アニメーションの本

 アニメーションの基本である『動く絵』の描き方を教えてくれる入門書。

アニメーションの本アニメーションの本―動く絵を描く基礎知識と作画の実際

 1978年刊行の古い入門書で、文章の硬さも含めアニメーションの教科書ともいえる内容です。いわゆるパラパラ漫画を自然に見せる技を、簡単な絵柄で説明していきます。『動く絵』のポイントとなる『中割り』を巧くみせる技術書です。多くの実例で、ていねいな解説をしている。

 これほど古い本でも原画・動画を描く作画パートの人材育成が、質・人数とも最重要なことがわかる。今も『動く絵』のポイントとなる『中割り』が巧い人は貴重で、ある記事によるとあと5年で制作に支障をきたす深刻な事態になると予測されている。とはいえ、この本が発行されて30年、ずっと危機だといわれて発展してきたのもアニメーションなんだけどね。

アニメーションの本中身01
 
アニメーションの本中身02
 
アニメーションの本中身03
 
アニメーションの本中身04
 
アニメーションの本中身05
 
アニメーションの本中身06
 
アニメーションの本中身07
 
アニメーションの本中身08

ISBN-13: 9784772600798
▼目次(アニメーションの本 動く絵を描く基礎知識と作画の実際
まえがき p.3
もくじ p.4

1アニメーションとは何か 藪下泰次 p.7
アニメーションの定義
アニメーションの種類
アニメーションの演出
アニメーション演出の特殊性
アニメーションと科学

2アニメーションのできるまで p.17
企画 /シナリオ /演出 /作画 /仕上げ /美術 /撮影 /編集 /アフレコ /ダビング /初号

3アニメートの基礎知識 p.23
課題1-7
A運動の自然法則
a慣性について b落下について c誇張について
B中割りの実際
aつめ bのこし cいち度に全部は動かない その1その2 dあとからついて動くもの e急には曲れない f予備動作をつけよう gつぶしとのばし hシルエットでもわかる絵を i重さ・大きさを描きわける
C遠近法について
a透視図法 b箱がきについて c透視図法による距離感 d水平線の決定 eパースはしっかりと fアイレベル gパンについて h近くにくると動きは速い i顔の回転 jドアの回転 kタテの動きはつまる l誇張した遠近法を

4作画の実際 p.73
A絵とタイミング
aキャラクターの演技 bタイミング c動きのなかの構図
B《赤ずきん》の実作
aキャラクター設計図 b背景設定 c絵コンテ d作画

5動きの実例 p.109
A人間の動き
a歩きの基本動態 b走りの基本動態
B動物の動き
aウマ bイヌ cネコ dライオン eウシ fゾウ gトリ h人間と動物の歩行動態の相似点
C自然の現象
a水 b波 c火 d煙 e旗

6アニメーターになろうとする君に 森康二 p.145

7アニメーションの知識 p.153
A作画の用具と材料
Bアニメの用語
Cアニメの参考図書
Dアニメプロ紹介

あとがき p.161
奥付 p.163

アニメーションをつくろう!RETAS STUDIO
星山博之のアニメシナリオ教室

▼過去のレビュー記事(ランダム表示)
▼コメント
▼コメントを投稿する
名前
メールアドレス
URL
コメント
パスワード ※パス入力すればコメント編集できます