コミッカーズアートスタイル Vol.7

 コミッカーズアートスタイルの7冊目。リニューアル中らしく一見するとアニメ雑誌みたいです。

コミッカーズアートスタイル7コミッカーズアートスタイル Vol.7

 インタビューがメインになります。比較的ロングインタビューなのがグレンラガンの監督とキャラデザ、椎名軽穂、菅野文、大久保篤、ヤス、森田まさのり、龍門諒×恵広史、ゆでたまごです。メイキングは流行りのイラストソフトSAIでHOMEX氏のみ。インタビューそのものは良いけど、仕事場の写真とかコミッカーズだから出したイラスト・資料とかが少ない。メイキングが1人だけなのも「ビジュアル&テクニックマガジン」としては侘びしいです。

 特集は「マンガアニメ業界の2008年総決算」なのですが、年2回刊行の雑誌でそのセンスはちょっと・・・内容も著名人の対談や深い考察があるわけでもなく、ネット情報以上のものがありません。最も首を傾げるのが、菅野博之の「マンキ!」をはじめとする連載記事を全て切った。そして新企画予告の2ページ(全容は不明)、年2回の雑誌でリニューアル準備号とは・・・

 例年この時季、専門学校の広告記事が5~6校は載るものですが、2校だけです。広告記事収入と高い価格設定で、なんとか少部数でも発行できるのが『専門雑誌』なのでしょう。でも価格はこれ以上はあげられない、広告収入は減る、大丈夫でしょうか?それに店頭で7号だけビニールを掛けていたのはなぜだ。『落ち目になるとビニールをかける現象』か?

コミッカーズアートスタイル 第7号(美術出版社)

コミッカーズアートスタイル7中身01
 
コミッカーズアートスタイル7中身02
 
コミッカーズアートスタイル7中身03
 
コミッカーズアートスタイル7中身04
 
コミッカーズアートスタイル7中身05
 
コミッカーズアートスタイル7中身06
 
コミッカーズアートスタイル7中身07
 
コミッカーズアートスタイル7中身08

ISBN-13: 9784568503739
▼目次(コミッカーズアートスタイル Vol.7
GAINAX:グレンラガン カバーイラスト・折込ピンナップby錦織敦史
田中達之「桿体(かんたい)カメラ」15最終回 ピンナップ p.3
もくじ p.6

必見!マンガ・アニメプレミアムガイド
コミッカーズが選ぶ2008年総決算 p.7
2008年オタク業界プレイバック p.8
天元突破グレンラガン p.10
今石洋之監督・錦織敦史キャラデザインタビュー
椎名軽穂インタビュー『君に届け』 p.20
菅野文インタビュー『オトメン(乙男)』 p.22
大久保篤インタビュー『ソウルイーター』『B壱』 p.28
ヤスインタビュー『ヤス:五日性滅亡シンドローム』 p.34

原作コミックカタログ2008 p.38
森田まさのりインタビュー『べしゃり暮らし』 p.42
龍門諒×恵広史インタビュー『BLOODY MONDAY』 p.46
生誕記念年を迎えたモノたち p.50
「サンデー&マガジン」50年の歴史を紐解く p.52
ゆでたまご・嶋田隆司インタビュー『キン肉マン』 p.56
2008年から2009年へマンガ・アニメ業界はどこへ行くのか p.60
専門学校紹介 p.61
マンガストーリーの作り方by編集者江藤千恵子 p.66-67

C's Press byホジョイ p.69
Genius Party Beyond p.70
前田真宏、中澤一登、大平晋也、田中達之、森本晃司 各氏ミニインタビュー
たかみちインタビュー『LO画集 』『ゆるゆる』 p.74
たち吉へうげもの展へうげもの』 p.76
Webからのプロデビュー! p.78
Michao!』『マンガ読もっ!』『Dream Tribe
Fellows! p.80
SEDOUKAせどうか旋頭歌 長澤真インタビュー p.81
加倉井ミサイルインタビュー『加倉井ミサイル画集 白珖』 p.82
CG最前線!SAI最新テクニック p.83
SAIに挑戦1・2 HOMEXZGM blog)メイキング p.86-93

コミッカーズ・Web拍手合同イラストコンテスト p.94-96
第49回イラストマスター展 p.97-105
次回予告 p.106 ※次号2009年6月発売予定

コミッカーズアートスタイル 雑誌一覧
天元突破グレンラガンアニメーション原画集3
COMiCS・DRAWiNG(コミックスドロウイング)

▼コメント
▼コメントを投稿する
名前
メールアドレス
URL
コメント
パスワード ※パス入力すればコメント編集できます