Cintiq12WX DTZ-1200W/G0

　Intuos3と同等の性能の液晶ペンタブレット「Cintiq 12WX」が11/16に発売されました。12.1型ワイド液晶で、メーカー直販価格は139,800円。

■wacom Cintiq 12WX（WACOM製品紹介）
■12.1インチワイドサイズの液晶ディスプレイを搭載した高性能ペンタブレット「Cintiq 12WX」を発売（プレスリリース）

■ワコム、プロ仕様の12.1型ワイド液晶ペンタブレット「Cintiq 12WX」（PCWatch）

Cintiq12WXDTZ-1200W/G0 WACOM Cintiq12WX DTZ-1200W/G0（amazon）

　12.1型ワイド液晶（261.12×163.2mm）ということなので、Intuos3のA5ワイドサイズ（PTZ-631W：読取可能範囲271x158.8mm）とほぼ同じ描画サイズになります。ディスプレイとしても最大解像度1280x800なので、17インチ液晶並の性能を持っている。

　プロ向けのIntuos3と同じ性能で、ペン先ペン軸などオプションも共通して使うことが出来る。付属ソフトはありません。

■【仕事道具】Cintiq 12WX（液晶タブレット）（藤枝雅情報室）：プロのCintiq 12WXレビュー
■Cintiq 12WX の感想（マツゲB）：レビュー
■Cintiq 12WX（ばうろぐ）
■Cintiq 12WX 届きました（simplessive）

■小型液晶ペンタブレット「Wacom Cintiq 12WX」を使ってみたよ（動画）（Gizmodo Japan）：動画レビュー

　21インチ液晶のCintiq 21UXと比べると、液晶そのもの性能が良くなっている。小さいぶんドット欠けの心配も減るだろうし、コードの届く範囲で持ち運びもできる。イメージ的にはCintiq 21UXは写生に使う画板で、Cintiq 12WXは小さめのクロッキー帳、もしくはノートといった感じなのだろう。

　液晶ディスプレイの大型化ともにタブレットも大きくなってきたけど、Cintiq 12WXはメインの液晶とデュアルディスプレイにして併用するのが正解のようだ。

　液晶ペンタブレットは理想的なお絵描きツールですが、現状は高価なため、画面を見ながら手元のタブレットで描く「タブレット慣れ」が出来ない人や、そんな手間をかけたくないこだわりのあるプロが使っている例が多いです。価格さえ下がってくれれば万人が悩むことなく描ける良い入力機器なので、できれば価格は10万は下回って欲しかった。

■基本仕様（Cintiq 12WX）：本体の外形寸法　405.2×269.7×17mm(W×D×H、突起部を含まず)／本体の質量 1.8キロ／チルト角度 30゜、65゜、90゜(65゜と90゜でペン入力可能)

■液晶パネル：表示サイズ 12.1型 (261.12×163.2mm)／最大表示解像度 1280×800ドット／画素ピッチ 0.204×0.204mm／最大表示色 1677万色・256階調／最大輝度 180cd/㎡／コントラスト比 600:1／視野角水平170゜・垂直170゜／入力信号アナログRGB、デジタルDVI 1.0準拠／入力端子 DVI-I 29ピン×1

■タブレット：読み取り可能範囲 261.12×163.2mm／読み取り分解能最高0.005mm／読み取り精度 ±0.5mm／読み取り可能高さ 5mm／読み取り速度最高133ポイント/秒／筆圧レベル 1024レベル／傾き検出レベル ±60゜／インタフェース USB

■パッケージ内容：液晶ペンタブレット本体／グリップペン(消しゴム付き筆圧ペン)／ペンスタンド／コンバータボックス／アナログRGB接続ケーブル（DVI-I－アナログRGB）／DVI接続ケーブル（DVI-I－DVI-D）／USB接続ケーブル／ACアダプタ／電源ケーブル／ドライバCD-ROM／マニュアル