図南の翼 十二国記
アニメの十二国記にはまったけど、何年待っても続きが作られないのは何故でしょうか?ほとんどのアニメは見たらそれっきりですが十二国記は気になってしょうがない。ガマンできずに原作の小説「十二国記」を読んでみる。
「図南の翼」は「風の万里 黎明の空」で王・王后を目前で殺された芳国公主 祥瓊(しょうけい)があずけられた恭国(その後宝物を盗んで逃げた)が舞台で、供王が麒麟に選ばれるまでの話。わずか十二歳の小生意気な少女 珠晶(しゅしょう)が「恭国を統べるのは、あたししかいない」と黄海に行き昇山します。
アニメ化しないのが勿体ないくらいの絵になる話です。十二国記でもっともファンタジーな風景になる麒麟が棲む「黄海」を12歳のツンデレ美少女(いやデレはないかもしれない)が王になる為に旅をするというRPG要素たっぷりのワクワクドキドキがある。
それにしても「真君」・・・あの場面であの声で登場するのは反則でしょう。ショーケーキの苺を横取りするかのようなオイシイとこ取りです。てっきりそこは麒麟が助けに来るのかと思っていました。アニメと同じで長いタメと最後の解放感が味わえる一冊で、夢中になって読めます。
■十二国記(公式サイト)
■十二国記 Wikipedia:ちょっと複雑な十二国記シリーズの基礎知識として。
▼小説「十二国記」シリーズ 小野不由美/著
アニメ化された巻
月の影 影の海〈上〉 十二国記
月の影 影の海〈下〉 十二国記
風の海 迷宮の岸〈上〉 十二国記
風の海 迷宮の岸(下) 十二国記
東の海神 西の滄海 十二国記
風の万里 黎明の空〈上〉十二国記
風の万里 黎明の空(下) 十二国記
アニメの続き
図南の翼 十二国記
黄昏の岸 暁の天(そら)〈上〉 十二国記
黄昏の岸 暁の天(そら)〈下〉 十二国記
華胥の幽夢(ゆめ) 十二国記
「恥」的でしょ?
アルスラーンも続きが出るまで6,7年待てたんですから大丈夫ですよ(笑)
真面目な話、「黄昏の…」の次に出た「華胥の幽夢」は短編集なので、続きを気にすることもなく読めますよ。
ただ、「黄昏の…」に手を出したら続きが読めないことに悶々とすること間違いなし(笑)
(一緒に苦しめ~)
>(一緒に苦しめ~)
ちょ、十二国記は人々を苦しめる悪魔の書か!?
ああでもアップルシードよりはまだ短いか・・・
アルスラーンはこれから毎年刊行すると信じています。田中先生は銀河の歴史が綴じるまで生きている。
そーなんですよねー。カッコよすぎですよ。また、名前のやり取りでもニヤリとさせられるし。
じゃあ、この調子で「黄昏の岸 暁の天」にも手を出して、一緒に続きを待つ苦しみを味わいましょう。(アルスラーンのように……)
陽子のように剣が使えるわけでも楽俊がいるわけでもなく、ツンデレだし・・・王宮ではスウ虞が放し飼いな気もするし・・・
えー、アルスラーンはまだ1年毎で済むかもですが・・・次巻は何年待つの?生身のこっちは仙のようには待てません!