アニメーションベーシックス

 アニメーションの基本と、アニメ業界全般の基礎知識を80項目にまとめた『アニメ業界ガイドブック』

アニメーションベーシックスアニメーションベーシックス アニメ全域の基本を知る80のキーワード

 2ページ1項目の構成でNo.1~80+コラム6つを、6章に分けています。アニメ業界全体の基本情報を広く浅く、一般向けに解説している。

 第1章はアニメーションの歴史や、セルアニメ~3Dアニメの制作手法の解説。2章はアニメ制作の手順、企画書からアフレコ音入れまでの流れ。3章はアニメ制作の肩書き、プロデューサーや制作進行、演出家、色彩設計の職種が何をしているか?の解説。

 4章はアニメビジネスの展開や売上げなど、市場規模のデータ。5章は漫画とも実写映画とも違う、アニメーションだけの演出について。6章はアニメ制作で最大人数の『作画』を目指す人に向けて、必要最低限の基礎をサラリと紹介します。

アニメーションベーシックス(BNN)

 専門学校案内の延長と云ってしまえばそれまでですが、日本のアニメ業界全体を見渡せて、初心者にも解るようにアニメーションの基礎を説明している1冊です。これからアニメーションを学びたい人、アニメ業界に関わる人に、必要な知識を網羅しているガイドブックになります。

 アニメ制作会社や学校が協力しているので、現場で使用された図版が使われている。『世紀末オカルト学院』の制作資料カットが多いです。また、独学で深く知るために関連書籍の推薦も多い。

 あと、企画書の書式掲載も珍しい。ジブリで出版している映画資料でとか、数少ない事です。さらに、TVアニメの製作費、スポンサー6千万円の出資が、製作費1千万円になっている図も公開していて、ちょっと前の出版物ではなかった。未だにキー局から地方局に『アニメを放送してもらうために配る』2500万円が理解できない。読み込むとアニメ業界の歪みまで透けてくる、良心的にまとめられたガイドブックです。

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ISBN-13: 9784861007408
▼目次(アニメーションベーシックス アニメ全域の基本を知る80のキーワード
はじめに p.3
もくじ p.4-5

CHAPTER 1 アニメーションとはなにか
No.01 アニメーションとは p.8
No.02 アニメーションの歴史1 /世界のアニメーション p.10
No.03 アニメーションの歴史2 /日本のアニメーション p.12
No.04 アニメーションの制作手法1 /リミテッドアニメーションとフルアニメーション p.14
No.05 アニメーションの制作手法2 /ストップモーションアニメ p.16
No.06 アニメーションの種類1 /セルアニメ p.18
No.07 アニメーションの種類2 /デジタルアニメ p.20
No.08 アニメーションの種類3 / 3DCGアニメーション p.22
No.09 アニメーションの種類4 /クレイアニメ、パペットアニメ、ピクシレーションアニメ p.24
No.10 アニメーションの種類5 /切り絵アニメ、紙アニメ、ピンスクリーンアニメ p.26
Column1 映画・映像・フィルムの歴史 p.28

CHAPTER 2 アニメーション制作のながれ
No.11 日本のアニメ業界のしくみ p.30
No.12 アニメができるまでのワークフロー p.32
No.13 プリプロダクション1 /企画 p.34
No.14 プリプロダクション2 /脚本 p.36
No.15 プリプロダクション3 /設定 p.38
No.16 プロダクション1 /絵コンテ p.40
No.17 プロダクション2 /レイアウト p.42
No.18 プロダクション3 /原画 p.44
No.19 プロダクション4 /動画 p.46
No.20 プロダクション5 /色指定 p.48
No.21 プロダクション6 /仕上げ p.50
No.22 プロダクション7 /特殊効果・彩色検査 p.52
No.23 プロダクション8 /背景 p.54
No.24 プロダクション9 /撮影 p.56
No.25 ポストプロダクション1 /編集 p.58
No.26 ポストプロダクション2 /アフレコ、音響制作 p.60
No.27 ポストプロダクション3 /ダビング p.62
No.28 3DCGアニメーションのワークフロー p.64
Column2 アニメ制作の国際化 p.66

CHAPTER 3 アニメーション制作にかかわる職種
No.29 プロデューサー p.68
No.30 制作進行 p.70
No.31 監督・演出家 p.72
No.32 作画監督 p.74
No.33 キャラクターデザイナー p.76
No.34 色彩設計 p.78
No.35 美術監督 p.80
No.36 撮影監督 p.82
No.37 音響監督 p.84
No.38 3D監督 p.86
No.39 原画 p.88
No.40 動画 p.90
No.41 背景美術 p.92
No.42 脚本家 p.94
No.43 編集 p.96
No.44 3DCGクリエイター p.98
Column3 アニメーション業界のワークスタイル p.100

CHAPTER 4 アニメビジネスと市場
No.45 テレビアニメ p.102
No.46 劇場用アニメ p.104
No.47 OVA・ビデオソフト p.106
No.48 キャラクタービジネス p.108
No.49 メディアミックス p.110
No.50 海外への販売 p.112
Column4 世界から日本のアニメーションが支持される理由 p.114

CHAPTER 5 「魅せる」ための演出力
No.51 アニメーションと漫画の違い p.116
No.52 心ひかれるストーリーとは p.118
No.53 魅力あるキャラクターづくり p.120
No.54 脚本の重要性 p.122
No.55 アニメにおける演出 p.124
No.56 絵コンテでテンポをつくる p.126
No.57 キャラクターの表情や動き p.128
No.58 名シーンをいろどる背景美術 p.130
No.59 効果音やBGMはどう選ぶか p.132
No.60 声優の演技力 p.134
Column5 実写ではできないこと、アニメーションだけにできること p.136

CHAPTER 6 「魅せる」ための作画力
No.61 運動の法則 p.138
No.62 人間の視聴覚 p.140
No.63 遠近法 p.142
No.64 色彩 p.144
No.65 光と影 p.146
No.66 バランス p.148
No.67 人体のつくり p.150
No.68 デッサン力とデフォルメ p.152
No.69 性別や年齢の表現 p.154
No.70 キャラクターを動かす p.156
No.71 基本の動き1 /歩き p.158
No.72 基本の動き2 /走り p.160
No.73 基本の動き3 /振り向き p.162
No.74 表情と喜怒哀楽 p.164
No.75 キャラクターの性格を表現する要素 p.166
No.76 色の選び方と彩色 p.168
No.77 動物を描く p.170
No.78 自然現象を描く p.172
No.79 建物を描く p.174
No.80 メカを描く p.176
Column6 デジタルツールが広げる表現力 p.178

Appendix 付録/資料
アニメーションを学べる学校 p.180
プロダクション紹介 p.182
参考文献 p.184
索引 p.186-189
奥付 /取材協力:A-1Pictures、東京アニメーター学院 p.190

アニメーションのつくりかた
アニメーションの本
世紀末オカルト学院 オフィシャルアーカイブ

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