トレビュアー LEDトレース台 レビュー
トレース台の主力は『LED』ライトになりました。光源をLEDにすると、長寿命(約5万時間)・低消費電力(4~6w)・チラつきや作業面が熱くなることもありません。そして唯一のネックである価格の高さも、ここにきて、ネットのみでメーカー直販という形によりコストパフォーマンスの優れたモデルが登場しました。
LEDトレース台 A3-100(amazon)
Trytec薄型LEDトレース台 トレビュアー(Yahoo!ショッピング)
アマゾン・ヤフー・楽天とありますが、全てトライテック通販部からの直送になるかと思います。価格も同じで、それぞれポイントの付き方が違うだけかと。トライテック社はプラスチック部品の加工会社で、定規とか製図用テンプレートを作っている。トレース台も15年前から製造しているそうです。
▼トレビュアー LEDトレース台 【B4サイズ】 レビュー
外箱をさらにパッキンで保護するという、完璧配送で無傷で到着。ACアダプタの電源コードが短いというレビューを見かけたけど、計ったら195cmありました。
パチンとなる昔からあるスイッチ。このシンプルさが接触不良とならず、長期の耐久性を保ちます。
トレビュアートレース台のB4サイズを選んだ理由、A4紙を2枚並べられます。余裕のB4サイズ、実質A3用紙でも作業が出来る。作業面はまったく熱を持たず、ムラもなく、たわみもありません。
裏から見れば一目瞭然、面上方に1列でLEDライトが並んでいます。光源のある一辺が数時間使用でほんのり温くなる程度です。液晶モニター側面の方が、まだ熱いでしょう。2700ルクス、明るさが80%に低下するまでの寿命が約5万時間です。LEDパネルの交換は出来ません。
傾斜をつける3段階のスタンド。サイズ横で固定して使うなら便利だけど、縦にして使いたいとか、平らな方が好みの場合は、本でも挟んで調節するしかない。脚なんて要らないという人は飾りだと思って下さい。
方眼の紙下敷きを、マルマンのルーズリーフ(厚口中性紙80g/平方メートル)で透過。3枚まではなんとか、5枚は暗いです。まあ、極厚ペーパー0.175mm(157g/平方メートル)は余裕なんで、透過性能に問題なんてないでしょう。
昔のA3蛍光灯トレース台との比較。比べるのがかわいそうだけど・・・よく動いたな。
蛍光灯とLED光源の差。明るさ、ムラのない全面発光、チラツキ・音ノイズなしと、時代は変わったよ。
薄くできているLEDトレース台だけど、傾斜も3段階で一番高くすれば同じ高さにできる。
【まとめ】:明るさの調節がしたいなら最高機能のムトートレーサー(A3・B4サイズ、※調光機能なしの廉価B4サイズもあります)、薄くて縦でも横でも使いたいならコミックマスタートレーサーLED(A3・A4サイズ)、そして、安くて初心者向きの3サイズそろっているトレビュアーLEDトレース台(A3・B4・A4)の3択3シリーズです。
◆寿命17年、チラツキなしのおすすめトレース台
◆ブックスタンドEDH-004
◆ブックストッパー
◆グラフギア1000シャープ ぺんてる
ブルーライトはパソコンの話で最近耳にしていましたがLEDのトレース台でもこの影響があるのですね…!全く知りませんでした。
やはり眼精疲労の話だと照明そのものの光の強さが大きな原因なんですね。「LEDのトレス台は蛍光灯のものより目に優しい」と聞いて恥ずかしながらなんとなくでそうなのか~と思っていましたが安易にLEDや蛍光灯がどうこうというよりトレス台の使い方そのものをよく見直してみた方がよさそうですね。
とても参考になりました。詳しく解説して頂き有難うございます!
気になっていた品物だったのでこういうレビューがあるのはありがたいですね。
LEDは蛍光灯のトレース台より目に優しいと聞いたのですが目の疲労感に大きな違いはありますか?買い換えてみようかと思っているんですが、デジタルもやっているしトレース台そのものが眼に負担がかかるものですからそこは拘らず割り切りかなぁと思ったり……。
使用頻度や個人差はあるとは思いますが参考までに教えて頂ければ助かります。
蛍光灯タイプより目に優しいかわかりませんが、目の疲労でいえばLEDは「ブルーライト」が強いです。最近のPCモニターもLEDのバックライトが増えているので、ご存知かと思います。
「ブルーライト」の強さは光の直進性、くっきりハッキリ見えるというトレース台の基本性能と、眼精疲労のトレードオフになります。トレースできていて眩しいと感じるなら紙を余計に貼るとか調節するべきです。トレビュアーの新型トレース台なら調光機能付きのもあるし、安いメガネ屋さんでブルーライトだけカットするという眼鏡もあります。
あと、ざっくり言うと明るさに対する感度は、10・20代から60代にかけて半減する。ライト直下、机の上で細かい作業するには2000ルクスといわれているが、個人差もあって年齢と視力によって上がる傾向です。暗すぎても使えない、明る過ぎても目の健康にとっては良くないのです。ご自分の適度な照明を探してください。
これまた世界堂とは懐かしい・・・今や世界の果てにあるほど遠い店です。それにトレビュアートレース台は店頭に並ばないようで現物が見られない。どうせ買い換えるならと、人柱になりました。品物が良好でホッとしています。
白色LEDライトの性能も日進月歩で、最近は旧型の暗い球を連ねた安い製品が出回っていて、デスクライトにしろ気をつけないと・・・納得づくで買うなら、それもいいけどね。