世界の民族衣装文化図鑑 1 中東・ヨーロッパ・アジア編

 世界の民族衣装を人類学的に地域分けして、歴史・気候などを交えての解説する民族衣装図鑑です。

世界の民族衣装文化図鑑1中東ヨーロッパアジア編世界の民族衣装文化図鑑〈1〉中東・ヨーロッパ・アジア編

 民族衣装を人類学の立場から、歴史・文化の背景、気候・自然環境を踏まえて32地域に色分けして1巻・2巻に分割して掲載しています。1巻は中東・ヨーロッパ・アジア全域です。地図上はユーラシア大陸に日本・東南アジア諸島・アラビア半島・エジプトを加えた範囲になる。

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服飾図鑑 改訂版

 現代の多種多様になった衣服・アクセサリーのファッション用語を、イラストで視覚的に分類したファッション図鑑。

服飾図鑑改訂版服飾図鑑 改訂版

 4章に分かれていて、計2050のファッション用語をイラストで形として解るように紹介している。用語は全て英語の対訳付きです。

 『アイテム』はブラウス・シャツ・スカートといった単品のファッションアイテムで13種類。『ディテール』は襟や袖、ポケットといった衣服細部で6種類。『スポーツウェア』は競技ごとの用具も含めたコスチュームで21種類。『アクセサリー』は帽子・ネクタイ・靴・バッグ・宝飾品など身に着ける物で12種類。

 それぞれの種類を、長さや形状などの微妙な違いで細分化している。これをカタカナ用語だけで説明されても、さっぱりワカラナイでしょう。イラストで分類してくれて有難いです。ともかく『パンツ』は丈の長さで細かく種類が決まっているから『ズボン』と言い続けているのはダメなのが解りました。

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西洋の装飾素材DVD‐ROM

 ヨーロッパのアンティークな装飾素材集。特にワンポイントのイラストや、マークになる様なアンティークモチーフを詰め込んだデジタル素材集です。

西洋の装飾素材西洋の装飾素材DVD‐ROM

 メインはDVD-ROMに収録された約2GBのデジタル素材集。プロ用のIllustratorEPS形式(約1GB)、Wordや多くのグラフィックソフトで使えるJPEG(約800MB、350dpi)・PNG(約180MB、349dpi)で収録されています。手描きっぽい、かすれのかかった銅版画調を再現するためか、解像度が高いです。

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西洋コスチューム大全 普及版

 約4千年にわたる西洋の服飾史を、ビジュアル的にわかりやすくまとめています。1994年発行の「西洋コスチューム大全」の廉価版です。

西洋コスチューム大全普及版西洋コスチューム大全 古代エジプトから20世紀のファッションまで[普及版]

 紀元前2千年の古代エジプトから、1980年のイタリア・イギリスの女性服まで、年代順に国・文明別で掲載している。色・デザインが判りやすいイラストが1000点以上あります。イラスト集の図版と、身分・職業・ファッションの解説をするページと交互になった構成です。

 これは学術的な研究書ではありません。難しい専門用語は簡単なモノに統一し、特定の組織や民族に由来するデザインの衣装は省いています。あくまで視覚的に衣装デザインを拾えるようにと、まとめた資料です。

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ザ・ストリートスタイル

 若者の間で生まれるストリート・ファッション。そのスピリットや社会的背景を年代別に、イラストを添えて解説する。

ザ・ストリートスタイルザ・ストリートスタイル

 よくある服飾の歴史とは違っていて、フランス革命以降の欧米ファッションの系譜です。特に産業革命による大量生産、映画・音楽メディアを巻き込んだ大量消費の大衆ファッション。その大元となるストリート・ファッション誕生の時代背景が詳しく年代ごとに書かれています。

 フランス革命後もしばらく続いた貴族のオートクチュールから始まる。産業革命が浸透して、アメリカが台頭する頃、上流階級から映画・音楽にのって中産階級にファッションが拡がっていきます。第二次大戦以降になるとストリート・ファッションの出自や背景よりも、デザインが先行して消費されていくようになる。それに伴って数年単位で新しいファッションが出ては消えていく。古い本だけどテクノもボディコンも、もう歴史になっている。

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装飾活字

 活版印刷時代に発達した装飾活字をデジタル素材にして収録。上下左右どう組み合わせても美しく飾れるようにデザインされた装飾パーツ集です。

装飾活字装飾活字アンティークフレーム&パーツ素材集 IllustratorEPS&JPEGデータ収録

 活版印刷(金属のハンコみたいな字型で印刷する)の文字・数字以外の、装飾用字型が装飾活字になります。15世紀からヨーロッパの書物で使われ始め、草花の図案をかたどっている。上下左右どう組み合わせても美しくまとまるようにデザインされています。細かくパーツ化されていて罫線や枠線、壁紙のような模様まで容易に組むことができる。

 デジタルデータはCD-ROMにEPS形式のアウトラインデータ(Illustrator8.0以上に対応)と、JPEG形式のピクセルデータ(解像度200dpi)を黒1色のみで約250種類を収録。罫線などにするシンプルパーツ、枠線を飾るコーナーパーツ、紙面全体を豪華に飾るグレートワークス、敷き詰めるパターンパーツがあります。

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世界装飾図2 マールカラー文庫19

 世界各地の装飾図・パターンデザインをカラーイラストで収録した文庫サイズの資料集。

世界装飾図2世界装飾図2 (マールカラー文庫 19)

 マールカラー文庫2「世界装飾図」の続編です。ヨーロッパを中心にアジア、北アフリカ地域の装飾デザインを工芸品(彫刻、絵画、金銀・宝石細工、織物、モザイク・タイル、写本装飾、ステンドグラス、陶器など)から収録しています。前巻に収まらなかった図版で編集したので、ヨーロッパ以外の中国・日本・インド・エジプト・アラブといった地域が多めになっている。

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ヨーロピアン素材CD-ROM

 ヨーロッパ風の壁紙・絨毯の模様、飾り文字、マークなどのデジタル素材集。

ヨーロピアン素材CD-ROMヨーロピアン素材CD‐ROM―EPSアウトライン・スウォッチ・JPEG・PNGデータ収録

 CD-ROMにプロ向けのEPSアウトライン・スウォッチデータ(Illustrator8.0以上に対応)と汎用性の高い JPEG・PNGデータ(解像度200dpi)を、白黒とカラーでそれぞれ収録。種類はアルファベットの飾り文字(9セット)、壁紙などに敷き詰める柄パターン、枠線などを飾れるフレーム、飾り罫のボーダー、ワンポイントに使えるマークのアイコンとなります。

 書籍の方は、前40ページほどがAdobe Illustrator・Photoshop、Microsoft Wordでの使い方や加工の仕方につての解説で、後のページは収録素材を一覧するのに使っている。あと、最初に使用許諾について個別具体的に示しています。常識的な使い方なら商用利用も問題ない範囲かと思う。

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19世紀の工芸美術2 マールカラー文庫6

 ロンドン万博(1862年)に出品された工芸品を紹介する文庫サイズのイラスト集2(織物、家具、壁紙等)。

19世紀の工芸美術219世紀の工芸美術2 (マールカラー文庫 6)

 イギリスで開催された第3回ロンドン万国博覧会(1862年)に出品された工芸品をリトグラフ(石版印刷による版画)でまとめた豪華本を文庫本2冊に収めたのが、この「19世紀の工芸美術」です。

 2は家具・敷物などの大型な品物や展示品で(織物、壁紙、キャビネット、サイドボード、ピアノ、テーブル、カーペット、ステンドグラス、タイル、門など)になります。

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19世紀の工芸美術1 マールカラー文庫5

 ロンドン万博(1862年)に出品された工芸品を紹介する文庫サイズのイラスト集1(宝石、陶磁器、ガラス器等)。

19世紀の工芸美術119世紀の工芸美術1 (マールカラー文庫 5)

 産業革命で『世界の工場』となり、繁栄の絶頂にあった大英帝国で開催された第3回ロンドン万国博覧会(1862年)。そこに出品された1000点以上の工芸美術品から300点を選んでリトグラフ(石版印刷による版画)でまとめられた全3巻(総重量25.1kg)の豪華本が、ヴィクトリア女王陛下の勅命でつくられました。その原著図版の3分の2を文庫本2冊に収めたのが、この「19世紀の工芸美術」になります。

 1は中・小物の工芸美術品(宝石、陶磁器、ガラス器、金属細工、ブックカバー、時計、鍵、ハサミ、武器など)です。

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