図説・ヨーロッパ地上戦大全 決定版

 第二次世界大戦のヨーロッパ戦線で行われた地上戦、55のポイントとなる戦いを図解する資料集。

図説・ヨーロッパ地上戦大全図説・ヨーロッパ地上戦大全 決定版 (歴史群像シリーズ)

 「歴史群像WWII欧州戦史シリーズ」の地上戦部分を再編集しています。1939~1945年の期間で、主にドイツ軍対英米・ソ連軍などとの戦闘です。55の地上戦、6つの要塞・陣地、5つの戦術を1~2ページ内に収めて解説している。これは機甲部隊、主に戦車が活躍した戦場の戦術・戦闘経過を集めた資料ともいえます。

図説・ヨーロッパ地上戦大全中身01
 
図説・ヨーロッパ地上戦大全中身02
 
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ISBN-13: 9784056030419
▼目次(【決定版】図説・ヨーロッパ地上戦大全
もくじ p.2
特別綴じ込み付録W.W.Ⅱ『ヨーロッパ地上戦大全』関係マップ1939-1945 p.5-7

Part01ポーランド戦と冬戦争1939.9.-40.3. p.14
Battle01開戦における「大義名分」と「奇襲効果」 ダンツィヒの戦い p.16
Battle02時代遅れの戦い方を余儀なくさせた戦略的誤判断 ポーランド騎兵の突撃 p.18
Battle03戦車は本当に市街戦に不向きか ワルシャワ市街戦 p.20
Battle04森林積雪寒冷地に適した戦術とは 冬戦争 p.22
戦術図解01 モッティ戦術 p.24

Part02北欧戦とフランス戦1940.4.-6. p.26
Battle05作戦重点を形成する意義 フランス戦直前の独軍の状況 p.28
Battle06空挺奇襲作戦の成功の要件 独軍のエバン・エマール要塞急襲 p.30
欧州戦線の要塞・陣地01エバン・エマール要塞 ドイツ軍の進撃路に立ち塞がった「ベルギーの楔(くさび)」 p.32
戦術図解02 空挺作戦 p.34
Battle07致命傷となりうる戦略レベルでの固定的先入観 独装甲師団、アルデンヌを突進 p.36
戦術図解03 電撃戦 p.38
欧州戦線の要塞・陣地02巨大要塞群マジノ線 作戦行動の硬直化を促した、仏軍の守勢戦略の悪しき象徴 p.40
Battle08機甲部隊の突進と側面掩護 アラスの戦車戦 p.42
Battle09 88mm砲が対戦車戦に適していた理由 アラスの戦車戦での独88mm砲の活躍 p.44
Battle10なぜヒトラーは英仏軍の撤退を許したのか 英仏軍のダンケルクからの撤退 p.46

Part03イタリアの参戦とバルカン戦1940.6-41.4. p.48
Battle11「偵察」とは何か SSオートバイ部隊ドナウ川を渡る p.50
Battle12外線作戦とその要件 独軍、ユーゴスラヴィアを制圧 p.52

Part04独ソ戦1「バルバロッサ作戦」1941.6.-12. p.54
Battle13攻城戦の原則と要塞の価値 ブレスト要塞攻防戦 p.56
欧州戦線の要塞・陣地03ブレスト・リトフスク要塞 2重の水壕に区切られた4つの島から成るソ連の国境要塞 p.58
Battle14大規模包囲殲滅戦実現の要件 キエフ包囲戦 p.60
Battle15遅滞作戦の目的とやり方 ムツェンスクの戦い p.62
Battle16攻勢作戦と攻勢終末点 モスクワ前面の戦い p.64
戦術図解04 兵站 p.66
Battle17攻勢転移とは何か カリーニンでのソ連軍の反攻 p.68
Battle18空中補給と解囲 デミヤンスク包囲戦 p.70
徹底取材1モスクワ周辺の戦跡を歩く p.72

Part05北アフリカ戦線1941.3.-43.5. p.74
Battle19隘路(あいろ)の威力 ハルファヤ峠の戦い p.76
Battle20ロンメルが多用した一翼包囲攻撃とは ガザラの戦い p.78
欧州戦線の要塞・陣地04ボックス陣地 ロンメルの前に立ち塞がった英軍の砂漠の防御拠点 p.80
Battle21砂漠にも存在する地形上の制約 第2次エル・アラメインの戦い p.82
Battle22政治戦略の重要性 連合軍の「トーチ」作戦 p.84
Battle23実戦練度の差 チュニジア・ファイド峠の戦い p.86
Battle24歩兵の肉迫攻撃に脆い砲兵陣地 チュニジア最終戦 p.88

Part06独ソ戦2南部ロシアでの攻防1942.5.-43.3. p.90
Battle25攻城戦に不可欠な砲兵火力の集中 第2次セヴァストポリ戦 p.92
Battle26歩兵の火力、防護力、機動力を補った突撃砲 ヴォロネジ戦 p.94
Battle27市街戦の特徴とは ジェルジンスキー・トラクター工場の戦い p.96
Battle28困難な部隊の能力と状況の把握 スターリングラード救出作戦 p.98
Battle29機動防御の原則 第3次ハリコフ攻防戦 p.100

Part07イタリア戦線1943.7.-45.4. p.102
Battle30上陸作戦における最も重要な要素とは アンツィオの戦い p.104
Battle31戦場の焦点となる緊要地形 モンテ・カッシーノの戦い p.106

Part08独ソ戦3クルスク戦とウクライナ戦1943.7.-44.4. p.108
Battle32防御の4つの要則 クルスク突出部の状況 p.110
欧州戦線の要塞・陣地05パックフロント 各種対戦車砲を組み合わせたソ連軍の縦深防御陣地 p.112
Battle33装甲部隊の突進に不可欠な側面掩護 SS装甲軍団の突進 p.114
Battle34比較・2つの大戦車戦 プロホロフカ戦車戦 p.116
Battle35独ソ戦を特徴づけた渡河作戦 ソ連軍のドニエプル渡河作戦 p.118
徹底取材2クルスク周辺の戦跡を歩く p.120

Part09ノルマンディーからライン川へ1944.6.-12. p.122
欧州戦線の要塞・陣地06大西洋要塞 未完のままDデーを迎えた「大西洋の壁」 p.124
Battle36上陸海岸の選定の際に注意すべきこと 米軍、「オマハ」ビーチに上陸 p.126
Battle37上陸後に要求される数々の任務 英軍のソードビーチ上陸 p.128
Battle38機甲部隊の弱点とは カーン攻防戦 p.130
Battle39兵器と兵員の質 ヴィレル・ボカージュの戦車戦 p.132
Battle40砲爆撃に強い丘陵地帯の野戦築城陣地 英軍「グッドウッド」作戦 p.134
Battle41極めて難しい空地の火力調整 米軍のサン・ローからの突破 p.136
Battle42高度な戦術的判断が必要とされる後退時機の決定 ファレーズの独軍壊滅 p.138
Battle43空挺部隊の3つの弱点 アルンヘム地上戦 p.140
戦術図解05 対空挺防御 p.142

Part10独ソ戦4ドイツ軍東部戦線の崩壊1944.6.-45.3. p.144
Battle441個軍集団を消滅させた誤断 ミンスク攻防戦 p.146
Battle45間接アプローチとは何か ハンガリーの戦い p.148
Battle46包囲網内での撤退作戦 ケーニヒスベルク攻防戦 p.150
Battle47ポーランド軍がソ連軍の最前線に用いられた政治的理由 ポンメルン要塞の崩壊 p.152
徹底取材3ケーニヒスベルクの戦跡を歩く p.154

Part11バルジの戦い1944.12.-45.1. p.156
Battle48掩護部隊の弱点とは パイパー戦闘団の出撃 p.158
Battle49高い指揮能力が要求される後退行動 アイフェル高地の戦い p.160
Battle50「支とう点」と戦術眼 バストーニュの戦い p.162
Battle51遅滞作戦の様々な手段 サン・ヴィトの戦い p.164
徹底取材4バストーニュの戦跡を歩く p.166

Part12最終戦1945.1.-5. p.168
Battle52重要橋梁の爆破のタイミング 米軍、レマーゲンの鉄道橋を奪取 p.170
Battle53戦略要衝の保持か戦力の温存か ルール包囲戦 p.172
Battle54ソ連軍の夜間攻撃は何を意味するか ソ連軍、ベルリン総攻撃を開始 p.174
戦術図解06 歩兵の対戦車戦闘 p.176
Battle55先見的だった大戦末期の独装甲師団の編成 ベルリン陥落 p.178
奥付 p.180

ジャーマンタンクス
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