日本軍落下傘部隊 世界の軍装と戦術6

　旧日本軍にもあった空挺部隊の資料本です。

日本軍落下傘部隊 (オスプレイ・ミリタリー・シリーズ 世界の軍装と戦術6)

　飛行機から飛び降りて落下傘で敵地に侵攻する空挺部隊。先進国で落下傘降下の公開実演が1920年代末、1939年に実用可能な空挺部隊保有国はドイツとソ連のみ。第二次大戦に突入してアメリカ、イギリス、イタリア、そして日本に空挺部隊が創設される。しかも例によって陸軍・海軍べっこに配備運用するという・・・戦争やってて、この二重行政は悲劇の物語しか生まない。

■世界の軍装と戦術6　日本軍落下傘部隊（MODELKASTEN）

　バンド・オブ・ブラザース｛第二次世界大戦、ノルマンディ上陸作戦からドイツ降伏まで戦った米陸軍第101空挺師団（506連隊第2大隊）E中隊の戦い バンド・オブ・ブラザース BD-BOX／Band of Brothers [Blu-ray] [Import] （amazon）｝を観ても、空挺部隊は敵地の真ん中で包囲戦を強いられるので、物語の題材に良い。まして日本のとなると、軽装備を精神力で補って戦う設定と、俊敏さコンパクトが売りなことからいろいろと話が膨らむ。でも必ずお涙頂戴に持っていく映画は避けて欲しいな。

ISBN-13: 9784499230001
▼目次（日本軍落下傘部隊 世界の軍装と戦術6）
もくじ p.2
序章 p.3

第1章 編成 p.8

第2章 火器と装備 p.14

第3章 1942年の空挺作戦 p.20
横須賀第一特別陸戦隊によるメナド降下作戦、1942年1月 p.20
横須賀第三特別陸戦隊によるクーパン降下作戦、1942年2月 p.24
作戦の経過 p.25
海軍落下傘部隊、その後 p.27
挺進第二連隊によるパレンバン降下作戦、1942年2月 p.28
計画 p.29
L-1日：飛行場の戦闘 p.32
軍装カラーイラスト p.33-40
L-1日：精油所の戦闘 p.42
L日当日 p.43
挺進団、その後 p.44

第4章 1944～45年の空挺作戦 p.45
レイテ作戦 p.45
薫空挺隊、1944年11月 p.45
第二挺進団、1944年12月 p.47
ブラウエン挺進 p.48
オルモックの戦闘 p.51
レイテ以後の第二挺進団 p.53
ルソン島の第一挺進集団 p.54
沖縄の義烈空挺隊 p.56
日本軍落下傘部隊の最後 p.60

カラーイラスト解説 p.61
奥付 p.64

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