ファンタジー背景画 パーツ編
ファンタジーゲームの背景画に出てきそうな小物、家具、建物パーツなど、40種類の描き方を紹介する背景素材事典になります。
ファンタジー背景画 パーツ編
ファンタジー背景画 ４０テーマの素材を描く！ パーツ編 
（honto）
本書は、背景全体の描き方を解説した「Photoshopで描く! ファンタジー背景画」（※ページ一番上）の続編です。背景全体の描き方ではなく、個別の背景モチーフ40種の描き方を解説するパーツ集となっています。
各モチーフの扉絵には3つの作例がまとめてあり、「Basic Design」は作例の描き方を１から順をおっての解説です。「Design Variation」と「Forme Variation」は、参考例としてデザインパターンをいくつか挙げています。
「ベーシックデザイン」はアタリ線画から（または下塗りから）解説していて、筆使いで質感を表現するタイプです。なのでチャレンジしやすく練習にもなり、応用も効きます。何より解りやすいです。
■40テーマの素材を描く！ファンタジー背景画パーツ編（ボーンデジタル）
■ファンタジー背景画 パーツ編（ART書櫃）
同じくPhotoshopを使い、背景画をパーツごとに解説する『デジタルイラストの「背景」描き方事典』があります。もちろん、現代・和風とファンタジー系・洋風デザインという違いはありますが、本書には遠景を構成するモノがすくなく、自然物（空や雲・山・水系）の被りがありません。『事典』として揃えても良いです。
ただ、同じソフト（Photoshop）でも使いかたで仕上がりが違って見えます。ツール機能に頼るのか、筆の塗りでいくのか、なのですが、最後は好みになります。共通する岩・木・地面あたりの手順を比べてみて参考としましょう。
ISBN-13: 9784862462824
▼目次（40テーマの素材を描く！ファンタジー背景画 パーツ編）
はじめに p.3
もくじ p.4-5
1.テーブル p.6
2.椅子 p.12
3.皿 p.18
4.ティーセット p.24
5.瓶＆ワイングラス p.30
6.砂時計 p.36
7.ライト p.40
8.ベッド p.46
9.棚 p.52
10.樽 p.60
11.壺 p.64
12.壁 飾り p.68
13.本 p.74
14.カゴ p.80
15.果物＆パン p.86
16.植木鉢 p.92
17.木 p.96
18.枯れ木 p.102
19.岩 p.108
20.草花 p.114
21.鎖 p.120
22.ロープ p.124
23.荷車 p.128
24.ドア p.136
25.窓 p.142
26.ルーバー p.148
27.暖炉 p.152
28.箱 p.158
29.布 p.164
30.看板 p.170
31.水車 p.176
32.風車 p.184
33.歯車 p.192
34.剣 p.200
35.柵 p.204
36.石塀 p.208
37.階段 p.214
38.文字 p.226
39.地面 p.232
40.屋根 p.236
奥付 p.240
著者プロフィール：aquamary images
近年、数多く発行された背景風景本も一段落したか～と思ったら、今度は細分化して背景パーツ本の登場、しかも結構な人気になっています。この路線だと背景写真集の数だけ刊行できるし、絵師の得意ジャンル（戦国時代物／SF近未来都市など）で始めたら、まだまだ続きそうです。
】
