おびどめ 2
着物の帯の上をおさえて結ぶ『帯留』の写真集第2弾。
モノが帯留だけに手の平サイズの小さな本です。でも、フルカラーで1ページに1点、背景も気配りした美しい帯留写真を273点収録。ハードカバーで、著名人のエッセイも多く、英仏訳付きと凝った写真集になります。
▲おびどめ 2の全文
ジュエリーデザイン画を描く
指輪やネックレスなど、宝石を使った宝飾デザイン画の描き方を初歩から教える入門書。
ジュエリーデザイン画を描く 実例300点に学ぶプロのテクニック (ジュエリー技法講座2)
専用のテンプレートなど画材の説明から、基本的な石のカットの描き方、ダイヤ・エメラルド・サファイア・ルビーといった宝石ごとの着色法、指輪・ペンダント・イヤリング・ネックレスといった質感を出したデザイン画の描き方と続きます。日本宝飾クラフト学院のカリキュラムに添った内容で、約300ほどの作例カットで図説している。
▲ジュエリーデザイン画を描くの全文
世界の衣装をたずねて
服飾研究家が民族衣装を求めて世界中を旅した記録です。
未知なる美しい民族衣装を追い求めて、30年間に121回の海外取材旅行をしています。世界中を旅して集めた民族衣装のコレクションは350セットにもなるそうです。
写真は560点、集めた民族衣装のカット(日本でモデルを使って撮影)と、旅行記らしい現地でのスナップ写真や記念撮影的なものが混ざっている。間には民族衣装の説明と、その国の話など旅行記を綴っています。
▲世界の衣装をたずねての全文
ヨーロッパ アンティーク・カップ銘鑑
ヨーロッパのアンティーク・カップに興味を持つ人向けの入門書。アンティークカップ図鑑です。
18世紀前半からアール・デコ運動が終わる1930年前後までの約300年間に製造された磁器製カップをアンティーク・カップとしています。その中で英仏独オーストリア(ハンガリー、ボヘミアを含む)の窯元を中心に製作された逸品373点を収録し、それにカップの客観的なデータと俯瞰した解説を加えています。
▲ヨーロッパ アンティーク・カップ銘鑑の全文
アンティーク・カップ&ソウサー
ヨーロッパのアンティーク・カップの美しい写真と、歴史や多くの逸話を知ることができるティーカップの資料集。
収録カップの範囲は18世紀前半~20世紀前半にかけてです。製造窯元はイギリス、フランス、ドイツ、オーストリア、スイス、オランダ、イタリア、チェコ、ハンガリーに渡ります。
アンティーク・カップの写真は大きく美しく、名品鑑賞として楽しめる。そして知識の方は基礎的なことから、今でこそ高級ブランドになっているメーカーの黒歴史ともいえる話まで、ヨーロッパの焼物興亡史を伝えてくれます。
▲アンティーク・カップ&ソウサーの全文
世界装飾図 マールカラー文庫2
世界各地の工芸品(織物、陶器、壁画、タイルなど)のパターンデザインをカラーイラストで紹介している。コンパクトな文庫本サイズで、低価格な作画資料になります。
原著は19世紀のL'ornement polychrome「世界装飾図集成」全2巻で、当時のフランスの有名デザイナーによるものです。そのダイジェスト版を、マール社の創立20周年事業で、1994年に文庫本化したシリーズの1つになります。
時代は中央アフリカの原始時代から19世紀、地域はヨーロッパからアジア、エジプト・インド・中国・日本まで、広く浅く網羅している。パラパラめくっていれば、なんらかのデザインや色彩のヒントになるかと思います。
▲世界装飾図 マールカラー文庫2の全文
西アジア・中央アジアの民族服飾
西アジア・中央アジアの民族衣装と装飾品をカラー写真で紹介する資料です。
西アジア・中央アジアの民族服飾 イスラームのヴェールのもとに (世界の服飾・染織 アジア篇)
文化学園服飾博物館の所蔵資料を国別・地域別に整理した目録になります。模様がよく判るようなカラー写真に、素材やサイズ、民族衣装の解説をそえています。また西アジア・中央アジアの民族文化や、そこに生活している人々の様子も紹介している。
▲西アジア・中央アジアの民族服飾の全文
楽器図鑑 (「知」のビジュアル百科5)
バイオリンからエレキギター、ドラムまで、120種の楽器をフルカラーで紹介する図鑑です。
ページこそ少ないものの、模様まで分かる大きめの写真が多い。描きたい楽器があれば、色・質感まで判るので良い資料になります。ギターなど身近な楽器の分解写真から、民族模様のきれいな楽器まで幅広く掲載している。ただ、珍しい写真優先なためか、博物的な楽器の分類として物足りない所はあります。
▲楽器図鑑 (「知」のビジュアル百科5)の全文
西洋コスチューム大全
約4千年におよぶ西洋服飾史の流れを、1000点のイラストで分かりやすくビジュアル的にまとめています。
西洋コスチューム大全 普及版(amazon)
※重版しないで普及版の登場です。
西洋コスチューム大全 [普及版](グラフィック社)
古代エジプト・メソポタミア文明から、1980年代の欧米まで、いわゆる『洋服』の歴史を一覧で見ることができる。中・上流階級の服飾が主で、比較のために平民・労働者階級のものが例示しています。
イラストはファッションデザイナー用のものです。色・模様などの洋服デザインがよく分かる仕様になっています。あと、特定の民族や国民衣装に由来するデザイン・コスチュームはなるべく避けているし、学術的には正確でなくとも用語は分かりやすいものを使っています。図イラストで一覧を示したあと、その人の身分・職業やデザインのポイントを簡単に解説するページがある。