マンガキャラ 服のシワの描き方

 1冊すべて「服のシワの描き方」です。1人のイラストレーターによる解説で、シワの種類、素材による違い、動作によるでき方、衣装ごとの作例と続きます。

マンガキャラ服のシワの描き方マンガキャラ 服のシワの描き方

 第1章「服のシワ表現の基本」では、シワのできるメカニズム(重力と張力の影響)から、シワの種類の見分け方、素材による違い、男女の体格による違いを解説する。2章「体の動きとシワ」は、立つ、歩く、走る、座るなど動作によって、シワの出来やすい場所を学びます。

 3章からは、衣装ごとに写真と作例+シワ表現に絞ったポイント解説です。3章は「私服」、4章は「制服・スーツ」、5章は「ドレス・着物」、6章はメイドや看護師やスポーツのユニフォームなど「コスチューム」になります。

 巻末は「カラーイラストメイキング」で、写真のシワを参考にファンタジー衣装の女性キャラを描く。

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ジャンプSQ.マンガゼミナール MANZEMI

 ジャンプスクエアに連載されていた、中~上級者向け『人体デッサン』の研究書になります。

ジャンプSQ.マンガゼミナールジャンプSQ.マンガゼミナール MANZEMI

 第1~6章がメインです。各章の始めにマンガ(8~10ページ)で興味を持たせ、テキストページで詳しく解説、作例ページでまとめて、コラムページが付きます。

 第1章「トラックとムーブマン」では全身キャラ作画の最重要ポイントと、到達して欲しい作画レベルを示している。

 2章「男女の描き分け」は、重心の違いからくる男女差(姿勢=ポーズ)を解説。3章「脚部の表現技術」は、重心が乗るベーシックレッグと、動きを魅せるショウレッグの説明と練習法です。

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パーフェクトマスターデッサン・人物 アクションポーズ編

 常に動きがあって描くことの難しいアクションポーズ。その描き方の練習帳になります。

パーフェクトマスターデッサン人物アクションポーズ編パーフェクトマスターデッサン・人物 アクションポーズ編

 プロローグに続いて、第1章『基本編』は人物デッサンの基礎、8頭身のプロポーションや重心について~走る・持ち上げるなど簡単な動作についての描き方です。2章『応用編』はスポーツシーンの描き方で、サッカーから剣道まで、ざっと17競技あります。

 3章『実践編』は日本の伝統的な動作についての練習で、時代劇の和装、剣劇シーンが大半。メディア写真を参考にした練習もある。

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人物デッサンの基本

 単純な線のみで形をとらえて、素早く描き上げるクロッキー。その手法と美術解剖学の知識をもって、人物デッサンをレベルアップするための教本です。

人物デッサンの基本人物デッサンの基本

 第1章、頭部(正面顔、うつむく、見上げる、顔の各パーツ、横顔、髪の毛)。2章、首から肩(7個の頸椎=首の骨、首に出る筋、肩幅と立体感)。3章、腕から手(腕の山・谷のライン、肘の形、肩の骨と筋肉の動き、手のしぐさ・微妙なニュアンス)。

 4章、胴体(胴の動きは5個の腰椎のみ、男女の体型差、脚の始まる所)。5章、脚から足(脚に出る骨、直立でも屈折した脚、膝の形、足の動き)。

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骨と筋肉がわかる人体ポーズ集

 医学書専門のイラストレーターによる、骨と筋肉の動きをとらえた人体の美術解剖図集です。

骨と筋肉がわかる人体ポーズ集骨と筋肉がわかる人体ポーズ集 動く美術解剖図

 ポーズ集というよりは「横を向く」「肩の上げ下げ」といった、よくある動作に骨・筋肉の働きの分かるイラストを対比させ注釈して、美術解剖学を見て分かるようにした内容になります。

 人体解剖図・人体の基礎知識に始まり、第1~7章まで体のパーツ・ブロックごとに、動きのあるイラストに合わせて骨・関節・筋肉と細かく解説していく。図版は250点掲載。関節の動きを変えるなど複数のアングルがあり、難しい筋肉や骨などの医学用語にはフリガナが振ってあって、初心者向けの整理された編集になっています。

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写真と図説でわかる髪型上達ガイド

 マンガ作品における、キャラクター作画のための髪型資料集。

髪型上達ガイドマンガ作画資料 写真と図説でわかる髪型上達ガイド

 前半50ページほどの第1章・2章が、さまざまな角度から髪型をとらえた写真資料になります。1章は女子の髪型、2章は男子になる。モデルは女性2人(黒ロングストレートヘア・茶系ウェーブヘア)、男性1人(黒短髪)です。

 イラストギャラリーを挿んで、後半60ページはモノクロイラストによる解説。3章は髪を描くときの基本テクニック、4章はマンガでよくある髪型の作例と作画ポイントの紹介になります。

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髪型の描き方 マスターブック

 1冊まるまる、ヘアスタイルの描き方です。キャラクターを特徴づける髪型について、写真とイラストで解説します。

髪型の描き方マスターブック髪型の描き方マスターブック (ナツメ社Artマスター)

 キャラクターデザインで顔より面積が大きく、ロングショットでもキャラの見分けがつく、ヘアスタイルは重要です。描き分けられる髪型のバリエーションが多ければ、登場させるキャラクターの数も増やせます。待っていたお絵描き参考書です。

 第1章は基本的な髪の描き方。2章は動きによる髪の変化(ロングヘアーのみ)。3章はイラストにおける髪色とデフォルメについてです。4章はヘアスタイルごとの描き方(ショート・セミロング・ロングヘアー他)。5章はコスチュームに合わせた髪型・アイテム付(帽子・猫耳など)の描き方。6章はしぐさ・シチュエーションによる髪の毛の変化と、キャラ設定に合わせた髪型になります。

 モデルは女性3人(ショート・セミロング・ロングヘアー)、男性1人。絵師は9人で、カラーイラスト担当が7人と、モノクロ2人になる。

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手足の描き方 マスターガイド

 手と足の描き方を、豊富なポーズ写真とともに解説します。

手足の描き方マスターガイド手足の描き方 マスターガイド

 前、約100ページが『手』の描き方です。まずは関節や比率などの基礎から、基本の手の形7パターンの描き方、性別・年齢・デフォルメなどの表現、具体的なシーンやポーズの作例と続きます。

 後、約50ページが『足』の描き方。基本構造(骨や筋肉)から、足の形5パターン、あぐら・正座・足を組むなどの作例となります。

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パーフェクトマスターデッサン・人物 ポーズ編

 写実的な人物デッサンから、漫画イラストに応用できるマンガデッサンまで、美術・絵画の側から解説します。

パーフェクトマスターデッサン・人物 ポーズ編パーフェクトマスターデッサン人物ポーズ編

 まずはプロローグで、モデルのデッサンから、人物を描く流れの確認です。第1章は頭身や身体のバランス、筋肉・骨格、手足を描くコツなど、人物を描くのに必要な基礎知識を学びます。

 第2章は1つの全身ポーズを、下書きのアタリ・写実的なクロッキー・漫画風イラストで描いたデッサン練習用のポーズ集になっている。基本パターンと日常の仕草、二人のポーズがあります。

 第3章は本格的な絵画表現のためのデッサンを実践する。第4章は人物の下描きに彩色します。画材は透明水彩・アクリル・パソコン(Photoshopで漫画イラスト風)です。

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人を描くのって楽しいね!

 超初心者向けのお絵描きサイト「人を描くのって楽しいね」が書籍になりました。人物画を、楽しみながら前向きに描いていく方法を解説する。

人を描くのって楽しいね!人を描くのって楽しいね! マンガのための人物デッサン

 絵を描くことは才能ではなく日々の継続によるとして『1%の才能と99%の努力』で人を描けるように目指します。それこそ、丸と直線しか引けないレベルから教えてくれる。

 第1章は人の全身の描き方。ペラペラ君・ゴム板君・ハート描きのレベルに応じた3段階の描き方を丁寧に解説。また、足太君・肩タマゴなど人物をバランス良く簡単に描く方法も紹介します。

 2章は頭部の描き方。顔・鼻・耳・髪などの各パーツを粘土でイメージしたり、単純な記号に置き換えたりして描いていきます。3章は手・足(靴を履いたのも含む)をブロック分けして描きます。巻末はポーズ毎に解説するデッサンコーナーです。

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