デジタルイラスト色塗りメイキング講座
5人の絵師によるカラーイラストの色ぬりに的を絞ったCGメイキング集です。
5人の絵師が1~5章に分かれて、色ぬりに特化した1枚絵のメイキング講座を展開します。それぞれの作風にそったテーマがあって「色鮮やかな塗り」「光の効果を使った塗り」「テクスチャ素材を背景に入れた塗り」「ハイコントラストな厚塗り」「淡い水彩塗り」となっている。
ペイント(下塗り~仕上げまで)に集中した解説のため、ソフトの基本操作は省略。また、下描き・線画についても簡略化した説明です。使用ソフトはSAIのみが3人、SAI+Photoshop、Painter+Photoshopがそれぞれ1人。
付録のCD-ROMは約658MBで、作例イラスト5作品のデータが収録されています。各ソフトのレイヤーを保持したデータファイル(psd、sai、rif形式)が入っている。ただ、再配布禁止のテクスチャ素材などを使っているレイヤーは外してある。SAIのみの絵師でもPhotoshop(psd)形式でCMYK・RGBのデータファイルを書き出してくれています。
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配色アイデア100
同人誌やイラストの配色を簡単に決めるためのカラーセットを、100パターン揃えた配色のネタ帳です。
二部構成になっていて、前半(20ページまで)がカラー印刷についてです。色や印刷の基礎知識から、特殊インキ、とくに肌色に影響する蛍光ピンク(蛍ピ)の印刷指定(何%にするか?の色見本)が大半、ほかモニターのキャリブレーション、シアン抜き、リッチブラックの設定といった、カラー印刷の仕上がりを良くするための解説になります。
後半(21ページ以降)はメインの配色アイデア100種類の紹介です。見開き2ページで1つの配色イメージのカラーセットにまとめている。配色イメージのテーマとその解説、配色チャート(CMYK値/RGB値)、イラストを使った作例と配色のアドバイスが付く。
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コミックイラストレーションガイダンス! 乙女の祈り編
乙女ゲームの原画を担当する絵師4人によるCGイラストの描き方。
ゲームの一ジャンルに成長した乙女ゲーム(女の子を主人公にして、幕末やファンタジー世界などで、男性キャラクター達と恋愛するゲーム)制作側の特集です。
第1章は、乙女ゲームのトップブランド「オトメイト」の取材になります。イベントグラフィックの制作工程から、アイディアファクトリー社内の様子、スタッフの座談会など。
2章がメインで、4人の原画絵師(カズキヨネ・東 夕陽・フカヒレ・桐矢 隆)による描き下ろしCGイラストメイキングと、各絵師の履歴書+4ページのギャラリーです。
3章が、乙女系キャラクターデザイン集「王子と姫図鑑」(7組14人)で、イラストは玄吾朗氏になります。
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キャラクターCG レイヤーテクニック
デジ絵の基本テクニック「レイヤーの使い方」を中心にした、6人の絵師によるメイキング集。
はじめにPhotoshopとSAIの主なレイヤー機能と、モードによる効果の違いを紹介します。次に6人の絵師が1人1章で、キャラクターイラストのメイキングを解説する。レイヤー機能をメインにした説明で、パーツ分けや装飾・模様、エフェクトなどのCGテクニック集になっています。
CGソフトの基本を理解している人向けの内容です。初歩的な使い方は省略されています。フォトショ+SAIの併用が4人、フォトショップのみが2人です。
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Let's Make ★ Character CGイラストテクニック vol.5 加藤アカツキ
イラストレーター「加藤アカツキ」による、PhotoshopまたはIllustStudioでの1枚イラストの描き方になります。CGイラストテクニックシリーズ第5弾です。
Let's Make ★ Character CGイラストテクニック vol.5
メイキングイラストは2枚。線画から着色仕上げまでフォトショップのみの1枚と、線画から着色までイラストスタジオだけの1枚になります。ラフ画だけ、B5コピー紙に描いてドキュメントスキャナ(FUJITSU ScanSnap S1500)で簡単に入力している。あとは液晶ペンタブレットCintiq 21UXでのデジタル作業になります。
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コミックイラストレーションガイダンス! 剣と魔法の世界編
人気絵師による、ファンタジーイラストの描き方を特集するメイキング本。
剣と魔法の幻想世界・ファンタジーイラストの描き方に特化した内容です。カードゲーム『ロードオブヴァーミリオン』で活躍する絵師たちのメイキングがメインになります。
巻頭は『ロードオブヴァーミリオン』に参加している9人の絵師へのインタビュー(Q.キャラデザインと彩色上のポイント・イラスト制作時間)と、カードゲームにイラストレーターとして採用されるには?の基準。
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ILLUST STUDIO公式メイキング講座
イラストスタジオでパース(透視画法)を使いこなすためのメイキング講座です。
先輩絵師に学ぶ作画テクニック ILLUST STUDIO公式メイキング講座
イラスタにはパース作画の補助機能として「パース定規」「3Dワークスペース」があります。それらを使いこなせばカッコイイ構図の絵になる。ぶっちゃけ、ハイパーアングルな構図(見上げる・見下ろす構図)が簡単に描けますよ!という講座本になります。
第1章はパースの基本です。イラスタで使うのに必要なパースの基礎知識を解説します。第2章は「3Dワークスペース」機能の使い方。第3章は「パース定規」の使い方。
第4章は3Dワークスペースを使用した具体的な作画術で、階段や曲がった道、身長差のあるキャラを背景に入れる方法など。第5章と巻頭企画は計8人の絵師によるメイキング集になっている。
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キャラ&背景がいきる マンガカラーテクニック
デジタルイラストにおける、色の使い方・配色について学ぶための参考書です。
デジタルになって使える色は、無数ともいえるほどに増えました。しかし、色づかいの参考書となると、WEBデザインのものばかりになる。そこでマンガ・イラストの視点から、色の基礎知識とカラーテクニックについて学ぶ参考書の刊行となりました。キャラクターが「碧 風羽」・背景が「べかさく」の担当です。
Lesson1は色の基礎知識として、デジタル・アナログ(印刷)にも共通する知っておいて欲しいことを学びます。Lesson2は色の持つイメージからのキャクター配色、性格や役割まで見通したカラーの決め方についてになる。
Lesson3は背景・風景の色づかいで、写真と違った季節や時間、演出意図によって配色する方法。Lesson4は別々に配色したキャラと背景を1つにするとき、違和感なく色を調整する仕方。Lesson5は著者によるイラストQ&Aと下絵集になっています。
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ペイントツールSAI 公式ガイド
初心者からプロのイラストレーターまで幅広い支持を受けているペイントツールSAI。その『公式ガイド』シリーズです。
今さら『公式ガイド』というのも何ですが、「SAIですぐデキる!スーパーペイントテクニック1と2」も小さく公式ガイドブックと印刷されている。同じ出版社で中身の構成も同じで「SAIですぐデキる!スーパーペイントテクニック3」といっても良い本です。
まずは『公式』と名のると外せないガイド部分。インストールとライセンス購入の説明、一通りの使い方チュートリアル。次にスーパーペイントテクニック1・2でも解説している、888氏によるキャラクターイラストでのSAI基本講座。続いて6名のイラストレーターによるメイキング講座(各8ページずつ)。巻末にはDVD収録のテクチャ一覧、イラスト関連のサイト・用語紹介、ショートカット一覧、開発者ミニインタビューになります。
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Let's Make ★ Character CGイラストテクニック vol.4 Mitha
PCゲームに多い『ギャルゲー塗り』のオーソドックスな塗り方を解説する、CGイラストテクニックシリーズ第4弾。
Let's Make ★ Character CGイラストテクニック vol.4
いつものように詳細なメイキングイラストは2枚です。1.ラフをスキャンしてSAIで線画作成→2.SAI+Photoshopで着色。3.鉛筆線画をスキャンしてPhotoshopで線画清書と着色。4.ギャラリー(線画+カラーイラスト4組 )という流れになります。
ソフトはPhotoshop7とSAI、ペンタブレットはBamboo、マシンスペックはCPU:Core2 Quadにメモリー4GBと、鉛筆線画をスキャンする描き方なら過不足のない環境です。