パーフェクトマスターデッサン・人物 ポーズ編
写実的な人物デッサンから、漫画イラストに応用できるマンガデッサンまで、美術・絵画の側から解説します。
まずはプロローグで、モデルのデッサンから、人物を描く流れの確認です。第1章は頭身や身体のバランス、筋肉・骨格、手足を描くコツなど、人物を描くのに必要な基礎知識を学びます。
第2章は1つの全身ポーズを、下書きのアタリ・写実的なクロッキー・漫画風イラストで描いたデッサン練習用のポーズ集になっている。基本パターンと日常の仕草、二人のポーズがあります。
第3章は本格的な絵画表現のためのデッサンを実践する。第4章は人物の下描きに彩色します。画材は透明水彩・アクリル・パソコン(Photoshopで漫画イラスト風)です。
■パーフェクトマスターデッサン 人物ポーズ編(誠文堂新光社)
パーフェクトマスターデッサンのシリーズに人物・人物表情編がありますが、どちらも美術・絵画的アプローチになる。この人物ポーズ編は漫画やアニメを意識してか、手助けになる解説が結構ありました。ポイントは成人の日本人体型なら7頭身、絵画的理想体型は8頭身、なれど漫画アニメのキャラは高校生以下の子供が多く5~6頭身に引っ張られる。そして赤ん坊は4頭身。自分のデフォルメキャラがリアル・理想頭身との差を考えて何頭身にするのか?から考えよう。
ISBN-13: 9784416810170
▼目次(パーフェクトマスターデッサン・人物 ポーズ編)
この本を手にとったあなたに p.2
もくじ p.3
デッサンを始めるにあたって p.4
プロローグ 人物を描く p.5
第1章 基本編
道具を揃えよう p.18
身体のバランスを知る p.19
クロッキーでおおまかにとらえる p.25
各部位の構造 胴体 p.37
手 p.44
足 p.52
姿勢の影響 p.55
重心を考える p.57
プロポーションの変更 p.59
構図・構成を考える p.61
第2章 応用編
基本ポーズ p.66
日常のポーズ p.100
二人でのポーズ p.111
第3章 実践編
デッサンで描く 本を読む男女 p.116
デッサンで描く 老人の祈る手 p.124
陰で表現する p.129
用語集 p.133
第4章 色をつけよう
透明水彩絵具で描く 横になる女性 p.137
アクリルで描く 着物で腰かける女性 p.146
パソコンで描く 椅子にもたれ掛かる女性 p.153
奥付 p.160