コミックスタジオ4.0の違い
漫画作成ソフトのコミックスタジオがVer.4.0になりました。コミックスタジオとは1つのソフトでネームからペン入れ、トーン貼り、仕上げ、印刷データ出力までこなすオールインワンの漫画制作ソフトです。種類はEX・PRO・DEBUTの3タイプがあります。
■コミックスタジオ 4.0(ComicStudio.net/セルシス):製品情報
■ComicStudioEX 4.0 体験版(ComicStudio.net):コミスタ4.0体験版のダウンロードサイト。パソコンのスペック等、動作確認のために試してみてください。
コミックスタジオの最上位モデル。漫画制作ソフト全体でも最多の機能を誇る高性能ソフトになります。Pro版との大きな違いは作画補助ツールが豊富にあることです。写真や3Dモデルから線画や背景がおこせる「2DLT・3DLTレンダリング」。一連の流れ作業を登録してワンクリックで処理できる「アクションパレット」など、ラクする機能がいっぱいです。あと4.0から「トーンのゆがみ」が可能になり立体的にトーンが貼れるようになりました。
プロ作家にも十分使える必要な機能がそろったコミックスタジオの標準モデル。EXにある豪華な作画補助機能を削り、アナログでもしっかり漫画が描ける(描きたい)人向けです。価格も搭載機能のわりに低く設定されているので、お得感があり一番人気かと思います。Ver.4.0(Pro・EXのみ)から標準で「漫画用フォントを収録」され、Pro版でも3D素材を使った「3D下描き機能」 ができるようになりました。また「有名ブランドトーン」をはじめ、コミックワークスにも負けない「豊富なトーン素材」を収録しています。
ComicStudioPro 4.0 アスキーガイドブックモデル:Pro版に公式ガイドブックをセットにしたモデル。
ComicStudioPro 4.0アスキーガイドブックモデル製品概要
初心者・入門用に機能をしぼった低価格モデル。「これ1本で漫画が描ける」という基本性能はおさえていますが、Pro版と比べてもかなり機能が削られているので、本格的にデジタルコミックを描くとなるとモノ足りなくなるでしょう。Web用漫画とかマンガチックな素材作りには重宝します。
▼バージョンアップ版:Ver.4.0からバージョンアップ版がパッケージ製品として店頭販売しています。持っているコミスタ(DEBUT、PRO、EX)をそのまま4.0にするにはバージョンアップ版でよいですが、コミスタをDEBUT→PRO→EXとアップグレードするにはComicStudioバージョンアップ・アップグレード(セルシスダイレクト)に注文するしかないです。
ComicStudioEX 4.0 バージョンアップ版
ComicStudioEXのVer.1.0、2.0、2.5、3.0が対象のバージョンアップ版
ComicStudioPro 4.0 バージョンアップ版
ComicStudioProのVer.1.0、2.0、2.5、3.0(ASCIIガイドブックモデル、タブレットモデル、intuos3セットモデル含む)からのバージョンアップ版
ComicStudioDebut 4.0 バージョンアップ版
ComicStudioDebutのVer.1.0、2.0(サークルモデル、ガイドブックモデル、タブレットモデル含む)・3.0(サークルモデル、ASCIIガイドブックモデル、タブレットモデル含む)からのバージョンアップ版
Ver.4.0になってEXとProの機能差が縮小した。EXにだけある機能がホントに要らないと判断できれば、Pro版の方が安くて良いに決まっている。ただ、後でProからEXへのアップグレードは後悔するので慎重に検討しましょう。
◆あなたもマンガが描ける ComicStudio 4.0 公式ガイド
◆コミックスタジオ3Dデータコレクション
◆トーン素材集 for ComicStudio 4.0