コスチューム 中世衣装カタログ
中世ヨーロッパの王侯貴族から平民までの階級や職業別の衣装が、モノクロイラストによって解説されています。
コスチューム―中世衣裳カタログ (Truth In Fantasy)
カタログということで中世ヨーロッパをメインに古代やら遠い異国の衣装まで、風俗風習をまじえて広く浅く紹介されている。ファンタジーで中世ヨーロッパを舞台にするなら基礎知識として役立つでしょう。
ただ写真は一切無く、衣装デザインの資料としてもパターン数が少ない。参考資料の一つとして活用するのが良いようです。あと、カバーイラストが山田章博ですが、表紙1枚だけで中身には関わっていません。
■コスチューム(新紀元社)
▼目次(Truth In Fantasy53:コスチューム中世衣装カタログ)
序章基本編
巻き付け型ドレーパリィ p.6 /貫頭衣ポンチョ p.8 /筒型衣チュニック p.10 /前あき型カフタン p.12 /コラム:獣皮という素材 p.14
第1章王侯貴族
帝王の装束の変遷 p.16 /帝王1 p.18 /帝王2 p.20 /帝王3 p.22 /男性貴族1 p.24 /男性貴族2 p.26 /男性貴族3 p.28 /女王の装束の変遷 p.30 /女王1 p.32 /女王2 p.34 /女王3 p.36 /貴婦人1 p.38 /貴婦人2 p.40 /貴婦人3 p.42 /コラム:貴婦人の持ち物 p.44 /コラム:世界の衣料素材 p.46
第2章聖職者
聖職者の装束の変遷 p.48 /教皇 p.50 /司祭 p.52 /修道士 p.54 /尼僧 p.56 /ドルイド p.58 /コラム:聖職者の持ち物 p.60 /コラム:異端審問~吹き荒れる狂気 p.62
第3章戦士
戦士の装束の変遷 p.64 /騎士1 p.66 /騎士2 p.68 /コラム:紋章 p.70 /戦士1 p.72 /戦士2 p.74 /弓兵 p.76 /コラム:武器各種 p.78 /コラム:コルセットとスタマッカー p.82
第4章市民
市民1 p.84 /市民2 p.86 /市民3 p.88 /市民4 p.90 /サラセン商人 p.92 /鍛冶屋 p.94 /仕立屋 p.96 /メイド p.98 /バトラー p.99 /コラム:履き物 p.100
第5章村の人々
農民1 p.102 /農民2 p.104 /狩人 p.106 /漁師 p.108 /羊飼い p.110 /隠者 p.112 /まじない師 p.114 /コラム:袖口 p.116
第6章巡歴者
旅人 p.118 /吟遊詩人 p.120 /芸人 p.122 /行商人 p.124 /キャラバン p.126 /船頭 p.128 /コラム:帽子 p.130 /コラム:「ギリシア風」の流行 p.132
第7章略奪者
盗賊 p.134 /娼婦 p.136 /暗殺者 p.138 /野盗 p.140 /ヴァイキング p.142 /プライベーティア p.144 /バッカニア p.146 /コラム:ラフ~首を覆う巨大な輪 p.148
第8章ヨーロッパの源流
ファラオ p.150 /エジプト王妃 p.152 /アッシリア王 p.154 /ペルシア王 p.156 /ギリシア男性 p.158 /ギリシア女性 p.160 /クレタ女性 p.162 /ケルト p.164 /ローマ男性 p.166 /ローマ女性 p.168 /ローマ軍人 p.170 /ビザンツ王 p.172 /コラム:さまざまな装飾品 p.174 /コラム:戦場から広まった衣服 p.176
第9章異境
鎧武者 p.178 /戦国大名 p.180 /女房 p.182 /巫女 p.184 /唐代の女性 p.186 /清代の男性 p.188 /清代の女性 p.190 /チャイナ・ドレス p.192 /アオ・ザイ p.193 /トルコ男性 p.194 /アフガニスタン女性 p.196 /ネイティブ・アメリカン p.198 /イヌイット p.200 /アフリカ p.202 /アイヌ p.204 /モンゴル p.206
巻末資料
服飾用語集 p.208 /まとめ p.214 /参考資料 p.216 /索引 p.218~p.221
◆衣服の歴史図鑑 (「知」のビジュアル百科14)
◆中世ヨーロッパ騎士事典 (「知」のビジュアル百科20)
◆中世ヨーロッパ入門 (「知」のビジュアル百科25)