ファンタジーの世界を描く アンデッド編

 ファンタジーや、特にホラー作品には必要不可欠な「アンデッド」の着想・デザインからイラスト作品完成までを解説するテクニック集です。

ファンタジーの世界を描くアンデッド編ファンタジーの世界を描く アンデッド編

 怪物のアンデッド(ゾンビ、ミイラ、グール、ヴァンパイア、人造人間、キョンシーなど)に的を絞ったイラストを描くための解説になります。

 前半はアンデッドをデザインするための着想、アナログ・デジタルの画材紹介、サムネイルスケッチ、解剖学からの描写、腐敗カラー、象徴的なポーズ、肉付け(小道具)、雰囲気(ライティング)、場面設定(物語性)、詳細なイラスト制作工程です。

 後半はイラスト作例集でアンデッド図鑑になっている。3系統(不死追求系、死者復活系、霊的妖怪系)の計30種類です。鉛筆画のサムネイルスケッチをスキャンして、Photoshop(一部Painter)を使ってカラーイラスト化するパターンが大半になります。

ファンタジーの世界を描く アンデッド編(ボーンデジタル)

 死への恐怖、不死への憧れとテーマとしてはまとまりがあるアンデッド系のモンスターですが、一冊にするにはピンポイント過ぎるかと・・加えてプロのクリエイター向け書籍として価格設定が高いのも。せめて幻獣編とかと統合してくれればな~

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ISBN-13: 9784862460677
▼目次(ファンタジーの世界を描く アンデッド編
もくじ p.4
前書き p.6
本書について p.7

はじめに p.8
アンデットアート集 p.10
インスピレーション p.12
アナログ作画 p.16
デジタル作画 p.18
スケッチブックを持ち歩く p.20
基本要素 p.22
解剖学的な描写 p.24
腐敗の進行 p.30
キャラクターのポーズ p.32
肉付け p.36
雰囲気作り p.40
想像力を刺激する場面設定 p.46
洗練されたディテール p.48
アーティストの制作現場 p.50

ようこそ恐怖の「地下墓地」へ p.56
半死半生の怪物 p.60
喰人鬼 p.62
マナナンガル p.64
食屍鬼 p.66
リッチ p.68
不死の鞭打苦行者 p.70
キョンシー p.72
ウェンディゴ p.74
人造人間 p.76
ネクロマンサー p.78
ブラックシャック p.80

歩く屍 p.82
感染ゾンビ p.84
ミイラ p.86
プリピャチの怪獣 p.88
レブナント p.90
骸骨戦士 p.92
つぎはぎの吟遊詩人 p.94
ドラウグ p.96
機甲化ゾンビ兵 p.98
コロッサス・ゾンビ p.100

霊的存在 p.102
ヴァンパイア p.104
リリン p.106
ヴェーターラ p.108
コレクト p.110
ヤクシニー p.112
アポロの霊 p.114
カロン p.116
妖怪 p.118
レイス p.120
キヴァタテオ p.122
サラセン人の亡霊 p.124

索引 p.126
クレジット p.127
奥付/著者:Keith Thompson p.128

ファンタジーの世界を描く 建造物編
THE SKILLFUL HUNTSMAN うでききの狩人
HRギーガーARH+
図録・人体の不思議

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