大事典クリエイターのためのファンタジー大事典

 巻頭には、パンゲアを始め空想上の大陸・都市の地図、ヨーロッパの城の概略、ギリシア~銃の登場までの甲冑の進化、魔法アイテム満載の実験室のイラスト、旧約聖書から2010年までの主なファンタジー作品の年表がある。

 第1章「テーマ」は、異世界へ『行きて帰りし』が基本のファンタジー作品の目的となる、物語の核についてまとめた章。主題の選択に便利です。


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ゲームシナリオのためのファンタジー衣装事典

 中世末期~産業革命までの洋服と、平安~大正までの和服を、創作者向けに解説したファッション図鑑です。

ゲームシナリオのためのファンタジー衣装事典ゲームシナリオのためのファンタジー衣装事典 キャラクターに使える洋と和の伝統装束110

 前半がヨーロッパ、後半が日本編に分かれます。

 第1章「近世ヨーロッパ」は、ルネサンス(15世紀)~ロココの時代(18世紀半ば)で、各時代の貴族の流行や、農民・子供・娼婦までと幅広い階層の服装を紹介している。

 2章「近代ヨーロッパ」は、フランス革命(18世紀末)~産業革命普及後(20世紀初頭)までの帝国主義の時代です。ナポレオン時代とヴィクトリア朝の衣装が多い。


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中世ヨーロッパの武術

 中世ヨーロッパの武術(ロングソード、レイピア、レスリングなど)を武器ごとに「構え」「戦い方」「技」と調べられるヨーロッパ武術の大百科です。

中世ヨーロッパの武術中世ヨーロッパの武術

 中世・ルネッサンス期(1400~1650年頃)のヨーロッパ武術、記録に残る4つの流派を中心に、各種武器の戦闘法+格闘術21種類を紹介します。

 全672ページと、辞書か絵コンテ集並の分厚さがある。これ1冊で剣・盾・鎧のヨーロッパ世界の戦闘シーンを解説し尽くす勢いです。

 2部構成で、第1部(8~49ページ)は、ヨーロッパ武術の歴史(バイキングの時代から銃器の登場で消滅するまで)や、現存するフェシトビュッフ(武術の教本)の説明、そこに残るヨーロッパ武術の基本理念と、構え~攻撃~防御などのひと通りの知識、4つの流派(ドイツ・イタリア・イギリス・スペイン式武術)の紹介になります。

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中世ヨーロッパの城塞

 中世ヨーロッパの城と要塞について、写真と図面を多用して解説する。攻城戦の歴史資料になります。

中世ヨーロッパの城塞中世ヨーロッパの城塞: 攻防戦の舞台となった中世の城塞、要塞、および城壁都市

 まず、中世を5~15世紀の期間とし、5~10世紀を暗黒時代、10~15世紀を中世盛期に分けます。前半の暗黒時代はローマ帝国期の石造建築物に土と木材で補強した砦のようなもので、とにかく戦争に間に合わせるためのもの。

 後半の中世盛期になって、緩やかながら国家とか地方領主の支配がしっかりして人口も増え、技術を駆使した石造建築の城が要衝に築かれます。末期は大砲の登場で、だんだん城壁が低くなっていく。

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Warrior: A Visual History of the Fighting Man

 古代ギリシア・ローマ軍団から、現代のSAS(イギリス陸軍特殊部隊)まで、戦場における兵士の軍装をカラー写真で紹介する甲冑・軍服写真資料集です。洋書になります。

WarriorWarrior: A Visual History of the Fighting Man

 時代順に章立て、国・軍団・部隊ごとにまとめられ、甲冑・武装・軍服・携帯品の写真が多く掲載されている。時代背景や、大きな戦争、戦場などの解説テキストもみっしり詰まっています。英語テキストと写真の比率は半々といったところです。

 洋書だけどビジュアルが豊富で、当時のモノクロ写真、絵画や遺物を撮ったもの、そしておそらくはハリウッド映画などで、復元され撮影された写真を使っています。

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Weapon: A Visual History of Arms and Armor

 刀剣、拳銃、ライフルなど、手に持つ武器のカラー写真を年代・地域別に整理した武器資料集。洋書になります。

WeaponWeapon: A Visual History of Arms and Armor

 古代の石器(紀元前3千年)から、米海軍特殊部隊SEAL(2006年)までの5千年を網羅しています。年代ごとに5章に分かれて、主に欧米諸国と、それと戦った文明、インド・モンゴル・アフリカ・日本までと広範な地域になる。

 武器の種類は短剣・長剣・槍・弓・棍棒(鎚)・斧・拳銃・ライフル・マシンガンといったところ、楯・甲冑は1割ほどの掲載です。

 洋書なので英語ですが、武器データ(年代/国/重さ/長さ)や各部パーツの名前など、およそ図鑑形式なので解りやすい。それがなくとも鮮明なカラー写真だけで十分価値があります。

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魔導具事典

 古今東西の神話・民話・伝説から、創作作品に登場する物まで、610のマジックアイテムを紹介する事典です。

魔導具事典魔導具事典 (Truth In Fantasy事典シリーズ)

 610のマジックアイテムを50音順に並べた事典になります。1ページで2アイテムを紹介する。読み方/英語の綴り(分かるものだけ)/品物の種類/出典または出所の分類/地域といった情報と、イラスト1点付の解説という構成です。

 創作作品に登場するマジックアイテムは有名な物にとどめ、神話・民話・伝説からできるだけ収録している。な、ものだから『賢者の石』から『てるてる坊主』『四つ葉のクローバー』まであります。でも、その方がこれから創作のヒントやネタにするにはファジーになって便利かも知れない。また、巻末の索引が品目別/地域・出典別と充実しています。

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