背景ビジュアル資料10 会社・オフィス街・高層ビル群

 都心の高層ビル群と、会社オフィス内部の写真、約700カットを収録する背景ビジュアル資料シリーズの第10弾。

背景ビジュアル資料10会社・オフィス街・高層ビル群 背景ビジュアル資料10

 前50ページほどが新宿・六本木・大手町など、ビルをメインにした街の背景写真です。あとは業界ごとに20ほどのオフィス(事務所や仕事部屋など)内部写真で、小物のアップや機材など細かく撮影されている。

 業種は放送・マスコミ・音楽・出版・ゲーム・IT・デザイン・法律と、あこがれのある業界です。巻末に各業界のよくあるファッション、とある1日のスケジュール、平均年収などのデータが載っています。

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古民家 遺したい日本の風景1

 遺したい日本の風景シリーズ第1弾『古民家』の写真集です。

古民家遺したい日本の風景1古民家 遺したい日本の風景1

 古民家=茅葺き屋根の家という決まりはないのだけれど、ほとんど茅葺きの家という写真集。1998年から2004年の撮影で、それぞれの撮影者によるコメントと撮影データが添えられています。

 「失われていく日本の風景を遺したい」という日本風景写真協会の企画本です。プロアマ含む全国218人の会員から寄せられた741点の中から88点を掲載しています。選択は1人1点、地域が片寄らないこと、後世に遺すべき記録性、風景写真として美しさがあるようです。

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世界装飾図2 マールカラー文庫19

 世界各地の装飾図・パターンデザインをカラーイラストで収録した文庫サイズの資料集。

世界装飾図2世界装飾図2 (マールカラー文庫 19)

 マールカラー文庫2「世界装飾図」の続編です。ヨーロッパを中心にアジア、北アフリカ地域の装飾デザインを工芸品(彫刻、絵画、金銀・宝石細工、織物、モザイク・タイル、写本装飾、ステンドグラス、陶器など)から収録しています。前巻に収まらなかった図版で編集したので、ヨーロッパ以外の中国・日本・インド・エジプト・アラブといった地域が多めになっている。

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武器と防具 西洋編

 ヨーロッパの刀剣・槍・弓・鎧といった火器以外の武器を種類ごとにまとめた武器事典です。

武器と防具西洋編武器と防具 西洋編 Truth in fantasy 20

 300ページのボリュームで武器事典といえます。品名ごとの紹介でイラスト(横に10cmの物さし付き)と「形状と用法」「歴史と詳細」の解説がある。分類は9つで(刀剣・短剣・鉾槍・打撃武器・射程武器・特殊武器・鎧・兜・盾)になります。ページ数は武器が8割、防具が2割で、さらに西洋編と絞られていて、中世以前のヨーロッパ方面の武器はかなり網羅された資料になっています。

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Quarterly pixiv vol.01

 ピクシブユーザーからのイラスト投稿、人気クリエイターへのインタビュー&メイキングをメインにした定期雑誌「クォータリーピクシブ」が刊行されました。

QuarterlypixivVol.1Quarterly pixiv vol.1

 特集1は「ブラック★ロックシューター」huke、ryoへのインタビューを中心にイラストや今後の展開などを紹介。特集2は「サマーウォーズ」監督細田守による選考の投稿イラストコンテスト。ほか「Quarterly pixiv」のイラストコンテスト:テーマ「春~出会いと別れ」の結果発表。イラストと描き方についてのインタビューはコザキユースケ、前嶋重機、晩杯あきら、ぷちでびる、バーニア600、Nardack。あと、クリエイター集団3つの紹介と『フミコの告白』の作者インタビュー、マサオ×サッカンの対談です。

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駅舎 遺したい日本の風景3

 遺したい日本の風景シリーズ第3弾『駅舎』の写真集です。

駅舎遺したい日本の風景3駅舎 遺したい日本の風景3

 JR最南端の駅、JR指宿枕崎線西大山駅(鹿児島)から、最北端のJR宗谷本線稚内駅(北海道)まで、南から順番に83の駅舎(保存駅を含めて)を紹介。各撮影者による駅舎の紹介コメント、撮影日、撮影機材データが添えられています。

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ヨーロピアン素材CD-ROM

 ヨーロッパ風の壁紙・絨毯の模様、飾り文字、マークなどのデジタル素材集。

ヨーロピアン素材CD-ROMヨーロピアン素材CD‐ROM―EPSアウトライン・スウォッチ・JPEG・PNGデータ収録

 CD-ROMにプロ向けのEPSアウトライン・スウォッチデータ(Illustrator8.0以上に対応)と汎用性の高い JPEG・PNGデータ(解像度200dpi)を、白黒とカラーでそれぞれ収録。種類はアルファベットの飾り文字(9セット)、壁紙などに敷き詰める柄パターン、枠線などを飾れるフレーム、飾り罫のボーダー、ワンポイントに使えるマークのアイコンとなります。

 書籍の方は、前40ページほどがAdobe Illustrator・Photoshop、Microsoft Wordでの使い方や加工の仕方につての解説で、後のページは収録素材を一覧するのに使っている。あと、最初に使用許諾について個別具体的に示しています。常識的な使い方なら商用利用も問題ない範囲かと思う。

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マンガの脚本概論

 京都精華大学マンガ学科の講義をまとめた教科書。ストーリー重視のマンガ作成法です。

マンガの脚本概論マンガの脚本概論

 京都精華大学にマンガ学科ができて10年、今はマンガ学部にまでなっています。その10年間に『マンガを学問として教えることができるのか?』を試行錯誤しての集大成が「マンガの脚本概論」という教科書的な本になったといえる。

 序盤は「マンガとは何か」ということで、マンガ表現の移り変わりを1950~2000年代、つまり手塚治虫先生がコマ割り漫画を開発して以来の進歩を解説します。1ページを均等に12コマ区切りで始まり、新しい表現が開発されては読者のリテラシー(漫画の読み取り能力)が上がり、さらに新しい表現をとくり返していき、1980年代半ばをピークに新しい表現やジャンルより、シンプルで量産性の高い内向きにまとまった作品が徐々に増えていく。ちょうどジャンプが600万部越えをしていた時期が重なります。

 中盤以降は、CMを4コマに、短歌を2ページに、そして起承転結を考えた8ページストーリー漫画を作成する実践編です。プロになって10年間、ストーリーの暴走に悩まされた著者が、ネームの前にプロットをしっかり練る重要性を説く。形は箱書きの脚本のようなものから、ただの筋書きまで人それぞれ、作品の長さやジャンルによっても違います。しかし、ここで完成図をきちんとイメージできないとネームで詰まる、作画途中で悩む、飽きる、完成しないという無駄につながるということです。

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Let's Make ★ Character CGイラストテクニック vol.4 Mitha

 PCゲームに多い『ギャルゲー塗り』のオーソドックスな塗り方を解説する、CGイラストテクニックシリーズ第4弾。

Let's Make ★ Character CGイラストテクニック vol.4Let's Make ★ Character CGイラストテクニック vol.4

 いつものように詳細なメイキングイラストは2枚です。1.ラフをスキャンしてSAIで線画作成→2.SAI+Photoshopで着色。3.鉛筆線画をスキャンしてPhotoshopで線画清書と着色。4.ギャラリー(線画+カラーイラスト4組 )という流れになります。

 ソフトはPhotoshop7とSAI、ペンタブレットはBamboo、マシンスペックはCPU:Core2 Quadにメモリー4GBと、鉛筆線画をスキャンする描き方なら過不足のない環境です。

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