写真が語る第二次世界大戦

 第一次大戦から20年余りで起こった二回目の世界大戦。ナチスドイツとイタリアはヨーロッパ、大日本帝国はアジア太平洋地域と広範囲で戦われ、死者5500万人というスケールにまで拡大した。その壮絶な大戦を兵士や市民の目線で綴っています。

写真が語る第二次世界大戦写真が語る第二次世界大戦 (「知」のビジュアル百科17)

 第一次の塹壕戦は消え、兵士の数よりも兵器の数がものをいう戦争になった。最初から総力戦で軍VS軍ではなく、軍の最終目標は大都市や工場といった市民がいるところで、今はやらない民間船の撃沈や市民への無差別爆撃を平然とやった戦争でもあった。

 第二次世界大戦は1939年ヒットラーの命令で始まり~1945年昭和天皇の決断で終わった。この7年間の歴史はそれまでの100年分以上の密度があると思う。正直、64ページは足りていませんが、この戦争の大まかな流れと凄惨な事実を見ることは定期的に必要でしょう。それに第二次大戦を題材にした映画は数知れず、今なお作られている。


写真が語る第二次世界大戦(あすなろ書房「知」のビジュアル百科)

 洋画はだいたい1960年代の戦争映画ブームの作品は娯楽になっていて、1977年の「遠すぎた橋」でシリアス路線になり、空白期間を経て最近のものは「後世に戦争の悲惨さを伝えよう」的な内容がほとんど。あと日本映画は「戦争で逝く男たちで泣かせる」ことで首尾一貫している。それに海軍がほとんどで陸軍の対中戦線やインパールなど、まじめに描かなくてよいのだろうかとは思う。

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目次(写真が語る第二次世界大戦「知」のビジュアル百科17)
 分裂した世界 p.6 /近づく戦争 p.8 /戦争の準備 p.10 /電撃作戦 p.12 /占領 p.14 /レジスタンス p.16 /ドイツ軍 p.18 /バトル・オブ・ブリテン p.20 /空襲 p.22 /全面戦争 p.24 /敵地でのスパイ活動 p.26 /捕虜 p.28 /暗号解読 p.30 /大戦中のアメリカ p.32 /働く女性たち p.34 /戦時中の子供たち p.36 /太平洋の戦い p.38 /大戦中の日本 p.40 /大西洋の戦い p.42 /スターリングラード p.44 /大戦中のソ連 p.46 /砂漠の戦い p.48 /プロパガンダと戦意高揚 p.50 /ホロコースト p.52 /ノルマンディ上陸 p.54 /解放 p.56 /原子爆弾 p.58 /戦争終結 p.60 /戦後 p.62 /索引 p.64

写真が語る第一次世界大戦 (「知」のビジュアル百科16)

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