THE PLANETS 太陽系惑星
1990年以降に続々と打ち上げられた惑星探査機。そこから送られてくる最新画像を元に構成された太陽系惑星の写真集。
1977年にボイジャー計画で2機の惑星探査機が打ち上げられた時期を第1として、今は第2の惑星探査機ラッシュになります。マゼラン、カッシーニ、マーズ・パスファインダー、ヴィーナス・エクスプレスといった探査機による惑星の最新画像を大図版で載せている。
太陽系の天体情報を一望できるのが良いです。例えば大きさ順でいくと、太陽(直径140万km)、木星142984、土星120536、天王星51118、海王星49532、地球12756、金星12104、火星6780、ガニメデ5262、タイタン5150、水星4875、カリスト4821、イオ3643、月3476、エウロパ3122、トリトン2707、エリス2400、冥王星2304…まともに地面があるのが地球からで、重力は金星で0.9、火星0.38、水星0.38、月0.16、冥王星以下になるとよほど密度が高くないと着陸して歩くのも大変。
漫画などの作品設定で、惑星(天体)改造して大気があることにしても月より大きくないとリアリティがでない。まして重力制御がないと金星しか普通に生活できない、でも自転周期が地球の243日分。すでに使用されているのが、ヴイナス戦記の金星、ARIAの火星、カウボーイビバップのガニメデ、トップをねらえ!2のタイタン変動重力源と、ちょっと考えるだけで結構あります。
↑火星の衛星フォボスとダイモス ARIA9巻で火星のお月見の話がある
▼目次(太陽系惑星 最新画像のすべて)
もくじ p.4
明かされる太陽系の姿 p.6
太陽 p.14
粒状斑 p.16
驚くべき姿 p.17
静なる太陽 p.18
動なる太陽 p.19
プロミネンス p.20
スピキュール p.21
通常の黒点 p.22
特殊な黒点 p.23
コロナ質量放出 p.24
太陽フレア p.25
水星 p.26
半分の水星 p.28
カロリス盆地 p.29
金星 p.30
経度0度の金星 p.32
経度90度の金星 p.33
経度180度の金星 p.34
経度270度の金星 p.35
アイストラ地域 p.36
シフ山とグラ山 p.38
マート山 p.39
サパス山 p.40
パンケーキドーム p.41
アラクノイド p.42
ラトナ・コロナとダリ・カズマ p.43
パンケーキドーム p.44
ダニロヴァとハウとアグラオニス p.46
ディキンソン・クレーター p.47
地球 p.48
雲ひとつない地球 p.50
ヒマラヤ山脈 p.52
アトラス山脈 p.54
デスヴァレー p.56
ルクサール・パンパ p.57
アマゾン熱帯雨林 p.58
べーリング海峡 p.60
パタゴニア氷原 p.61
バード氷河 p.62
グラン・デルグ・オリエンタル砂漠 p.64
ルブアルハリ砂漠 p.65
チークシュルーブ・クレーター p.66
シューメーカー・クレーター p.67
雲の道 p.68
ハリケーン・イザベル p.69
宇宙から見たオーロラ p.70
月 p.72
北極域 p.74
北極域の鉱物分布図 p.75
月の裏側 p.76
南極エイトケン盆地 p.77
月の地平線から昇る地球 p.78
コペルニクスとエラトステネス p.79
静かの海 p.80
宇宙飛行士の足跡 p.81
ショーティー・クレーター p.82
タウルス・リトロー p.84
アリアデウス谷 p.86
ハドリー谷 p.87
火星 p.88
マリネリス半球 p.90
スキアパレリ半球 p.91
ケルベロス半球 p.92
大シルティス半球 p.93
メリディアニ平原 p.94
グセフ・クレーター p.96
コロンビア・ヒル p.98
グセフ・クレーター p.100
エンデュランス・クレーター p.102
オリンポス山 p.104
オリンポス山のカルデラ p.105
ヘカテス・トロス p.106
アルボル・トロス p.107
プレゲトーン連鎖クレーター p.108
パヴォニス山の細流 p.109
マリネリス峡谷 p.110
コプラテス谷 p.112
オフィル谷 p.113
クリセ平原 p.114
ナネディ峡谷 p.115
北極 p.116
南極 p.117
極地域の層構造 p.118
砂時計型クレーター p.119
氷のクレーター p.120
群氷 p.121
ヘラス盆地 p.122
ガレ・クレーター p.123
蝶型クレーター p.124
ニコルソン・クレーター p.125
火星のヤルダン p.126
ダスト・デヴィルの通過跡 p.127
2001年のダスト・ストーム発生前 p.128
2001年のダスト・ストーム発生中 p.129
フォボス p.130
ダイモス p.131
小惑星 p.132
433エロス p.134
433エロス「サドル」 p.135
243イダ p.136
4ヴェスタ p.137
253マティルド p.138
951ガスプラ p.139
木星 p.140
カッシーニがとらえた姿 p.142
大赤斑 p.144
雲と嵐 p.145
赤外線画像で見る木星 p.146
ベルトとゾーン p.147
木星の環 p.148
木星のオーロラ p.149
彗星のつけた傷跡 p.150
イオと木星 p.151
イオ p.152
イオ(硫黄の噴出) p.153
エウロパ p.154
エウロパ{斑点と畝(うね)} p.155
エウロパ(ダブルリッジ) p.156
エウロパ(コナマラ・カオス) p.157
ガニメデ p.158
ガニメデ(アルベラ・スルクス) p.159
カリスト p.160
カリスト(ヴァルハラ盆地) p.161
土星 p.162
雲のベルト p.164
ドラゴン・ストーム p.165
主要な環 p.166
環の影 p.168
真横から見る環 p.169
傾く環 p.170
オーロラ p.171
プロメテウス p.172
パンドラ p.173
エピメテウス p.174
ミマス p.175
ミマス(ミマスと環の影) p.176
ミマス(A環の上のミマス) p.177
エンケラドゥス p.178
テレスト p.179
テティス p.180
テティス(イサカ・カズマ) p.181
ディオネ p.182
ディオネ(線状構造) p.183
レア p.184
ディオネ、テティス、パンドラ p.185
タイタン p.186
タイタン(霞) p.187
タイタン(素顔のタイタン) p.188
タイタン(グアボニート) p.189
タイタンの表面 p.190
ヒペリオン p.191
イアペトゥス p.192
フェーベ p.193
天王星 p.194
活発な天王星 p.196
ミランダ p.197
アリエル p.198
ウンブリエル p.199
ティタニア p.200
オベロン p.201
海王星 p.202
大暗斑とスクーター p.204
嵐と帯状の雲 p.205
霞 p.206
高層雲 p.207
トリトン p.208
トリトン(氷の間欠泉) p.209
氷の天体群 p.210
冥王星 p.212
エリス p.213
クワオアー p.214
セドナ p.215
テンペル第1彗星 p.216
ハレー彗星 p.217
ニート彗星 p.218
リニア彗星 p.219
用語解説 p.220
索引 p.222
画像所蔵先/奥付 p.224
ちなみにカイパーベルト天体からオールトの雲天体は氷が主成分なので資源としては期待できないと思います。そんな所まで行かなくても火星と木星の中間領域の小惑星帯、いわゆるアステロイドベルトの小天体の方が金属成分を豊富に含む物も多いので、いい資源になると思います。ガンダムでもルナツーやア・バオア・クーは資源採掘のためにアステロイドベルトから引っ張ってきた小惑星だよね。
ニート彗星?
どうも、ろーりーです。
太陽系を構成する全質量のうち、実に99.9%までを太陽本体が占めているという。その他というのは、残り0.1%を割り振って出来ているのだとか。
しかもその残り0.1%のうち半分は木星で占められており、土星以下はさらに残り0.05%の割り振りだとか。
地球って、ちっぽけなものですねぇ・・・。
よく見つけました。あるんですよニート彗星。
全質量って外側にある小惑星帯は含まれないんだよね?
ここまで行ければ資源に困ることはなくなるのかもな。