日本の洋館 第5巻 昭和篇1
洋館の写真集。昭和の戦前に建てられた西洋風建築の邸宅(18)を紹介しています。
とりあえず日本屋敷の敷地に『西洋館』を建てた、みたいな時期は終わり、洗練されてくる。内装も金属・ガラスが増え、より精巧な細工になる。館の主の好みもはっきりして、チューダーやアール・デコに統一したり、やっぱり和室多めの邸宅にしたりする。
▲日本の洋館 第5巻 昭和篇1の全文
日本の洋館 第4巻 大正篇2
洋館の写真集。大正期に建てられた西洋風建築の邸宅(12)を紹介しています。
日本の上流階級の家としてみると、宮殿のようなお屋敷は少なく、家族と数人の使用人が住む邸宅がほとんど。庭まで西洋風の庭園にしているところは・・・鳩山家か。洋館は主人の趣味がもろに反映するけど、鳩のマークといい、色使い・内装といい鳩山家はなんか納得してしまう。キャラそのままです。
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日本の洋館 第3巻 大正篇1
洋館の写真集。大正期に建てられた西洋風建築の邸宅(12)を紹介しています。
明治篇は政府の役人・政治家や宮家などの貴族がいたけど、大正になると企業家が多くなる。期間も14年で、全国あちこちに建ったのだから、日本が発展していったことが伺える。それにしても外見はしっかり西洋建築の建物でも、どこかに畳を敷き詰めた和室があるところが『洋館』らしい。
▲日本の洋館 第3巻 大正篇1の全文
日本の洋館 第2巻 明治篇2
洋館の写真集。明治期に建てられた西洋風建築の邸宅(12)を紹介しています。
麻生家があります。4巻には鳩山家もあります。それぞれ大邸宅です。こんなお屋敷に生まれ育った人に庶民性を期待してカップラーメンの値段を聞いちゃいけないと思います。お金持ちが政治をやるのか、政治家だから金持ちになるのかはともかく、政治とお金の関係は明治時代からなんですね。
▲日本の洋館 第2巻 明治篇2の全文
日本の名景 町並
日本各地の美しい風景を巡る写真集シリーズ「町並み」編です。
日本の伝統的な古い町並み97か所を掲載。その内64か所は国の重要伝統的建造物群保存地区(2005年当時)になります。
豪雪地域の茅葺き屋根、珊瑚石灰岩の石垣、近代化で造られたレンガの建物など、その土地の気候・発展の歴史によって多様に形成された町並みです。その景色は想像だけで描くことのできない、いろいろな情報を持っている。
▲日本の名景 町並の全文
日本の洋館 第1巻 明治篇1
洋館の写真集。明治期に建てられた西洋風建築の邸宅(13)を紹介しています。
山県有朋や紀州の徳川家、三井財閥といった全国的に有名な家もあるけど、基本的に当時の金持ちの邸宅です。洋館といってもイギリス・フランス・ドイツ風の物もあれば、建築家・材料から輸入した本格的な建物から日本家屋を趣味的に改装したものまであって分類はできなさそう。やはり『洋館』で括るしかないようだ。
▲日本の洋館 第1巻 明治篇1の全文
背景カタログCD-ROM 1.住宅路上編
漫画の作画資料といえばマール社のポーズカタログや背景カタログなどが有名ですが、このたびデジコミに対応したデジタル素材集として「背景カタログCD-ROM」がシリーズで発売されます。
カラーの背景写真と、それをトレースした線画で構成されています。線画は解像度600dpiのフォトショップ形式(PSD)とJPEGで、加工しやすいようパーツごとレイヤーになっています。ベタやトーンの貼り方、デジタルで反転したり合成したり加工すれば、オリジナルとかわらない仕上がりになるかと思います。
■背景カタログCD-ROM1住宅路上編(マール社)