人を描くのって楽しいね!
超初心者向けのお絵描きサイト「人を描くのって楽しいね」が書籍になりました。人物画を、楽しみながら前向きに描いていく方法を解説する。
絵を描くことは才能ではなく日々の継続によるとして『1%の才能と99%の努力』で人を描けるように目指します。それこそ、丸と直線しか引けないレベルから教えてくれる。
第1章は人の全身の描き方。ペラペラ君・ゴム板君・ハート描きのレベルに応じた3段階の描き方を丁寧に解説。また、足太君・肩タマゴなど人物をバランス良く簡単に描く方法も紹介します。
2章は頭部の描き方。顔・鼻・耳・髪などの各パーツを粘土でイメージしたり、単純な記号に置き換えたりして描いていきます。3章は手・足(靴を履いたのも含む)をブロック分けして描きます。巻末はポーズ毎に解説するデッサンコーナーです。
■hitokaku index(人を描くのって楽しいね)
鉛筆の握り方から始まって、人物を描くところまでです。頭身も6.5頭身の日本人体型でシンプルにいきます。マンガ・アニメの頭身や、女のコをかわいく描くなど余分なことがなく、ひたすら「人を描ける」ことだけを目的にしている。
多少なりとも才能があったり、練習して描けている人には遠回りな解説でしょう。それこそ「あいうえお」や「ABC…」を書き順から教えるような丁寧さになります。1冊終わっても、ひらがな・アルファベット習得という感じですので、もの足りないです。この勢いで続刊が出ることを期待します。
ISBN-13: 9784331514702
▼目次(人を描くのって楽しいね!)
もくじ p.2
はじめに 中村成一 p.4
鉛筆の種類と持ち方 p.6
ウォーミングアップしよう! p.8
らくがきしてみよう p.10
第1章 人を描くのって楽しいよ! p.13
人を描く順番を覚えよう p.14
ペラペラ君から始めよう p.16
1.ペラペラ君の基本 p.16
2.ペラペラ君を描いてみよう p.18
3.ペラペラ君を動かそう p.20
人のプロポーションについて p.26
ゴム板君で人物を攻略 p.30
1.ゴム板君ってなぁに? p.30
2.ゴム板君の描き方 p.31
3.座るポーズを描こう p.35
4.太っている人を描く p.40
人の骨格とハート描き p.43
1.骨格について p.43
2.ハート描きってなぁに? p.44
3.人体の対比を覚えよう p.45
4.ハート描きを楽しもう p.47
足太君で描こう p.57
1.足太君ってなぁに? p.57
2.足太くんを描こう p.58
3.いろいろな足太君 p.67
全身の筋肉について p.74
肩タマゴの手法 p.78
1.タマゴで肩を理解 p.78
2.肩タマゴと腕の向き p.80
走る人を描こう p.82
第2章 頭部を描こう p.89
顔を描こう p.90
1.粘土をイメージしてみよう p.90
2.顔の基本 p.91
3.頭部と首のつながり p.94
4.顔三角描き p.96
5.お面つけ描き p.99
6.メール文字の<を使う p.104
7.アニメタイプの顔を描こう p.108
目を描こう p.110
1.自分の目を見て簡略化 p.110
2.いろいろなタイプの目 p.111
3.角度をつける p.113
耳・口・鼻を描こう p.114
1.耳 数字の9を描く p.114
2.口 くちびるはM描きで p.115
3.鼻を描く 三角法 p.118
髪の毛を描こう p.120
1.粘土で表現 p.120
2.カモメブロック分け p.122
3.マンガタイプの髪型 p.123
第3章 手足を描こう p.125
手の描き方 p.126
1.ひたすら模写 p.126
2.クッキング手袋手法 p.127
3.握った手を描こう p.129
足を描こう p.136
1.靴から始めよう p.136
2.ブーツ p.136
3.靴 p.138
4.素足を描こう p.141
「人を描く」デッサンコーナー p.145-159
奥付 p.160