スーパーマンガ表現デッサン

 キャラクターをよりリアルに、存在感のある者にするため、表現力の増す描き方を解説します。

スーパーマンガ表現デッサンスーパーマンガ表現デッサン 質感を生かして描くキャラ表現編

 「スーパー表現デッサン」と同じく瓦屋根・竜田コンビのリアル系作画です。内容もスーパー表現デッサンを上巻、スーパーマンガ表現デッサンを下巻とした続編的な位置づけになる。

 第1章はキャラが纏う空気感(明暗や風や動きによる空間表現)、質感(衣装の色や毛皮・ビニール・金属といった材質表現)、宝石などアクセサリーの描き方。2章はキャラが直接触れる『水・氷』の表現、手に持つ『火』の作画になります。3章は光とカゲの演出、キャラにおちる影と陰の表現について解説する。

スーパーマンガ表現デッサン(グラフィック社)

 鉛筆線画(マンガでいえば下描き)の作画ですが、表現力・キャラの存在感という高いレベルの話です。簡単にいうと「乙嫁語り」「ヴィンランド・サガ」の作画レベルに達するにはどうしたらよいか?のヒントかと思います。

 毛皮や石や金属といった質感については、今までもいくつかの描き方本で解説されている。宝石については図形としての正確さが必要なので、軽くでも専門書を一読した方が良いでしょう。キャラが触れる水の表現はカラー彩色ではあるけど、線画ではまとまってなかったので良かった。カゲを陰・影に分けてコントラストの違いを整理する方法は、キャラ以外にもモノや風景に応用できて便利かもしれません。

スーパーマンガ表現デッサン中身01

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スーパーマンガ表現デッサン中身03

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スーパーマンガ表現デッサン中身07

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ISBN-13: 9784766121445
▼目次(スーパーマンガ表現デッサン 質感を生かして描くキャラ表現編
もくじ p.4
はじめに もっと「らしさ」のある画面づくりのために p.6

第1章 キャラを演出する 空気&ものの質感 p.7
空気を描こう p.8
 明るい空気と重い空気 p.8
 明暗の印象を決めるもの p.12
 空気を感じさせる髪の毛表現 p.16
 空間演出の効果 p.22
質感ってなんだろう p.34
 「それらしさ」をとらえる3つの単語 p.34
 キャラ衣装の質感表現 p.36
 グレーによる色表現 p.38
 どこにタッチを入れたらいいのか? p.42
ものの「質の感じ」を描こう p.44
 毛皮らしい感じ p.44
 金属らしい感じ p.50
 ガラス・ビニールらしい感じ p.52
 石らしい感じ p.54
アクセサリーを描いてみよう p.60
 宝石を描く p.60
 いろいろな宝石のアクセサリー p.68
 宝石表現の応用デッサン p.70
装飾の細密描写で、描き上げる力をつける p.74

第2章 キャラをとりまく水と氷と炎の質感 p.79
水 p.80
 身近な水 p.80
 雨 p.85
 海 p.86
 川 p.92
 水のハネ・しぶき p.94
 キャラと関わる水表現 p.96
 水をモチーフにした作画 p.102
雪と氷 p.110
 雪景色 p.110
 氷 p.114
 氷をモチーフにした作画 p.116
火と炎 p.120
 燃える表現 p.120
 火と炎をモチーフにした作画 p.124
火・水・氷で遊んでみよう p.130
 山 p.130
 火・氷・水を放つ p.132

第3章 キャラを輝かせる光とカゲの技法 p.135
光とカゲ p.136
 光を学ぶ…カゲを入れてみよう p.136
 光の性質と演出 p.140
 陰と影 p.148

著者プロフィール p.168
 竜田(たつた) p.168
 瓦屋根(かわらやね) p.174
あとがき/林 晃[Go office] p.183
奥付 p.184

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