デジタル漫画のテクニック comicoスタイルを学ぼう
スマホで読めるデジタル漫画「comico(コミコ)」の原稿を描くための入門書です。縦スクロールのコマ割り・フルカラーなど、新しい表現が試されています。
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デジタル漫画のテクニック comicoスタイルを学ぼう (honto)
第1章は、縦スクロールマンガ「comico」と伝統的なマンガ原稿との表現の違いを解説します。
2章「マンガの基本」は、従来のストーリー漫画の描き方です。キャラからストーリー、構図にパースまでとザックリした解説になっています。
3章「comicoスタイルでマンガを描く」が本題です。伝統的なモノクロ漫画をスマートフォンで読むことに特化した、縦スクロール+カラー原稿に変換する方法。comicoにアップするための規定サイズから、カラー・縦スクロールならではの表現方法など、ノウハウ集となっています。
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プロが教える! CLIP STUDIO PAINT 最強デジコミ制作講座
クリップスタジオペイントを使って、マンガ原稿の描き方を教えてくれます。アナログ原稿からデジタルコミックに制作環境を移行するためのガイドブックです。
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プロが教える!CLIP STUDIO PAINT最強デジコミ制作講座 (honto)
複数ページにわたるマンガ原稿を作成して作品管理ができる「ComicStudio EX版」。その後継ソフトとして(64bitOS向けに)開発されたのが「CLIP STUDIO PAINT EX版」です。
いよいよクリペも本格普及に入り、コミスタから移行する人・これからデジタルコミックを始める人に向けて、デジコミ作成の手順を解説するガイドブックの登場となりました。
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コミPo! パーフェクトガイド
絵を描かなくてもマンガが作れるソフト『コミPo!』。その「マンガ作り」と「コミPo!の使い方」を初心者向けに解説したマニュアルになります。
誌面はコミPo!の操作解説を中心に、準備・基礎・実践編+Tips表情ポーズ集という構成です。付録CD-ROMには機能制限付き『コミPo!体験版』が収録されている。
ページ数からもコミPo!の操作が簡単だと分かります。基本は素材(3Dキャラクター・マンプ・フキダシ・効果線・背景)を並べ・組み合わせてマンガを作っていく。グラフィック系ソフトを弄ったことや、ましてコミックスタジオなど漫画作成ソフトを使った経験があれば迷う操作はありません。それ以外の「マンガを作るのが初めてな人に向けて」の解説になっています。
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コミPo!(コミポ)
まったく絵を描かなくても、マンガが作れる『マンガツクール』ソフトです。
収録されている3Dキャラクターや各種素材を配置し、調整するだけで漫画を作成します。
3Dデータを扱っているにもかかわらず軽い動作です。マウス操作だけで作成できます。でもタブレットの方が微調整はやりやすかった。
パッケージ版を購入したけど、紙のマニュアルは付いてないです。が、直感で操作できるのでマニュアルは必要なかった。コミスタを弄ったことがあれば、より簡単な操作なので迷うことはないでしょう。
現在のバージョンでは学園モノの素材しか収録していないので、追加データの発売を待たないと作品の幅が限られます。
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デジタルコミック ブラシ&トーン素材 きらめき
フォトショップ、コミックスタジオ、イラストスタジオで使える、ブラシとスクリーントーンの素材集。宝石・星・オーロラなどの光り物『きらめき』編です。
デジタルコミック ブラシ&トーン素材 きらめき (DVD付)
DVD2枚組、24カテゴリ・約2360点収録の素材集ソフトになります。対応ソフトはPhotoshop7.0~CS5/ Photoshop Elements/ ComicStudio Pro・EX版/ IllustStudio。ブラシ素材はパターンブラシとして、そのまま登録して使える形式です。トーン素材はレイヤーを保持したPhotoshop PSD形式と、A4サイズのカラー(350dpi)・モノクロ(600dpi)JPEG/BMP形式で収録。また、描いた模様をカケアミや点描トーンに変換するPhotoshopのアクションファイルが付属しています。
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書体の研究 for Digital Creators しょたけん!
パソコンで何気なく使っているデジタルフォント。その基礎知識から商用フォントの買い方、さらにラノベやマンガ・アニメ作品でのフォントデザインを解説する、『書体萌え』『フォントマニア』の参考書です。
最初は「書体の知識編」で、デジタルフォントの基礎から、定番書体入門、フォントパッケージ・ライセンス購入までを真面目に解説(フォント例はアレですが)。次の「ろごたいぷっ!」は実際のライトノベル・マンガ・アニメ作品を例にタイトルロゴなどのフォントデザインをどう作っているのか?検証し再現します。最後は120の書体見本一覧です。
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デジタルまんが素材集 デジアシさん
PhotoshopやComicStudioで使えるデジタル漫画用素材集。同人誌、商業誌でも利用できます。
DVD-ROMにPhotoshopなどで使える各種データ形式、コミスタやイラスタにそのまま素材登録できるデータなど、1500点の素材を収録。コミスタやイラスタの体験版も付いてます。そう、これは素材ソフトであって本はオマケであります。
34ページまでインストール方法や素材の使い方、応用などの説明で、残りは収録素材のカタログ・収録一覧です。なんとかサムネイルだけでもと思いましたが、数が多すぎてあきらめました。1500点といってもPhotoshop系で使う素材と、コミスタ・イラスタの素材パレットでしか使えないデータに分かれます。
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同人誌印刷品質向上計画
DTPから印刷・製本までの知識を、同人作家向けにわかりやすく解説した基礎的DTP本。
可愛らしい表紙からは想像できない、真面目な印刷知識の教本です。家庭用プリンターから本格デジタル入稿まで対応した参考書になります。中・上級者向けと明言しているように、印刷で失敗した経験があったり、もっと良い本を作りたいなど、向上心がないと読み切るのに苦労する文章量です。
2005年の本で、Adobe Photoshop、Illustrator、InDesignといったプロ用の高価なソフトで解説してますが、今はCreative Suite 5 Design Standard Windows版/Macintosh版(amazon)といったワンパッケージで安く買えたりします。
パソコンの方も性能が上がり、ディスプレイの低価格・大型化も進み、ディスクトップなら普通に揃う環境になりつつある。さらに今はコミスタからの入稿も可能なので、印刷の知識さえしっかり理解していれば、わりと安価に良い同人誌が作れそうです。
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デジタル世代のマンガ描き方ガイド
1ページもいいからマンガ原稿を完成させることを目的にしたガイドブック。儲かる同人誌を描きましょうという内容。
タイトルと内容にそごがある。「コミックスタジオで萌え同人誌を完成させよう!」が良いように思う。付属CD-ROMにComicStudio EX 4.0体験版と3作品(各12ページ)のデータが入っているように、デジタルマンガ=コミスタの一択で話が進んでいます。かといってコミスタのテクニックに関しては公式ガイドの方が詳しいです。
テーマが広範囲すぎる。PC周辺機器からコミスタの使い方、ストーリーのジャンルや組み立て、キャラの性格から細かい作画ポイント、さらにはケータイ作品などの発表の仕方から著作権、手の抜き方まであって混乱します。あえていうなら「初心者に1ページでも手抜きしてもいいから原稿を完成させなさい」という趣旨のようです。