COMiCS・DRAWiNG NO.04
漫画とイラストのメイキングマガジン「コミックス・ドロウイング」の4冊目。
COMiCS・DRAWiNG NO.4 (2008)―漫画を描きたい、知りたい人のためのメイキングマガジン (4) (SEIBUNDO Mook)
巻頭は完結した『蟲師』。その誕生から独特の世界観の構築までをインタビュー。メイキングは氷栗優（カラーインク・モノクロ）、入江亜季（カラーアクリル・モノクロ）、redjuice（カラーCG／SAI、PhotoShopCS3）、HACCAN（カラーCG／Painter）、星野リリィ（カラーCG／PhotoShop）、その他ちょっとしたテクニックや道具・資料の紹介は絵師ごとに多々あります。連載記事も充実した内容のまま継続している。
注目はデジタルでいうと『よしづきくみち』。主にPainterで、効果にPhotoShopの併用なのだけど、PhotoShopのレンズ効果を使っている。新海誠（空の記憶）でも思ったけどアナログにはない、デジタルソフトの機能を使いたおして独特の雰囲気を獲得しているように思う。
もう1人が「pixiv」で有名な『redjuice』。お絵描き掲示板で始めたイラストでプロになったというデジタリアン。ついにアナログの技術も経験もなくてプロになれる時代がきました。以前は「アナログの技術がないやつは・・・」と低い評価をしていたのが「昔の話」になった。もっとも「驚異的な才能」は要るんだけどね。
▼目次（COMiCS・DRAWiNG NO.04）
[ART Promenard] ノンシュガー p.2 ／はましま薫夫 p.3 ／波津彬子 p.4
もくじ p.5
[SPECIAL INTERVIEW] 『蟲師
Cintiq21UX 作家のイメージをそのまま伝えるデジタルツール ひな。 p.14
[SPECIAL ISSUE] 華麗なるカラーテクニックの現場 p.17
『カンタレラ
『群青学舎
[HEAT CREATER] ～今もっとも熱いクリエイター達～
『恋ひうた 和泉式部異聞』 江平洋巳
よしづきくみち
redjuice（redjuicegraphics） p.56
HACCAN+草薙 『アヴァロンコード
星野リリィ 『おとめ妖怪ざくろ
[HOW TO TECHNIC] p.79
マンガdeポン～デジタルツールで描く～[デジタルトーンのススメ] 川西ゆい p.81
アナログ漫画の描き方Lesson4[つけペンでのキャラクターの描き方] さとーあきら p.87
アシたのために～アシスタント奮闘記～ アキツタカヤ p.93
デジタルイラスト漫画の描き方Lesson4[影色の入れ方] 松成久美子 p.99
[イラストコラム]
りりんらのお筆先紀行第3回 りりんら p.106
歴史マンガのポイント、バッチリ教えちゃいます！4[食べ物の歴史] p.113
おはなしのプロットはこう作る第4回おはなしはかけ算で面白くなる p.120
イラストコラムバックヤード p.126
[読者のページ]
コミドロ RadioStation読者コーナー p.127
第3回 Chara Art Arena p.104・p.132
ART Promenard 初出一覧と読者プレゼント p.134
奥付 p.136 ／編集者：田中桂（空想海軍 航海日誌）
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