図解よくわかる英雄と魔物
ヨーロッパ・聖書・中国・インド・日本といった地域の伝説・神話から、有名な英雄・魔物・妖怪の類をピックアップしてコンパクトに紹介しています。
1つのキャラクターに1~2ページを割き、逸話を盛り込んだ解説と挿絵があり見やすい構成です。全95ページと薄いですがB5判なので内容はある。また内容はそのままで半分の大きさ(B6判)にした「図解よくわかる「英雄と魔物」事典」も発売しています。
伝説・神話に出てくる英雄や魔物の物語は、漫画やアニメ作品の主人公や敵役に奥行きを持たせるためのエピソード(逸話)に使われる。名前にいたってはそのままポンポン付けます。それ以外の方法では某監督のように、五十音表を前にランダムというか適当に付けるとかがある。
ラーンスロット、トリスタン、ガウェイン、ギャラハッド・・はコードギアスで聞いた名前です。土蜘蛛は犬夜叉、九尾の狐は結界師に出てくる。有名どころはすでに名前なり逸話なり、かなりの部分使われている。ヨーロッパ、とくに聖書関連、北欧、ギリシャは何度もネタにされて「またか」と思うときがあります。それなら、まだ中国・インドには探せば手つかずのネタがあるのはないか?というのが感想です。
ISBN-13: 9784569694436
▼目次(図解よくわかる英雄と魔物)
もくじ p.2
世界の英雄と魔物マップ p.4
PART1 英国・ケルト・北欧・フランス p.5
英国・ケルト
アーサー王 p.6
ラーンスロット p.8
トリスタン p.10
ガウェイン p.12
マーリン p.14
ギャラハッド p.16
パーシヴァル p.17
ベーオウルフ p.18
プウィル p.20
ヘリワード・ザ・ウェイク p.21
ルー p.22
クーフラン p.24
フィン・マックール p.26
北欧
ジークフリート p.28
トール対巨人 p.30
ヴァルキューレ/ユミル p.32
フェンリル/フレイ p.33
フランス
ローラン p.34
ロジェロ p.36
ジョフロア p.38
ギリシア・ローマ
ペルセウス p.40
ヘルメス p.41
テーセウス p.42
ヘラクレス p.43
オイディプス王 p.44
ベレロフォンとキマイラ p.46
聖書
サムソン p.48
ダビデ p.49
ゲオルギウス p.50
大天使 p.52
ルシファー p.54
ベルゼブブ p.55
メフィストフェレス p.56
PART2 中国・インド・日本・その他 p.57
中国
関羽 p.58
宋江(そうこう) p.60
姜子牙(きょうしが) p.62
羅刹女(らせつにょ) p.64
「聊斎志異(りょうさいしい)」の化け物 p.65
黄帝(こうてい) p.66
禹帝(うてい) p.67
インド
鬼子母神(きしもじん) p.68
阿修羅 p.70
閻魔 p.71
荼吉尼天(だきにてん) p.72
夜叉 p.73
日本
スサノオ p.74
紀友雄(きのともお) p.75
坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ) p.76
俵藤太(たわらのとうだ) p.77
源頼光(みなもとのよりみつ) p.78
渡辺綱(わたなべのつな) p.79
平井保昌(ひらいやすまさ) p.80
安倍泰成(あべのやすなり) p.81
源頼政(みなもとのよりまさ) p.82
大森彦七(おおもりひこしち) p.83
岩見重太郎(いわみじゅたろう) p.84
甲賀三郎(こうがさぶろう) p.85
英雄と魔物小辞典
ヨーロッパ(ケルト・ゲルマン・北欧・東欧・西欧) p.86
ギリシア・ローマ p.90
キリスト教・ユダヤ教 p.91
中近東(メソポタミア・ペルシャ・エジプト) p.91
インド p.93
中国 p.94
日本 p.95
奥付 p.96