時代劇キャラを描こう!
漫画で時代劇モノのキャラクターを描くときに参考になる装束や小物、習慣などをコンパクトにまとめた資料になります。
平安貴族から新撰組まで、いかにも漫画の登場人物になりそうな職業・身分のキャラクターを50以上取り上げている。イラストの絵柄は好みが分かれるでしょうが、服装を図解してくれていると見るべきでしょう。
後半には妖怪やら漫画的なキャラクターアレンジの仕方など、正確にはファンタジーの話になっています。最後はPhotoshopによる彩色、ぬり・タッチの違いなど、カラーテクニックのページがあります。
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実写版 アクションポーズ集 侍・忍者編
時代劇モノのアクションシーン、つまり「チャンバラ」にしぼったアクションポーズ集です。
実写版 アクションポーズ集 侍・忍者編 プロもアマも即使える!
「時代劇コスプレをしたチャンバラ」と軽く見るのは間違いで、殺陣のプロがその役の所作も含めてポーズをとっている。武士、浪人、剣豪、新撰組、忍者など、武器を手にするキャラをメインに1150カット掲載です。
武器の握り方、刀のさし方など細かいところのアップがあります。背景はなく、一連の動作や複数の角度からのカットなどポーズ集としても工夫されている。欲をいえば複数人が写っている「対峙・対決シーン」があれば良かったかと思います。
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日本の軍装 幕末から日露戦争1841-1929
日本軍の軍服や装備品についてのイラスト資料集です。2冊に分かれていて、こちらは幕末から日露戦争(1904~05)ごろの1841年~1929年までの期間になります。
ページは少なめですが、目一杯イラストで埋まっているので見応えがある。幕末、明治維新の新撰組やら薩摩長州兵やら、その装備品から小火器の種類、操作法まであり資料として役立ちます。
いろいろ修正した改訂版になっている。近年、漫画や映画などで明治維新、日露戦争をモデルとした作品をよく見かけるが、意外にこの時代の軍服関係の資料は少ない。ハリウッド映画の「ラスト・サムライ」の衣装担当がわざわざ資料があったこと、利用できたことを感謝している。