リアルアクションポーズ集 ガンアクション編

 軍の特殊部隊や、警察のSWATなど、チーム制のガンアクションを描くのに役立つ写真資料集です。

リアルアクションポーズ集ガンアクション編リアルアクションポーズ集 ガンアクション編

 モデルはCAT11という6人の女の子チーム。軍隊で戦闘経験もある教官につき国内で8ヶ月間、リアルなミリタリーアクションの訓練を受けています。教官は監修の小峯隆生、指導教官に元フランス外人部隊兵士・元傭兵を招聘したそうです。

 まずは「基礎編」で、さらっと銃と各部の名称、構え方を解説。1~3章は部隊に命令された作戦にそったストーリー仕立てのポーズカット集です。ポイントとなる場面カットの他、銃を構えた隊員の8方向×アイレベル・アオリ・フカンの24アングルがポーズ毎に収録されている。

 1章「ジャングル戦」は、宿営地から森の中で索敵、敵を殲滅して帰還。2章「市街地戦闘」は、空輸され空港格納庫などに設営された作戦基地から、目標建物を制圧する。3章「SWAT」は、警察が容疑者を包囲している建物に突入、人質救出と容疑者の身柄確保の任務です。

 4章は「(銃を構えた)基本ポーズ」で、装備をつけていない露出多めの基本姿勢のカットになっています。

リアルアクションポーズ集 ガンアクション編の全文

図説 世界の「最悪」兵器大全

 残念な結果に終わった失敗兵器を150種挙げて扱き下ろす。兵器の欠点・欠陥を笑って赦すネタ本です。

世界の「最悪」兵器大全図説 世界の「最悪」兵器大全

 戦車・航空機・艦船・歩兵武器・その他の章に分かれています。1兵器を見開き2ページでまとめていて150種になる。どんなに有名な兵器でもマイナス面を論う方向なので心しましょう。

 著者が英国人ということでイギリス製兵器が多め。メジャー兵器にケチをつけ、マイナー兵器には愛情を持って扱き下ろす、気質のようです。

図説 世界の「最悪」兵器大全の全文

図解 現代の陸戦

 アフガニスタンやイラクで、米軍がどのような活動をしているか。対テロ戦争で変貌したアメリカ陸軍の戦略戦術や武器装備を解説する。

図解現代の陸戦図解 現代の陸戦 (F-Files No.030)

 図解シリーズの構成、2ページずつのワンテーマで100問+コラム4つになります。第1章「部隊編」は現在の戦争で活動する専門部隊のさまざまな任務を紹介。2章「戦略編」は外交の最終手段になる戦争をするための軍事戦略についてと、対テロ戦争の現実。

 3章「戦術編」はイラク・アフガニスタンでの個々の戦闘から戦術を分析する。4章「武器装備編」は地味にすごい最新装備や、効果的な武器の使い方を紹介。5章「心理編」は新兵器や、戦闘ストレスなどのメンタル面ほか、雑学です。

図解 現代の陸戦の全文

図解 ミリタリーアイテム

 映画や漫画でよく目にする軍の装備品、アウトドア用品からファッションにまで浸透している軍用品についての豆知識集です。

図解ミリタリーアイテム図解ミリタリーアイテム (F-Files No.025)

 いわゆるミリタリーマニア向けの、どこの国の?何年式の?軍装品みたいな解説はありません。あくまで一般の目線で「あの映画で出てくる装備は何に使うの?」といった興味に答える形の豆知識集になっています。

 また創作する人向けに、軍服や軍の装備品をちょっと出したいけど・・に対応する基礎的な解説集にもなっている。とはいえ、特定の映画を想定したかの様なピンポイントの設問もあったりします。

図解 ミリタリーアイテムの全文

図解 戦車

 ちょっと戦車に興味のある人を戦車マニアに引きずり込むための入門書です。

図解戦車図解 戦車 (F-Files No.012)

 シリーズ共通の2ページ1テーマで興味の湧くやさしい解説。まったくの初心者に『戦車』の基礎知識をサラッと付けさせてくれる。「戦車とは?」の基礎からの章、戦車スペックの攻撃力・防御力・機動力の各章、対戦車戦闘や特殊車両を扱う章の5章からなります。

 全部を読むと、戦車開発の歴史や種類、攻撃・防御・機動力からスペックデータの見方、内部構造から運転の仕方、戦術に、弱点に、なぜ戦車マニアは男子だけとか、わかって面白いです。

図解 戦車の全文

日本の歩兵火器

 旧日本陸軍の教範(マニュアル)をもとにして、歩兵火器の運用をリアルに絵にしたイラスト資料集。日本の軍装(2冊)の続編。

日本の歩兵火器日本の歩兵火器

 拳銃などの軽火器から野砲などの重火器、ほか軍刀と旧陸軍歩兵が使う火器類を、詳細な図解で取り扱い方から部隊としての運搬・射撃など運用にいたるまで、リアルな描写でイラストにしています。

 戦闘後の写真や解説文だけでは伝わらない、特に人が実際に使っている場面を見せるには、正確な情報から描くリアルなイラストしかないと『情報画家』の必要性を説いています。亡くなられたのが残念です。

日本の歩兵火器の全文

図解 ヘビーアームズ

 重機関銃から対戦車ミサイルまでの重火器(なんとか人が動かせる範囲で)を扱った解説書。初心者向け銃火器入門書「図解ハンドウェポン」の続編になります。

図解ヘビーアームズ図解 ヘビーアームズ (F-Files No.017)

 『ヘビーアームズ』専門的にはハンドウェポンと被るようですが、ここは一般の目線でシュワルツェネッガーのようなマッチョなアメリカンヒーローが戦うための武器・ゴツくてデカくて強力な銃火器という意味です。でも、最近のアニメでは女のコでも対戦車ライフルを振り回しますから、銃器に詳しくない者にとっては需要のある解説書でしょう。ただ、作画資料というよりは武器知識としての比重が大きいです。

図解 ヘビーアームズの全文

男の制服図鑑 完全版

 いわゆる女性目線の男の制服図鑑、というか観賞用カタログです。

男の制服図鑑完全版男の制服図鑑 完全版

 『働く男の制服図鑑』と『戦う男の制服図鑑』を合体させた本です。それに「競う男たち」というスポーツユニフォームを描き下ろしたおまけページが付いています。

 やはり広く浅く観賞用という感じの資料で、制服図鑑とするには範囲を拡げすぎて偏っている。ピンポイントで使いたい制服があればよいですが、無ければ専門資料をあたるしかないでしょう。巻末の「参考文献」に、レビューした軍装資料がいくつかあるのを見て「やっぱりな」と思いました。このイラスト以上を目指すなら元資料を見た方が、情報密度も高く参考になるでしょう。

男の制服図鑑 完全版の全文

図解 ハンドウェポン

 拳銃からバズーカ砲まで、人が携行できる銃火器についての入門者向け解説書になっています。

図解ハンドウェポン図解 ハンドウェポン (F‐Files No.003)

 銃器といっても拳銃、ライフル、機関銃にショットガン他と範囲は広い。基本姿勢は見出しが全て疑問符付きなことから、映画や漫画に山ほど出てくる銃撃戦のアラ探し。それに必要な知識の提供といった感じです。

図解 ハンドウェポンの全文

武器(WEAPONS)歴史,形,用法,威力

 こん棒から核兵器までを扱った、武器の歴史の書。武器の仕組みや用法といった、戦場にある全ての兵器を体系的に学習することができます。

武器(WEAPONS)武器―歴史,形,用法,威力

 20年以上前に出版されてからのロングセラーで、イラストや図版、約5000点を収録する絵描き向けの武器百科でもあります。「ベルセルク」がアニメ化になった折に、漫画家「三浦建太郎」が「武器はこの本を参考にして!」と指定したエピソードもあるほどです。

 広範囲に武器を扱っているけど、剣と銃器のイラストが豊富です。戦車・航空機・艦船はさすがに種類が多すぎて一通りの威力、用法の説明に終わっています。

 テキストは武器の発達の歴史と運用方法がメインで、巻末には各地域別・時代別の戦場で使われた武器を整理してあります。

武器(WEAPONS)歴史,形,用法,威力の全文