日本のファッションカラー100

 戦後の流行色を100パターン挙げて、時代ごとにどんなファッションが流行り、それらがどう変化して来たのかをまとめたファッションカラーの年表です。

日本のファッションカラー100日本のファッションカラー100 流行色とファッショントレンド 1945-2013(amazon)

日本のファッションカラー100 流行色とファッショントレンド1945−2013 (honto)

 1945年の終戦直後から2013年までを8つの時代に分けています。さらに1つのキーワードで括れるファッションのカラーセットを100パターン挙げて、その特徴や時代背景をまとめています。


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ファッション・インスピレーション

 有名人のファッション~民族衣装までの写真約450点から、時代を越えて共通するスタイルを観て取って、インスピレーションが湧いてくる写真集。

ファッション・インスピレーションファッション・インスピレーション

 長年、ファッション誌の編集者をしてきた著者がファッション・デザインの視点から、新しいイメージをひらめいたり、着想が得られる写真をピックアップした。ファッションデザインのためのスタイルブックです。

 模様や柄、スタイルによって13章に分類される。「チェック柄」「デニム・ジーンズ生地」「水玉とストライプ」「民族衣装」「水着」「毛皮」「花柄」「オールインワン(上下一つのツナギ?)」「スーツ」「フリルとレース」「ラメ入り・光る素材」「アクセサリー(帽子・メガネ・かぶり物・ヘアスタイル・靴)」「アニマル柄」

 各写真にはキャプションとして、年代、人物名(セレブリティーなら)、時代背景の解説が付きます。


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100年前の写真で見る 世界の民族衣装

 ナショナルジオグラフィック誌のアーカイブから、100年前に撮影された民族衣装の写真をピックアップし厳選編集した、民族衣装をふだん着とした人々の写真集になります。

100年前の写真で見る世界の民族衣装100年前の写真で見る 世界の民族衣装

 米国で1888年に創刊されたナショナルジオグラフィックは、いち早く写真を誌面にふんだんに掲載した雑誌です。記者を世界各地に派遣して、社会や人々の様子を記録しました。その膨大なアーカイブから1900~1930年代前半までに撮影された、その土地々の民族衣装が写った212点を収録しています。

 全部で6章あり、第1章「日々の暮らしのなかの服装」は、民族衣装を普段着として着こなした日常写真です。最もページ数が多い章となる。

 2章「家族の肖像、同郷の絆」は、家族や同じ職場の人達との集合写真。3章「特別な日の特別なよそおい」は、お祭りや結婚式などの記念写真。4章「アッパークラスのよそおい」は、お金持ちや大臣などの地位の高い上流階級の人々の写真になります。コラムはロイヤルファミリーです。

 5章「子どもの姿」は、子供たちの写真で、大人のお下がり的な服もあれば、未成年・未婚を示す模様や魔除けの装飾の入った民族衣装もある。6章「学び舎の若者たち」は、学生・学校の写真です。まだヨーロッパ式の学校教育が普及し始めたばかりで、とりあえず服装を揃えた感じ。コラムは軍や警察の集団組織の制服です。


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図解ですべてわかる世界の装飾デザイン見本帳

 建物の室内・内装に関わる装飾デザインについて、建築様式や柱・ドア・家具など、パーツ毎に整理したカタログです。建築デザインのための参考書となります。

図解ですべてわかる世界の装飾デザイン見本帳図解ですべてわかる 世界の装飾デザイン見本帳

 まずは建築様式の歴史。古代エジプトに始まり~西洋の地中海沿岸諸国と、中国(殷・周~明・清時代)の室内装飾史を解説する。著者メンバーが中国系とあって、西洋装飾だけでなく中華模様も網羅しているのが特徴です。

 以降は、建物ごと(レストラン、ホテル、公共施設など)、部屋ごと(キッチン、書斎、会議室など)、設備ごと(シャンデリア、室内庭園、ドアや窓、階段など)、家具・備品(学校の備品やオフィス家具、トイレやバスタブ)、さらに天井・壁・床の材質、空調設備にいたるまで、室内のあらゆる設備を丸ごと図説しています。


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図解 貴婦人のドレスデザイン1730~1930年

 イギリス黄金期のドレスデザインを中心に、女性の衣服・装飾品を線画イラストで記録した図解資料集です。

図解貴婦人のドレスデザイン1730-1930年図解 貴婦人のドレスデザイン 1730~1930年: スタイル・寸法・色・柄・素材まで

 1730-1930年までの期間はイギリスが大英帝国として広大な植民地を有し「太陽の没するところのない」帝国と呼ばれました。その中でも文化的に絶頂となる黄金期がヴィクトリア朝時代です。それは上流~中間階級の女性、子供、果ては人形までドレスアップする豊かな時代、その200年間の流行(ファッション)の変遷を追います。

 本書は1730-1930年の期間を5章に区切り、さらに細かく年代順に一つ一つのドレスをスケッチした図で解説していく。これはイギリス各地に現存するコレクター所蔵のドレスを著者が模様や寸法を詳細に記録した服飾資料です。研究家らしく、生地の裏・内側の構造や着衣の状態、細かな装飾品にいたるまで事細かに記しています。


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ヨーロッパの民族衣装 衣装ビジュアル資料

 ヨーロッパ26ヶ国100都市以上の伝統衣装をまとった祭りやカーニバルで、実際に着ている写真を中心に収録した民族衣装の写真資料集になります。

ヨーロッパの民族衣装ヨーロッパの民族衣装 (衣装ビジュアル資料)

 巻頭にヨーロッパ地図があり、北はグリーンランド・北欧3ヶ国、南はギリシャ・イタリア、東はルーマニア、西はスペイン・ポルトガルの範囲で26ヶ国。若干の空白地はありますが、ヨーロッパ全域を渡り歩いて収集された民族衣装の写真集です。

 項目は、国・民族ごと、次に都市・地域・街道ごとにまとまって紹介している。各写真には30年間に渡って世界の祭り・民族衣装を撮影した写真家による薀蓄のある説明文が付きます。衣装は400種以上、写真約700点にて解説。


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ミュシャ装飾デザイン集

 アール・ヌーヴォーの巨匠「アルフォンス・ミュシャ」が、学生・デザイナー・イラストレーター向けに刊行したデザイン・ハンドブック2冊(装飾資料集、装飾人物集)を完全収録しています。

ミュシャ装飾デザイン集ミュシャ装飾デザイン集 『装飾資料集』『装飾人物集』

 第1章は「装飾資料集」です。ミュシャが42歳の時に、私塾でデザインを教えていたが間に合わず、学生・デザイナー・イラストレーターのリクエストに応えて出版したもの。1902年刊行、図版ページ72点。

 第2章は「装飾人物集」です。「装飾資料集」の好評に応え3年後の1905年に刊行、図版ページ40点。10代の少年少女・20代とおぼしき若い娘の人物画のみで構成され、女性像をテーマにした人物デザイン集になります。

 第3章「ミュシャと商業デザイン」は、ミュシャが手がけた挿絵、雑誌の表紙、パッケージデザイン、絵葉書、チェコの紙幣、切手、クラフトデザインなど。


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2,286 TRADITIONAL STENCIL DESIGNS

 伝統的なステンシルのデザイン画(2286点)を収録したカタログ集。洋書になります。

2,286TRADITIONALSTENCILDESIGNS2,286 Traditional Stencil Designs (Dover Pictorial Archive)(amazon)

 ステンシルとは型染めのこと。絵や文字の形に切り抜いた型紙の上から、刷毛で絵の具を塗り込む技法です。そのデザイン画をみっしり詰め込んだカタログになります。

 数個から数十個のデザイン画を1つの図版としてNo.1~260まである。草花をモチーフにした装飾、十字架や動物をマークにしたもの、モザイクや風景画など、なんでもあります。

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Traditional Ironwork Designs

 ヨーロッパの伝統的な鉄製品のデザイン画集。洋書になります。

TraditionalIronworkDesignsTraditional Ironwork Designs (Dover Pictorial Archive)(amazon)

 ドイツの装飾的な鉄製品に使う図案、約270点あまりを収録したデザイン画集。鉄製の窓枠や門、柵、階段の手すり、看板、ランプ台、風見鶏などにまとめられています。

 全96ページ(白ページも含めて)、洋書らしいカバーのないペーパーバックです。図版のページに文字はなく、A4より少し幅があって見やすい大判になっている。

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世界の衣装

 世界各地に伝わる民族衣装を綴った、手のひらサイズの写真集です。

世界の衣装世界の衣装

 世界を6つのエリア(ヨーロッパ・ロシア・アフリカ・アジア・オセアニア・アメリカ大陸)に別けて、61ヵ国164点の衣装写真を収録。

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