男の制服図鑑 完全版
いわゆる女性目線の男の制服図鑑、というか観賞用カタログです。
『働く男の制服図鑑』と『戦う男の制服図鑑』を合体させた本です。それに「競う男たち」というスポーツユニフォームを描き下ろしたおまけページが付いています。
やはり広く浅く観賞用という感じの資料で、制服図鑑とするには範囲を拡げすぎて偏っている。ピンポイントで使いたい制服があればよいですが、無ければ専門資料をあたるしかないでしょう。巻末の「参考文献」に、レビューした軍装資料がいくつかあるのを見て「やっぱりな」と思いました。このイラスト以上を目指すなら元資料を見た方が、情報密度も高く参考になるでしょう。
▼目次(男の制服図鑑 完全版)
もくじ p.2
制服ギャラリー p.4
警察官 /海上保安官 /消防士 /自衛官 /裁判官 /郵便局員 /鉄道員 /機長 /船長 /医師 /ウエーター /神父 /サラリーマン
軍服ギャラリー p.17
第二次世界大戦時・大日本帝国、ドイツ第三帝国 /ヴェトナム戦争時・アメリカ合衆国 /アフガニスタン紛争時・ソヴィエト連邦 /現代日本(陸海空自衛隊幹部常装冬服) /現代アメリカ合衆国(陸海空軍将校通常制服) /その他(第二次世界大戦時・イタリア王国陸軍将校、ソヴィエト連邦空軍上級政治指導員/15世紀~現在・スイス衛兵/ナポレオン戦争時・フランス共和国軍軽騎兵将校)
スペシャルピンナップ(大日本帝国軍人の卵たち/二越としみ) p.28
特別収録競う男たち(バスケットボール/弓道/フェンシング/乗馬) p.30
『働く男の制服図鑑』 p.33
警察官 p.33
海上保安官 p.47
消防士 p.53
COLUMN 01 [階級社会バンザイ!] p.62
自衛官 p.63
法曹 p.81
COLUMN 02 [制服をまとったエリートたち] p.86
郵便局員 p.87
鉄道員 p.91
COLUMN 03 [制服との邂逅] p.96
航空関係者 p.97
航海士 p.103
COLUMN 04 [白手袋に敬礼] p.106
医師 p.107
COLUMN 05 [白衣という聖域] p.114
サービス業従事者 p.115
聖職者 p.125
COLUMN 06 [制服を輝かせるアイテム] p.128
制服の小部屋 p.129
GUEST COLUMN(二越としみ /碧門たかね /的井けるな /高坂りと) p.130
クリエイター108人の煩悩アンケート p.134
制服図鑑番外編/サラリーマン p.138
あとがき(『働く男の制服図鑑』) p.142
『戦う男の制服図鑑』 p.145
第一章 ロマン編(第二次世界大戦時) p.145
COLUMN 01 [軍服用語集] p.146
大日本帝国 p.147
ドイツ第三帝国 p.163
アメリカ合衆国 p.179
フランス共和国 p.191
イタリア王国 p.195
ソヴィエト連邦 p.199
その他(大英帝国/中華民国/ポーランド/ルーマニア) p.203
COLUMN 02 [陸軍vs.海軍] p.208
第二章 ハード編(現代) p.209
COLUMN 03 [ステキな軍用アイテム] p.210
日本国 p.211
アメリカ合衆国 p.219
その他(イギリス/フランス共和国/スイス連邦/ギリシャ共和国) p.235
COLUMN 04 [軍服ウォッチングポイント] p.240
第三章 マニアック編 p.241
GUEST COLUMN(二越としみ /冬凪れく /神葉理世) p.242
軍服煩悩アンケート p.245
世界の特殊部隊(イギリス・SAS、SBS /アメリカ・デルタフォース /ドイツ・GSG-9 /ロシア・スペツナズ /日本・SAT) p.250
あとがき(『戦う男の制服図鑑』) p.254
特別収録『競う男たち』 p.256
ラグビー /サッカー /バレーボール /野球 /卓球 /剣道 /フェンシング /馬術・馬場馬術、障害飛越 /銃剣道 /弓道
あとがき p.270
奥付 /著者:桜 遼(かたゆでたまご) p.272