背景ビジュアル資料13ヨーロッパの田舎町・村
フランスの農村、オランダの風車、イギリスの湖水地方など、ヨーロッパ7ヶ国の田舎町の風景と民家の内装を紹介する。全700カット以上収録の写真資料集。背景ビジュアル資料シリーズ第13弾。
地域はヨーロッパ7ヶ国(フランス、ドイツ、オランダ、イタリア、スイス、スペイン、イギリス)の42市町村+イギリス湖水地方です。うちフランスが25市町村で半分近くを占めます。
巻頭はいつもの写真加工の作例、トレースアレンジとコラージュテクニックのメイキング作品。写真集前半は、のどかな田舎町の街並み・風景を、フランス始めとし国>地方>町のくくりでの紹介です。
写真集後半は、民家にスポットをあてて、キッチン・居間・寝室の内装や庭・窓・ドアの細部が観察できる。オマケは村のお店の看板集。巻末は収録した田舎町(42+湖水地方)の観光案内っぽい紹介になります。
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名景世界遺産街並み編
ユネスコの世界遺産の中で、美しい街並みが広がる場所をピックアップして収録した写真集。
世界遺産(文化遺産759・自然遺産193・複合遺産29=合計981件:2013年8月現在)のうち、古都・旧市街・歴史地区といった町の広い範囲が登録されている66ヶ所を紹介。写真は複数の写真家が登録する写真アーカイブからです。各カットには、簡単な地図と5行ほどの説明文が添えられている。
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図説 民居 イラストで見る中国の伝統住居
中国の伝統・歴史的な住宅をイラスト多めで紹介する建物資料集。
中国で近代都市化が進み消えつつある、地域的な特色を持つ伝統住宅。建築資料として残すためにイラストと写真で解説する。2004年に中国で出版された『図説民居』(中国建築工業出版社)を日本向けに加筆修正、翻訳しています。
第1章「中国民居の特徴」は、日本向けに民居を紹介するために書き下ろされた章です。中国の建物は「官式建築」と「民間建築」に大別できる。紫禁城をはじめとする官式建築は材料・建築技術など全国一律に定められています。民間建築は瑠璃瓦が使えないなど規制があるものの、その土地の気候に合った材料や、宗教・民族性が影響して造られている。
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Picture Perfect English Villages
イギリスの農村漁村、田舎町の風景写真集。洋書になります。
Picture Perfect English Villages(amazon)
英国本土のグレートブリテン島、北部スコットランドを除くイングランド地域の地方都市からピックアップしている。さらにイングランド地域を5つの郡(北部、中部、東部、南部、西部)に分けて、各1章としています。
季節のバランスもよく、ちょっと寂れた感じの牧歌的な風景が多い。建物も街並みも、大戦中に爆撃されまくったロンドンと違い、そのまま古いものが残っている様です。
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背景ビジュアル資料12 ヨーロッパの邸宅・宮殿・教会
バッキンガム・ヴェルサイユ宮殿から作家・画家の邸宅まで、建物の内部・内装を多く収録した、背景ビジュアル資料第12弾。
地域はヨーロッパ9ヶ国(イギリス、フランス、スイス、オーストリア、ルクセンブルグ、ベルギー、チェコ、ハンガリー、ポーランド)で、全700カット以上収録です。
いつもの巻頭コラージュ・テクニックに続き、建物の種類ごとに、個人の邸宅、王宮・宮殿、役所・公共施設、庭園、寺院・修道院、教会、城塞とカラーのカットが続き、収録施設の解説・データ一覧となります。
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世界の教会 写真集
世界中にあるキリスト教会。それぞれの地域文化を取り入れ、歴史によっても変化を遂げた教会建築の写真集。
天を突き刺すがごとく垂直的なゴシック式の大聖堂から、大航海時代に海を越えて原色バリバリの過剰装飾に彩られた教会まで幅広いです。世界中に伝播し根付いたキリスト教の教会写真160点を手のひらサイズに収録しています。
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背景ビジュアル資料11 ヨーロッパの街並・路地裏・村
パリやロンドンの市街地から、スイスの田舎町まで、ヨーロッパ各国の街並み・路地裏など600カット以上を収録した、背景ビジュアル資料シリーズ第11弾。
地域はヨーロッパ9ヶ国(イギリス、フランス、ドイツ、スイス、オーストリア、チェコ、ハンガリー、ポーランド、ルクセンブルグ)の31都市(うち世界遺産が16)です。
シリーズ共通の巻頭コラージュ・テクニックに続き、9ヶ国の街並み・路地裏を1国ずつ紹介。後半はテーマごとに公園・店舗・村・看板・彫刻といった写真を集めています。巻末はモノクロでヨーロッパ路地裏ガイドになっている。
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建築物を読みとく鍵
ヨーロッパ圏(一部イスラム)の歴史的な建築物を様式、造られた時代、増改築の跡など、読み解くためのハンディガイドブックです。
外観や装飾、配置などから、その建物の歴史を推理することができるガイドブック。建物をよく観て判断するので多くの細密画が掲載され、建築の素人でも解るよう説明がされている。
大きくは建築形式(教会や城、商業施設など、何の目的で造られた建物か)、建築様式(いつの時代に建てられたか)、建材(レンガやコンクリ、木材・石材などは建物の大きさや外観に影響する)の3つの基本要素があります。
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世界の建築様式
古代エジプト文明から産業革命までの建築様式を、750点の図版で解説した建物デザイン事典。
世界の建築様式を時代順に文明・文化圏ごと、国別にまとめて掲載している。ヨーロッパに偏ることなく、インド・中国・日本・中南米(マヤ・インカ)と、まさしく世界を網羅しています。
歴史や建築様式の解説も詳しいですが、各様式を代表する世界遺産級の建物を外観・内部構造・細部にわたる模様デザインなど、多くの図版・イラストを使って紹介している。当時の街並みを描き出せるほど詳細です。
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永遠の空間 描かれた世界遺産
世界文化遺産に登録された24の建築物を、内部空間が解る精緻で暖かみのあるイラストで紹介する建築絵本。
世界遺産で有名な建物を、建築を学んだ絵本作家が内部のわかる独特な描画でイラストにしています。建物の歴史的経緯や建築デザインの特徴などを東大の教授が解説する。
テレビや映画でよく見かける建物ばかりだけれど、素人には内部構造なんてサッパリ?そんなところを解るように絵にして見せてくれます。設計図のような正確さと、絵本的な面白さとがあって楽しい。ただ、アンコール・トム、姫路城、東照宮の内部が描かれいないのが残念。