世界の名景ベスト50 保存版
世界各地の名所から、美しい風景を選びベスト50として紹介しています。
絵葉書になるような美しい写真ばかりです。知られている観光名所が多いのですが、霧がかかっていたり、夕陽に染まっていたりと、違った風景が見られる。構図も落ち着いていて飾っておきたくなります。
あまりに有名な風景が多く、アニメのシーンなどで見たことがある。それだけにイラストの背景資料になるかと思います。もう少し写真の数が1冊にまとまっていると良かった。
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日本の森大百科 森林の写真集
日本各地の森を網羅した森林の写真集。世界遺産の屋久島・白神山地から身近な雑木林まで650点の写真を収録。
大判で写真も多いですが、森の百科事典として解説もしっかりしています。第1章は人里に近い森、人工林。第2章は野生の森で、ブナの原生林から亜熱帯・森林限界など。第3章は森の生態、草木が森になり、どう風景を作るか。第4章、北は北海道阿寒湖周辺から南は沖縄八重山諸島まで、日本全国17ヶ所の有名な森を紹介。第5章は森林ウォッチングの知識や日本の森林資料を掲載。
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THE PLANETS 太陽系惑星
1990年以降に続々と打ち上げられた惑星探査機。そこから送られてくる最新画像を元に構成された太陽系惑星の写真集。
1977年にボイジャー計画で2機の惑星探査機が打ち上げられた時期を第1として、今は第2の惑星探査機ラッシュになります。マゼラン、カッシーニ、マーズ・パスファインダー、ヴィーナス・エクスプレスといった探査機による惑星の最新画像を大図版で載せている。
太陽系の天体情報を一望できるのが良いです。例えば大きさ順でいくと、太陽(直径140万km)、木星142984、土星120536、天王星51118、海王星49532、地球12756、金星12104、火星6780、ガニメデ5262、タイタン5150、水星4875、カリスト4821、イオ3643、月3476、エウロパ3122、トリトン2707、エリス2400、冥王星2304…まともに地面があるのが地球からで、重力は金星で0.9、火星0.38、水星0.38、月0.16、冥王星以下になるとよほど密度が高くないと着陸して歩くのも大変。
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写真集 銀河
宇宙に浮かぶ天文台「ハッブル宇宙望遠鏡」がとらえた『銀河』の写真集。
銀河―宇宙に浮かぶ不思議な天体 ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた驚きの宇宙
1990年、ハッブル宇宙望遠鏡はスペースシャトル「ディスカバリー号」によって打ち上げられ、地上600キロの軌道上に設置された。チャレンジャー号の爆発事故により計画は4年遅れていた。その後も、設計ミスで予定の性能が出なかったり、観測機器・太陽電池パネルの交換など苦労して運用されている。しかし、それらのトラブルが些末なことに感じられるほど大きな成果を上げている。
大気の影響を受けない宇宙空間に設置された望遠鏡は、恐ろしくクリアーで美しい星々の写真を提供してくれる。それはもう素人が観ても判り、星座図鑑ではなく一般向けに写真集が出せるほどです。
▲写真集 銀河の全文
植物カット集2 木
木のペン画が詰め込まれているカット集です。
「建物カット集」に続くジム・ハーターのペン画のカット集で、木、草、果実、野菜などのカットが数多く掲載されています。細密画のようなペン線画で埋め尽くされた内容で150ページほどになる。営利目的でなければトレースやコピーして貼り付けたり、ホームページなどの素材に加工して使えます。
▲植物カット集2 木の全文
樹皮ハンドブック
樹皮だけで木を見分けるためのハンドブックです。COMiCS・DRAWiNG NO.02(15ページ)で、幸村 誠「ヴィンランド・サガ」の資料に使っているとのことで興味を持ちました。
手に持ちやすいサイズで、必要なことしか載っていない実用的なハンドブックになります。樹皮は成長するにしたがって変化するので、正確に樹皮だけを見て全ての木を判別することは難しいそうです。でも、一般的に生えている木なら、おおよそ判別できる。
逆に歴史物などで舞台が決まっている地域なら、生えている木、生えていない木があるわけで、森ひとつ描くにしても風景が変わってしまう。プロだとそこまで調べるのかと感心しました。
■樹皮の図鑑「樹皮ハンドブック」の内容紹介(樹木鑑定サイト「このきなんのき」)
▲樹皮ハンドブックの全文
シンフォニー 水・風・森
長野で生まれ育ったカメラマンが撮りためた「信州の自然」をテーマにした写真集。
信州の自然を「山・川・森・湖・空」といったテーマ毎に分け、写真を一覧に並べた風景写真集。結果、1つのテーマでいくつもの写真が選べる、背景資料にピッタリな構成になっています。
1カットが小さめな感じもしますが、取り込んで漫画背景の下描きにしたり、イラストの参考資料にするぶんには十分です。ただ、長野だけに「海」の写真がないのが玉に瑕。
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空の模様:雲の写真集
こんな形の雲もあるんだ、と思うほど、いろいろな表情を見せる雲の写真集です。
22cmx26.5cm 104ページ
雲なんてただの水蒸気の塊なんだから~とも思いますが、それが画面のメインになったとき、そう適当な描き方も出来ない。想像は不自然さを作ることはできても、自然を創ることはできません。やっぱり写真に頼るしかなさそうです。
■空の模様(PIEBOOKS)
■HABU'S PHOTO GALLERY(HABU公式HP)>空の模様(Gallery)
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空へ:空の写真集
青い空に向かって吸い込まれるような写真集です。
25cmx26cm 96ページ
外国にまで行って空の写真を撮っている、でも、美しい。自分が住んでいる場所でも、空にカメラを向けたくなるような瞬間があるけど、なかなか写真に収めることができない。背景資料が溜まらない。やっぱり参考資料にするなら「餅は餅屋」ということです。
■空へ(PIEBOOKS)
■HABU'S PHOTO GALLERY(HABU公式HP)>空へ(Gallery)
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空のどうぶつえん:雲の写真集
おそらに浮かんでいる雲を撮っているだけなんですが、なんか癒やされます。
20cmx15cm オールカラー96ページ
A5サイズで写真集にしては小さめです。いろいろな形の雲がコントラスト高めの写真で載っていて、空の雲の背景資料として参考になるかと思う。
■Tatsuya Tanaka Website(田中達也公式ページ)