19世紀の工芸美術1 マールカラー文庫5
ロンドン万博(1862年)に出品された工芸品を紹介する文庫サイズのイラスト集1(宝石、陶磁器、ガラス器等)。
産業革命で『世界の工場』となり、繁栄の絶頂にあった大英帝国で開催された第3回ロンドン万国博覧会(1862年)。そこに出品された1000点以上の工芸美術品から300点を選んでリトグラフ(石版印刷による版画)でまとめられた全3巻(総重量25.1kg)の豪華本が、ヴィクトリア女王陛下の勅命でつくられました。その原著図版の3分の2を文庫本2冊に収めたのが、この「19世紀の工芸美術」になります。
1は中・小物の工芸美術品(宝石、陶磁器、ガラス器、金属細工、ブックカバー、時計、鍵、ハサミ、武器など)です。
細密なリトグラフで文庫本サイズでも細かさがよく判ります。柔らかな色合いでこれはこれで美しいですが、やはり宝石、ガラス、金銀細工の光りモノの質感は違うんだろうな。
ISBN-13: 9784837320050
▼目次(19世紀の工芸美術Ⅰ マールカラー文庫5)
最も仁慈深きヴィクトリア女王陛下に p.2
はじめに p.4
もくじ p.8
宝石細工 p.10
ブックカバー・アルバム p.22
時計等 p.37
鍵・はさみ p.48
武 器 p.52
装飾品(漆・革ほか) p.70
ガラス器 p.85
金属細工 p.106
陶磁器 p.129
奥付 p.160
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