世界の軍装図鑑 18世紀-2010年
18世紀後半(七年戦争1756年)から2010年(イラク戦争)までの軍装をイラスト(軍服670、装備品80)で綴る軍服大図鑑です。
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世界の軍装図鑑 18世紀−2010年 (honto)
序章「軍服の誕生と進化」では、それまでも敵味方識別のため甲冑や服装を揃えたりしていたけど、制服(ユニフォーム)として軍服が拡まるのは、連隊制度(フランスから)の誕生と常備軍の出現によります。
当初は貴族の服装からか、明るい色(レッドコート)や、派手な装飾(組紐、飾り房、羽根飾り)となっていました。20世紀に入り、大砲・小火器が強力になって戦場での致死率が高まるにつれ、目立って狙われない様にカムフラージュ性を重視する軍服に転換(特に第一次世界大戦初期)していきます。
▲世界の軍装図鑑 18世紀-2010年の全文
マンガのための拳銃&ライフル戦闘ポーズ集
銃に興味のなかった初心者にも、銃を持ったキャラクターが描けるように工夫されたガンアクションポーズ集です。
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マンガのための拳銃&ライフル戦闘ポーズ集 (honto)
紹介される銃は15丁。警察関係の定番拳銃から、軍用ライフル・スナイパーライフル・サブマシンガン・ショットガンなど、ビギナー向けに厳選しています。現代で[警察×犯罪者(テロリスト)の市街戦]を想定し、マンガ・アニメ作品でも登場頻度の多い銃器のチョイスです。
それらの銃の細かな取り扱い説明、描くときに気をつけるポイント、どんなキャラクターが持つべきか(持ったか)の理由付けまで含めて、一般人でも解るように紹介しています。
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ナチス親衛隊装備大図鑑
ナチスドイツの象徴である『ヒトラーの親衛隊(SS)』について、その組織体制から制服・装備品にいたるまで約3000点の資料で綴るSS大図鑑です。
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ナチス親衛隊装備大図鑑 (honto)
2部構成になっていて、第1部は「歴史的背景と組織」です。ヒトラーの身辺警護をする部隊「アドルフ・ヒトラー挺身隊」として1923年に50名以下で発足。1925年に親衛隊(シュッツシュタッフェル=SS)誕生(300名ほど)、1929年にヒムラーが親衛隊全国指導者に就任してから、翌年には3000名近くに増員、1934年に突撃隊(SA)の指揮権から独立して総統直属のヒムラーの組織として5万名に膨れ上がります。
第2部は「制服、装具、旗、徽章」です。一般親衛隊(アルゲマイネSS)の制服から、ありとあらゆる装備品(徽章、勲章、長剣、短剣、拳銃、身分証明書、連隊旗など)を掲載しています。現物をカラーで詳細に撮影して、当時の使用者のモノクロ写真も添えて解説もしっかりしています。
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軍艦雑記帳下巻
旧日本海軍艦艇の各部パーツを簡単なイラスト付きで解説する、艦船模型のための軍艦資料。上下セットの下巻になります。
タミヤニュース別冊 軍艦雑記帳 (下巻) 64150(amazon)
軍艦雑記帳《下巻》 (タミヤショップオンライン)
下巻は「船体」「艦首」「艦尾」「船体と装着品」「甲板」「甲板の装着品」「上部構造の装着品」「艦載艇」の8章と、「特殊艦艇」を収録。
カタログサイズで、上・下巻とも41ページ。少ないページに艦艇を作るのに必要な知識、外観に関わることならディテールまでこだわって図説されています。
「タミヤニュース」という模型作りのための情報冊子に連載(昭和58年10月号~平成2年3月号・全72回)されていたコーナーをまとめた別冊です。なものだから本屋ではなく、おもちゃ屋さんに置いてあります。
▲軍艦雑記帳下巻の全文
軍艦雑記帳上巻
旧日本海軍艦艇の内部構造から装備品までを多くのイラストで図説する、艦船模型のための軍艦資料です。
タミヤニュース別冊 軍艦雑記帳 (上巻) 64121(amazon)
軍艦雑記帳《上巻》 (タミヤショップオンライン)
上下巻セットの構成で、軍艦の各ブロック・パーツ毎に解説していきます。上巻は「艦橋」「煙突」「前檣(ぜんしょう)」「後檣(こうしょう)」「航空兵装」「火器」「魚雷」「爆雷」の8章を収録している。
各章では、艦艇の種類別に違いがあるものは解説していく。艦種は、戦艦、航空母艦、重・軽巡洋艦、駆逐艦、潜水艦です。
▲軍艦雑記帳上巻の全文
武器の歴史大図鑑
古代ギリシアの重装歩兵から、アメリカ海軍の特殊部隊ネイビーシールズまで、5千年におよぶ武器の歴史を約1200点のカラー写真で綴る大図鑑です。
年代ごと5章に分かれています。古代(紀元前3千年~)→中世(紀元1千年~)→近世(1500年~)→革命の時代(1775年~)→近現代(1900年以降)です。
地域は、ヨーロッパをはじめアジア、アフリカ、オセアニア、アメリカ大陸、日本などと広範囲を網羅しています。オスマン帝国、インド、中国の刀剣の装飾や、火縄銃などの古い銃器をアップで観察できるのは珍しい。
掲載武器の種類は人が携帯できる、刀剣・盾・甲冑・弓・銃器(拳銃~マスケット銃~ライフル銃~機関銃)がメインになります。
洋書「Weapon: A Visual History of Arms and Armor」の邦訳版で、日本語版監修に五百旗頭 真(前防衛大学校長)が参加され、序文1ページを寄稿している。
▲武器の歴史大図鑑の全文
日本軍装備大図鑑 制服・兵器から日用品まで
第二次世界大戦時の日本陸軍歩兵。その装備品から軍隊生活までを、約3000点の写真で詳細に綴る大図鑑です。
日中戦争から太平洋戦争までの帝国陸軍の歩兵に焦点をあてている。軍服と武器の種類は「歩兵」だけなので限定されますが、ヘルメットや略帽、靴など多くの身に着けている装備品、日常生活がわかる日用品など、詳細なカラー写真での掲載です。
武器や食事、医療など、各章ごとに品物を分類している。写真にはナンバーがふられ、一つ一つに説明文が付く。アップ写真も多く細かな違いや質感も見ることができます。
▲日本軍装備大図鑑 制服・兵器から日用品までの全文
ドイツ軍装備大図鑑 制服・兵器から日用品まで
第二次世界大戦時のドイツ陸軍の装備品(軍服、武器から日用品まで)をカラー写真約2000点で紹介する大図鑑です。
1930年代~1945年までのナチスドイツ、特に陸軍の歩兵にスポットをあて、その生活ぶりまでわかる身の回り品を写真で掲載している。鉄ヘルメットの内側フェルト付き皮クッションから、ブーツの靴底の鋲まで、事細かに構造まで解るように撮影されています。
制服は野戦服が主で陸軍歩兵着用ものです。武器もワルサーP38からMG34機関銃までの携行できる物に限られ、車両などはありません。が、軍服の生産年別の違いや、細かなパーツ(襟章・バックルなど)がハッキリ判るようになっています。
▲ドイツ軍装備大図鑑 制服・兵器から日用品までの全文
ゲームシナリオのためのミリタリー事典
ストーリーにミリタリー要素を組み込むために必要な、最低限の知識を事典形式にまとめた軍事ガイドブック。
ゲームシナリオのためのミリタリー事典 知っておきたい軍隊・兵器・お約束110
『ミリタリー』では広範囲に及ぶので、時代は戦争の形式が変わる湾岸戦争~アフガニスタン・イラク戦争とし、組織はアメリカ軍・自衛隊が中心です。見開き1トピックで110話題、ミリタリーの初歩を簡潔に解説しています。
7章構成です。『1.戦争・紛争』は、なぜ起きるのか?いつ始まるのか?戦闘でも守るべきルール(国際法)があり、現代における戦争紛争の起きる背景を説明する。『2.軍隊』は、米軍・自衛隊がどのような組織で構成され、運用されているのか?が解ります。
▲ゲームシナリオのためのミリタリー事典の全文
描ける!銃&ナイフ格闘ポーズ スタイル図鑑
拳銃から狙撃ライフルまで、女性キャラメインでガンアクションを描くためのポーズ集。リアルとフィクション両面からのポーズ解説に、初心者向けの銃器ガイド、800点の掲載写真・イラストがトレースOKと、使い勝手の良い作画資料です。
巻頭は、さらっとした「武器の歴史」と、装飾過多の「ヴィンテージな銃デザイン」を紹介している。
全4章で「1.拳銃編」「2.突撃銃・短機関銃編(マシンガン)」「3.狙撃銃・軽機関銃・変形銃編」「4.ナイフ・短刀編」になります。もっと単純に1.拳銃、2.マシンガン、3.ライフル、4.日本刀のカテゴリ分けです。
各章のおおまかな構成は、武器の種類→代表的な銃の構造(アップ写真)→具体的な作画(モノクロ)→武器のみのアングル写真(アオリ・アイレベル・フカン×各5方向×前面・背面=30アングル)→のちポーズ集で、基本の構え~応用の戦闘シーン~各種コスプレの決めポーズ+作画例という流れになっています。