萌えキャラクターの描き方 顔・からだ編
『萌えキャラ』を魅せるキャラクターデザインとしてとらえ、顔・身体の基本作画から、萌えパーツ、性格設定まで、多岐に渡って紹介する技法書です。
第1章「顔」・第2章「体」を描くでは、キャラ作画の基本をおさらいしつつ、萌えキャラの作画ポイント4つ(顔&表情・プロポーション・ポーズ・ファッション)について詳説します。第3章は萌えキャラの5パターン(ツンデレ・ドジッ娘・貧乳・巨乳・ロリ系)を、実際に性格等も含めキャラクターデザインしてみる。第4章はカラーイラストのアニメ塗り・厚塗りメイキングと、各イラストレーターの作例集になります。
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萌えキャラの上手な描き方
普通頭身(5頭身以上)のキャラクターを、2~4頭身の萌え・ぷに系のデフォルメキャラに変換する参考書。
萌えキャラの上手な描き方 (漫画の教科書シリーズNo.02)
低頭身の萌え・ぷに・チビキャラが特徴的な絵柄のイラストレーター3人(神吉・くろば・白玉団子)による解説です。それぞれ1章ずつ担当してキャラクターの描き方や、低頭身キャラに特化した描くコツを教えてくれます。第4章は3人のカラーイラストの描く手順を紹介します。
人物デッサンやって→普通頭身キャラを描けるようになって→低頭身デフォルメキャラに挑戦するのが本来だけど、萌えキャラだけ描ければいい人には最短コースになります。初心者が陥りやすい間違いも指摘してくれる良書です。
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キャラクターデザイン見本帖
仕事としてキャラクターデザインをするのに参考となるキャラ作例集。ファンタジーと学園モノに登場しそうなキャラクターをパターン化して集録しています。
キャラクターデザイン見本帖 創作・仕事に活用出来る作画資料集
マンガ、アニメ、ゲームにラノベと、もはやキャラクター性なくして商業作品は成り立ちません。ジャンルによってはビジュアル面も含めて、型にはまったパターンで出来てしまうほどです。
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スーパーマンガ表現デッサン
キャラクターをよりリアルに、存在感のある者にするため、表現力の増す描き方を解説します。
「スーパー表現デッサン」と同じく瓦屋根・竜田コンビのリアル系作画です。内容もスーパー表現デッサンを上巻、スーパーマンガ表現デッサンを下巻とした続編的な位置づけになる。
第1章はキャラが纏う空気感(明暗や風や動きによる空間表現)、質感(衣装の色や毛皮・ビニール・金属といった材質表現)、宝石などアクセサリーの描き方。2章はキャラが直接触れる『水・氷』の表現、手に持つ『火』の作画になります。3章は光とカゲの演出、キャラにおちる影と陰の表現について解説する。
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マンガの基礎デッサン魅せるキャラ・デザイン編
魅力的なキャラクター作り・個性のあるキャラクターデザイン、それらを『らしく魅せる』画面づくりについて指南します。『マンガの基礎デッサン』シリーズ第4弾『魅せるキャラ・デザイン編』です。
第1章はキャラ作りの基礎となる、しっかりした顔と体の作画が出来ているか?男女、年齢、体型、頭身による描き分けができるか?をもう一度チェックします。
第2章はコスチュームによるキャラ表現ということで、制服である学生の着こなしから『らしさ』を見つけ、個性(音楽)を衣装で魅せるミュージシャンから学びます。
第3章はキャラの個性を際立たせて表現するのに必要な画面構成や、テーマ・伝える意図といったことを話されています。
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図説 女子高制服百科
女子高100校の制服イラスト132点と学校データを掲載した女子校の制服資料です。
9名のイラストレーターで132点のイラストを分担している。32校は夏服・冬服共に掲載しています。全国を4地区に分けて100校を選別していますが、やっぱり関東地区が多く半分以上を占めます。
学校データは住所/電話/アクセス/創立年/募集(中学高校・中学のみとか)/公式サイトです。紹介テキストも制服デザインを中心にどんな学校か詳しく書かれています。
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スーパー表現デッサン
キャラクターにドラマ性を持たせ、世界観が描かれるほどの「表現力」。素人とプロの境目になる「キャラが起つ」レベルになるための指南書です。スーパーマンガデッサンシリーズの8冊目。
第1章は体の各パーツ、2章は全身の作画と、目次を見ると今までの反復ようでもありますが、必ず+αで表現力アップ・描き慣れからくる勘違いや修正法など、上級者向けのアドバイスがあります。3章は正確なデッサンより、らしく描くこと、デフォルメしても魅力をアップさせるような表現力・伝達法を指南します。4章はプロが仕事としてテーマとモチーフを示されて、キャラクターイラストを制作する試行錯誤を追います。
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マンガの基礎デッサン 女のココスチューム編
裸が描けるようになったら、服も上手に描けるようになる。キャラクターは衣装をまとって初めて成立します。キャラにとって魅力的な衣服のライン、シワの描き方などコスチュームデザインのポイントを、作画技法と共に解説してくれます。『マンガの基礎デッサン』シリーズ第3弾。
第1章は体と服の関係です。デッサンであれば身体のラインを追いかけることに終始しますが、服を描くならポイントとなる関節などの位置をおさえて『ユルピタ』の原則で描きます。服の作画は『縫い目・丸み・シワ』がポイントになる。
第2章はとかく面倒になる『服のシワ』を徹底解説します。3章はOL・学生など、一般的な洋服の質感表現など作画技法を詳説する。第4章は衣装の違いによるキャラクターデザインの作例と、なぜか『くつ』の作画解説です。
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萌えスタイルの描き方
萌えキャラ、つまり頭身低めの美少女キャラを、かわいく描くためのテクニックを一通り揃えた入門書。
大まかな流れは、頭身で分けたスタイルの描き方→描き分けでポイントになる髪型の種類→レースやスク水などフェチな下着や水着→ブレザー・セーラー服の萌えポイントと派生したデザイン→エルフや天使やメイドといった異世界キャラのお約束事→モノクロのテカリと影の表現テクニック→萌えるシチュエーションの白黒イラスト集→よくあるキャラポーズ集→コミスタでモノクロイラストメイキング→PhotoShopで肌色塗りのコツをレクチャー。
作画は主に萌えキャラを得意とする3人のイラストレーターで分担している。あとコミスタ、カラー肌塗りの章でそれぞれ担当が違います。通してみれば絵柄に極端な差がなく、初心者向けの簡単な解説もあって『萌えキャラ』入門書として良くまとまっていると思う。
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スーパーアタリデッサン
スーパーマンガデッサンシリーズの7冊目。下描きの前の『アタリ』を3種類に分けて、それぞれの作画の特長を解説する参考書です。
スーパーアタリデッサン―立体的なキャラを作画する基本テクニック
下描きの下描きがアタリです。立体感のある、迷い線の少ないきれいな下描きを描くには、アタリから見直してみましょうという内容。アタリを大きく3つのタイプに分類します。
Aタイプ「線形」。腕や脚や腰を一本線で描く、骨格に近いアタリです。重心や運動線の流れなど動きがつかみやすく、スピード感のある絵になります。ただ、骨に肉付けする形の描き方なので、身体のラインに迷い線が出やすい。
Bタイプ「丸形」。首・胴も丸パーツ、腕・脚が円柱で表現する、デッサン人形に近いアタリです。ボリューム感が出やすく、身体のライン線に近いので迷い線が少なくて済みます。ただ、起伏に乏しい寸胴キャラになりやすい。
Cタイプ「角形」。肩・肘・腰・膝など関節部を球形にする以外は箱形で表現する、ロボットメカモノのアタリです。背景を箱(四角)を基本にするのと同じでパースを考えて描きます。人体パースが自然に付くので、アオリやフカンなど極端なポーズに向いている。ただ、描くのに時間がかかるアタリです。