水彩ならPainter9.5
※Corel Painter 11が2009年5月22日に発売されました。
パソコンでイラストやカラー原稿を描くためのペイントソフトはたくさんあります。その中でもプロからハイアマチュアあたりで定番のソフトがAdobe PhotoshopとCorel Painterになります。そして水彩ぬりなどアナログ的なペイントを得意とするのがPainter(ペインター)です。
Painter9.5(Ⅸ.5)は最高の表現力をもっています。でもそれは、一人ではすべてを使いこなすことのできないブラシによるものです。自分に合うブラシが見つかる反面、高機能すぎて迷ってしまう。やはりカラーは自分が描きたい絵柄やぬり(アニメぬりとか水彩とかパステルとか)を決めてソフトに向かった方が上達するでしょう。
Corel Painter 9.5 Premium 乗り換えアップグレード版
※対象製品は、Painterのバージョン5.5 以前、コーレル商品(Painter Classic、Painter Essentials、Paint Shop Pro他、ワコム製タブレットに同梱されているPainter Essentialsも含む)
他社製品 Adobe Photoshop, Adobe Photoshop Elements, 水彩のいずれかのバージョン(OSを問わず)
Corel Painter 9.5 Premium アップグレード版
※Painterバージョン6・7・8が対象、インストールの際に、アップグレード対象の旧バージョンのシリアル番号が必要となります。
Corel Painter 9.5 Premium アカデミック版
※小・中・高等学校、大学、各種専修学校などに在学中の学生および教職員の方のみご購入いただけるアカデミック版です。購入の際に、学生証・教職員証明書をご確認させていただく場合がございます。
PainterはVer.6の水彩ブラシが有名なんですが、そのあと紆余曲折してPainter9.5ではVer.6レベルの水彩が復活している。そのほか「消しゴム」がブラシの一つからツールとして独立したり、細かいバグなども修正しています。
かつてPainterはPhotoshopと競って、万能型の画像編集ソフトを目指していたと思います。しかしVer.7くらいからPhotoshopと張り合うのをやめて、互換性や操作などであゆみよりをみせました。開発元や販売代理店の変更もあったせいか、今は本来のペイントソフトに特化してユーザーの操作性を重視するようになっています。そんな歴史もあってPhotoshopよりは安い高機能な画像編集ソフトだけど、ペイントソフトとしてはかなり高いものになっています。
しかし今後のPainterは、Photoshopと同じように大きな変更のないソフトになると感じています。バージョンアップも細かい機能の追加とバグとりだけで変わり映えしない、良くいえば完成にちかい安定したソフトなんでしょう。