キャラクターとモノの上手な描き方
携帯電話、傘、カバンにパソコン、日常シーンに出てくる物と人との絡みを、自然に見えるように描き方を解説する。漫画の教科書シリーズ第9弾。
キャラクターとモノの上手な描き方 (漫画の教科書シリーズ No.09)
漫画の教科書シリーズ1キャラクターの基本デッサンに続いて、キャラクターデザイナーのヒラタリョウ氏1人による作例と解説になります。
第1章は、キャラにモノを持たせると絵が不自然になってしまう初心者の為に、人とモノの対比、バランスなど、気をつけて描くポイントを解説します。
2章は、漫画やアニメでよくある街なか・外出でのシーンから、携帯・傘・帽子など小物との絡みを描く。モデル撮影を行い写真を元にしてリアルに描いています。続いて3章は、室内での日常シーンから、着替え・掃除など。
■キャラクターとモノの上手な描き方(誠文堂新光社)
4章は、室内でもクリエイティブ系の作業シーン、パソコン・カメラ・物書き・考えるなど。5章は、ヨガ・ストレッチそのままです。6章は、バス・バイクに乗る、ドア・窓を開けるの大物との対比です。
『日常シーンにおけるモノとの自然なポーズ』に集中していて、小物や乗り物のバリエーションを期待すると足りない。銃や刀も、もちろんないし自転車もないメガネもないよ。絵柄が好みで、作例が載っているシーンや小物のアドバイスが欲しければ適切かと思います。
ISBN-13: 9784416611166
▼目次(キャラクターとモノの上手な描き方 漫画の教科書シリーズ No.09)
もくじ(はじめに) p.2-5
Gallery
スプーンを使っての食事 p.6
傘を差す p.8
扇風機を使う p.9
机に向かい物思いにふける p.10
バッグから携帯電話を取りだす p.12
帽子をかぶるキャラクターの動き p.13
バッグを持ってポーズ p.14
子供たちのさまざまな動き p.16
Chapter01 絵の基本 p.17
そっくりに描く p.18
人を描く p.22
モノと人の対比(椅子、机の大きさを知る) p.28
アイレベル p.30
椅子に座る p.32
アオリ/俯瞰 p.34
モノ(工業製品)を描くにあたって p.36
コラム01:写真を元に絵を描くポイント p.46
Chapter02 街中での行動やポーズ p.47
携帯電話1 p.48
携帯電話2 p.50
携帯メール p.52
カバンを持って p.54
カバンから取り出す p.56
財布からお金を払う p.62
化粧を直す p.64
カバンでポーズ p.66
髪を直す p.68
帽子 p.72
傘 p.74
靴を履く(立ちポーズ) p.76
靴を履く(座りポーズ) p.78
靴を履く(ブーツ) p.80
ヘッドホン p.82
腕時計 p.84
人を待つ p.86
壁にもたれる p.88
ペットボトル p.90
コーヒーを飲む p.92
スプーンで食べる p.94
ティッシュ p.96
男性ポーズ1 p.98
男性ポーズ2 p.100
いろいろな手の表情1 p.102
いろいろな手の表情2 p.104
コラム02:骨格、筋肉、手の表情 p.106
Chapter03 室内での行動やポーズ p.107
掃除機をかける p.108
軽いモノを持つ p.110
重いモノを持つ p.112
ポケットに手を入れる p.114
高いところのモノを取る p.116
机を拭く p.118
扇風機に当たる p.120
シャツを着る p.122
男性ポーズ3 p.126
男性ポーズ4 p.128
いろいろな手の表情3 p.130
コラム03:写真からデフォルメキャラを描くコツ p.132
Chapter04 クリエイティブな作業 p.133
考える、悩む、突っ伏す p.134
本を読む p.138
ビデオ(リモコン) p.140
パソコンを使う p.142
ペンや鉛筆 p.146
写真を撮る1 p.148
写真を撮る2 p.150
男性ポーズ5 p.152
いろいろな手の表情4 p.154
コラム04:作品を仕上げる際の客観的視点 p.156
Chapter05 ヨガやストレッチ p.157
床や椅子を使ったストレッチ p.158
コラム05:立体物の制作から顔や身体を把握する p.166<
Chapter06 バリエーション p.167
乗り物に乗る p.168
ドアを開ける p.170
窓を開ける p.172
さいごに/著者プロフィール:ヒラタリョウ/モデル:藤川奈緒 p.174
奥付 p.176