学校では教えてくれない風景スケッチの法則
アニメーション背景美術のノウハウを使った風景画の描き方。小学校でよく使うガッシュ(不透明水彩絵の具)による描き方で、初心者にも解りやすい丁寧な解説です。
学校では教えてくれない風景スケッチの法則―不透明水彩絵の具ガッシュを使って描く
第1章はガッシュ(不透明水彩絵の具)の特徴や、筆の具体的な使い方を紹介。第2章はジブリ出身の著者が、アニメ背景美術から得た風景の描き方のコツを、14の法則にまとめています。第3章は実際に風景スケッチに出掛けて、詳細な筆遣いまでわかるメイキングになっている。そして美しいギャラリー。
やはり特筆すべきは第2章の『14の法則集』。画材、アナログ・デジタル関係なく風景を描くなら知っていて損はありません。他の風景の描き方でも、似たようなことはちょこちょこ指摘されてますが、ここまで簡潔・明確、そして初心者にも解るように説明されているのは素晴らしい。紙に書き出して貼っておくべき法則集です。
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ペンタブレットで描く美少女イラスト
ペンタブレットの選び方と、3人の絵師によるキャラクターイラストの制作手順を紹介します。初めてパソコンで絵を描く人の、ビギナー向けな内容になっている。
ペンタブレットで描く美少女イラスト―手描きのタッチでデジタルイラストを描く!
ワコム製ペンタブレット、初心者向けのBamboo、プロ用Intuos、液晶ペンタブレットCintiqの性能の違いや、サイズ選びから始まります。ペンタブレットを中心にしたイラスト参考書です。
それぞれタブレット使いの絵師3人による、キャラクターイラスト作成を解説します。宣教師ゴンドルフ氏のページが大半で、女の子の描き方とポイントの解説をしている。下書き・ペン入れがアナログか?デジタルか?の違いや、Photoshop・SAI・ComicStudioのソフトよる描き方と、幅広く初心者向けな紹介になっています。
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Intuos4に載せられるキーボードTK-FCP004
軽量で薄型コンパクトサイズながら、テンキー付きで、キーも大きいフルキーボードです。ノートパソコンに多いパンタグラフ方式のキータッチで、USB接続のみになります。キーに平仮名表記はありません。
ELECOM 薄型パンタグラフ式フルキーボード TK-FCP004シリーズ
※amazonで色を選択して下さい。
Intuos4を常用するようになって、キーボードを上に載せるようになった。今までのはコンパクトサイズとはいえメカニカルキーボードなため重く、精密機器のペンタブレットに大丈夫だろうか?と思うようになった。Intuos4の耐荷重量が分かるとよいのですが・・・
それとintuos4の厚さ分だけ高くなり、キーボードの鍵打感が微妙に悪くなった。そこで薄くて軽くてコンパクトでありながら、テンキーもしっかり付いているキーボードということで、全てを満たす黒いキーボードがELECOMのTK-FCP004BKです。
カラーを黒にすればintuos4にマッチする。底面のゴム足も6つあるのでintuos4を傷めることはないです。
あまりにピッタリなのでintuos4のオプション品に思えてきます。
■薄型パンタグラフフルキーボード TK-FCP004(エレコム)
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写真と図説でわかる 衣服のシワ上達ガイド
衣服にできるシワに着目したポーズ集。キャラクターの動きや服の素材によってできるシワを、ポイントを押さえて描く方法を図解します。
一見すると、ただのポーズ集に見えるけど、シワを描くポイント・衣服を描くコツなどの注釈が入っている。さらに、写真の上から鉛筆線画で拾い上げるシワを描いた図があります。写真にあるシワを全部描く必要はなく、関節の動きや服の作りによって必ずできるシワを押さえておけば、後は絵柄によって好きなようにアレンジするのが良いでしょう。
モデルは高校生くらいの男女が一人ずつ。ブレザー、学生服・セーラー服がメインで、他は2~3パターンのカジュアル服になります。もう少しページがあって、今どきの子が着ている私服やインナーなんかの資料もあれば良かったかと思う。
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新装版 風景画の描き方
「人体のデッサン技法」のジャック・ハムによる「風景画の描き方」です。1981年に発行された本の新装版になります。
例によって多くの作例(900カット以上)と基本から、痒いところに手が届くテクニックまで、風景画を一段と良くするためのテキストに埋め尽くされています。基本技術をしっかり教え、わずかな訓練で画力が向上することを目的にしている。
『風景画を描く基本』の章では構図についてで、焦点→焦点域→フォロースルーといった視線誘導の解説から、奥行きの出し方、さらには形態の共鳴ともいえる1つの形から様々なものを描き分ける、奥深い講義になっています。その後の章は素材の描き方に充てられ、木、岩と山、雲と空、水(海・湖・川・滝)、建物の具体的な描画法になります。
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ペン画のすすめ
ミリペンを使ったペン画の描き方で、初心者でも根気よく続ければ描ける方法を解説してくれます。
漫画に使うペン先はGペンや丸ペンといった浸けペンですが、こちらは0.05~0.2㎜のいわゆるミリペンです。少数ですが漫画でも、ファイブスター物語などはミリペンで描かれている。
画材はケント紙にミリペン。風景画が主で、茅葺き屋根がある農村の風景が良く合っています。カケアミや、自然の不規則なモノを規則的に描くテクニックが紹介されている。この描画方法は草木、山といった複雑な物をコツコツ描くのが良く、長いストロークは厳禁。それこそ手首どころか、指先だけ動かして描くのがポイントになります。
そう、タブレットでいえば、A6の小さいサイズに適した描画法です。筆圧による線の強弱、ペンの入り抜きを必要としないで描ける。『ペン慣れ』がどうも上手くいかない者としては、興味の惹かれる描き方です。
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ストーリーメーカー 創作のための物語論
いくつかの物語論を紹介し、それを元にした30の質問に答えることで、ストーリーを創ることができるマニュアル本。
ストーリーメーカー 創作のための物語論 (アスキー新書 84)
第1部が、物語論を書いた5冊の本の紹介です。5冊の概要と後の30質問につながる部分の解説になります。第2部がストーリーメーカー。極端な話、まったく構想がなくても30の質問に、好きなキャラクターのことでも埋めていけば物語のプロットができてしまいます。
結局『行って帰る』に集約される。主人公が異世界、もしくは非日常なことに巻き込まれ、冒険、ないしはちょっと経験して、成長した姿で、日常の世界にもどる。これしか構造はなく、後はキャラクターや場面の要素を組み替えるだけになります。
正確には、ハリウッドが全世界でまんべんなくヒットするために、世界中の民話や伝説を分析し、スターウォーズなどで実践した結果、この主人公の成長物語的な部分が共通してウケる。ということのようです。
▲ストーリーメーカー 創作のための物語論の全文
2009年7月記
アタリ革命 (漫画バイブル・ゼロシリーズ)
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■漫画バイブル・ゼロシリーズ アタリ革命 アタリ線をなぞってポーズの感覚をつかめ(マール社)
絵描きのためのチームBLポーズ集2 舞台設定も楽々の背景つき! マンガに役立つ「男の子の休日」スタイル!
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■パースの技法 マンガでわかる遠近法・構図(オーム社)
パースの表現―マンガでわかる光と陰影・着彩
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■パースの表現 マンガでわかる光と陰影・着彩(オーム社)
すぐ描ける!うまくなる!上達!まんがのテクニックvol.4
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マンガ描こうよ!Vol.2 上手くなりたいあなたを応援する漫画技法ムック
価格 ¥1,260
■『咲-saki-』6巻を読むと、舞台探訪せずにはいられないな(DAIさん帝国):この既視感は何かの消失か!?とか観てたけど、舞台が長野だそうで・・・どおりで見たことのある風景が混じっているワケだ。
■最高レベルのCGを駆使し、他には考えられないキャストを揃えた映画「サマーウォーズ」の細田守監督へインタビュー(GIGAZINE):長野の地方局のインタビューにも答えていた。これで上田が新しい『聖地』になるのだろう。
■助けてドラえもーん(今日もやられやく):良く描けている。未来から来たドラえもんも消失の危機だ。
■宮崎駿は作家であり、僕は作家でなかった――富野由悠季氏、アニメを語る(前編)(誠)
2009年6月記■けいおんの舞台校舎、豊郷小学校への「たんぼう!」(DAIさん帝国):滋賀県豊郷町の豊郷小学校旧校舎。兎と亀の手すりもあるのか~行きたいな。
■頼み事は右耳から:「左耳と比べて2倍の効果」の理由(WIRED VISION):確かにコソコソ話は右で、怒鳴られるのは左な気がする。
■ワコムのプロ用ペンタブレット「Intuos4」開発者が語る誕生秘話とは(マイコミジャーナル)
■リンク集“声の仕事”のスゴさがわかる? 声優ブログ特集2009(INTERNET Watch):アニメーターと違う華やかな生活。
背景ビジュアル資料6 歓楽街・繁華街・夜の街
漫画・イラストの背景資料に使う写真集。「背景ビジュアル資料」シリーズの第6弾で「歓楽街・繁華街・夜の街」編です。
昼の繁華街や夜の歓楽街など650カット以上掲載。ほか店内の内装写真で、ホストクラブ、ショーパブ、バーカウンター、メイドカフェ、ライブハウス、ゲームセンター、さらにはゴシックカフェ、ホラーダイニングなんてものもあります。
撮影地/ 東京:新宿歌舞伎町、渋谷センター街、秋葉原、池袋サンシャイン通り、料亭の神楽坂、六本木、赤坂、銀座、新橋、上野アメ横/ 埼玉:西川口/ 横浜関内曙町/ 大阪:梅田、通天閣、なんば道頓堀、飛田新地/ 札幌すすきの/ 沖縄:那覇国際通り、辻/ 広島/ 金沢など
■背景ビジュアル資料集6 歓楽街・繁華街・夜の街(グラフィック社)
■写真集が5月に出ます!(つぶやきかさこ)
▲背景ビジュアル資料6 歓楽街・繁華街・夜の街の全文
日本甲胄史[下巻]戦国時代から江戸時代
戦国時代~江戸時代までの甲冑を詳細に研究し、まとめたイラスト資料になります。
上巻の弥生~室町時代と比べれば期間は短く、室町後期から江戸初期のいわゆる『戦国時代』がメインです。『当世具足』をはじめ、戦国時代の戦場の道具や、その使用方法をイラストで解りやすくした資料になります。
有名な戦国武将の甲冑イラストが多数あります。変わり兜や旗指物、馬標、母衣などは、実用性より派手さを競うパレード衣装のようで面白い。その一方で『槍』の便利な使い方や、野戦用の陣屋はしっかりした建物だったりと、戦場の生活を含めた風景が見えるようで、作画資料として実用的です。