Intuos3 PTZ-630のレビュー
購入したペンタブレットはintuos3のPTZ-630/S0(クリスタルシルバー)、Amazonで買いました。シルバーが好みなので選びましたが、色はクリスタルグレーの方が売れています。表面に透明プラ板が貼ってあり、写真で見るのとは違った色と質感で美しいです。
初代intuosからの買い替えだと、Intuos3は全ての性能で凌駕していて感動的でした。でもIntuos2からだと読取分解能が2倍の0.005mmなったくらいで、基本スペックはあまりアップしていない。もっとも、読取速度でいうと人間がすばやく紙に線を描いても、秒間140~150ポイントの移動量なので最高200ポイントもあれば、性能としては頭打ちです。
Intuos3専用のグリップペンは、漫画原稿に使うGペンをイメージして作られました。以前のペンより太くなりましたが、使っているうちに慣れました。むしろ安定感のあるペン立てを含めると、あつかい易くなりました。
Intuos3の特徴は「書き味」を追求できること。特に、標準・フェルトのペン芯と、標準・マットタイプのオーバーレイシートを組み合わせることで摩擦係数を上げます。従来機種の「ツルツルして描きにくい」という不満を解消し、好みの書き味に近づけることが出来ます。
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Intuos3 PTZ-630の価格
Intuos3(インテュオス3)が発売されたのは、2004年9月17日。その翌日にPTZ-630を注文して9/20には届きました。価格はアマゾンで28,800円でした。初代intuosからの買い替えだったので、その書き味の良さに感動したものです。
Intuos3シリーズで迷うところは、どのサイズにするか?だと思います。ひとつはディスプレイの大きさに近いサイズを選ぶこと。タブレットの入力面とディスプレイの差は少ない方が使いやすいのは確かです。
もう一つが描き方・使い方です。タブレットで線画を描くとなるとA6サイズは小さいです。腕でカバーしている人もいますが、トーン貼りや色塗り用が好ましいです。A5サイズのPTZ-630か、A4サイズのPTZ-930かは、手首のスナップで描く人か、肘を軸にしたストロークが使える人かによると思います。
ニュースリリース(PC Watch)
ワコム、トラックパッドを搭載したペンタブレット「Intuos3」
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Intuos3 PTZ-1231W(A3ワイドサイズ)
Intuos3の最大モデル。市販のペンタブレットとしても最大。intuos3の描画性能のままA3ワイドサイズができるとは、たいした技術です。
■Intuos3 PTZ-1231W/GO(ワコム)
PTZ-1231W/G0 Intuos3(amazon)
サイズがA3ワイドなので、ディスプレイも23インチ以上を想定している。液晶で20インチ以上、CRTでも22インチ以上、もしくはデュアルディスプレイの環境でないと宝の持ち腐れになるサイズです。
スペックを見た限りではA3ワイドサイズになっても、USBだけで電源が足りている。価格を抑えるためか付属ソフトはない。図面・地図のトレースやCADで使うことを考えて、透明オーバーレイシートが標準です。
PTZ-1231Wは店で注文を受けてからメーカー発送になるので、店頭在庫やデモ機を置いている店は少ないです。
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intuos3 PTZ-631W(A5ワイドサイズ)
最近増えてきたワイド型モニター用に、intuos3もA5ワイドサイズが発売されました。20インチクラスのシネマディスプレイなどに最適です。あとクリエーターの方に多い、ディスプレイを並べた環境でも使いやすいモデルです。
■Intuos3 PTZ631W/GO(ワコム)
Wacom PTZ-631W/G0 Intuos3 グレー(amazon)
サイズはA4モデルのPTZ-930より小さく、A5モデルのPTZ-630を横長にした感じです。A4サイズだと大きめの机が欲しいところですが、A5ワイドなら上部にキーボードを置いて、なんとかコンパクトに納まるサイズです。オプション品も、オーバーレイシート以外は、ペンや芯など全てintuos3と同じものです。
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Intuos3 DV/Photoスターターパック
Intuos3では、新入学やボーナスシーズンなどにあわせたサービスパックが発売されてきました。限定数千台で商品がなくなるまで販売されます。2006年春はスターターパックが発売されました。
■Intuos3 DV/Photoスターターパックの製品紹介 (ワコム)
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FAVOコミックパック
新型FAVOに、お絵描きソフトをテンコ盛りにしたFAVOコミックパック。タブレット初心者向けのお試しセットといった感じです。もっともお得なペンタブレットとなっています。FAVOコミックパックには通常FAVOにある、ファーボマウス、ペンスタンドは付属していません。もっとも、A6サイズのタブレットにはマウスはジャマなだけだし、上にくぼみがあるのでペンスタンドも要らないでしょう。
WACOM FAVO コミックパック CTE-440/W3
(amazon)
新しくなったFAVO、店頭で弄ってみましたが、ペンが良いです。シャーペンのように持ちやすく、intuos3のグリップペンより細身で手の小さい人にはピッタリです。それと紙がはさめるクリアカバーはトレースするのに便利です。
■FAVOコミックパック(ワコム)
▲FAVOコミックパックの全文
原稿の書き方
井上ひさし先生の作文教室から、原稿を書くのに役立ちそうなところを抜き出しました。
作文の秘訣は自分にしか書けないことを、誰にでもわかる文章で書くということ。
題名をつける時点で、三分の一以上は書いたことになる。
「段落」は、ある考え方の「ひとまとまり」
字引は必須、辞書なしで書くのは大作家でも無理。作家向けの辞書として「角川 必携 国語辞典」1995年、大野晋/著を薦めている。言葉の使い分けに優れている。
文は「いきなり核心から入る」。脳の働きである短期記憶の容量に合うようにしないといけない。短期記憶の容量は驚くほど少なく、情報をだいたい10個以内しか持っていられません。時間にして20秒ぐらいで忘れてしまう。単語数で、7、8語にしかならない。それを整理して中期記憶、重要なものを長期記憶へと移して知識とする。
短文をテンポよく読ませるのが解りやすい文で、長文は「何か」を意図しないと書いてはいけない。読み返さないと解らない文は、短期記憶に入りきらないとき。
文は主語から削るのが鉄則。「私」「僕」といった自分を指す人称代名詞は、ほとんどの場合、要らない。日本語は主語を削るとテンポのよい文章になる。
日本語は、言葉にすでに性別があるので「~と彼(彼女)が言った」とは書く必要がない。彼(彼女)は、明治以降に使われ始めた言葉です。
文章に接着剤を使いすぎるな。接続詞「にもかかわらず」「ものの」「だけに」「うえに」「するいっぽう」「しつつ」。接続助詞「―ので」「―から」「―ために」。特に「―が、―」は、つながりがなくても、2つの文がそれらしく、簡単にくっついてしまう。しかも理屈っぽく、頭が良さそうな文に見えるだけ。
「―と思う」「―かもしれない」「―という」「―に関して」「―について」は、ハッキリいわないで済ませる言葉だから、いかに使わないかが勝負。
全部わかって書いている。というくらいで、考え・整理して書き始めて長期記憶からヒュッと意外なことが飛び出すと、面白い文章になる。わかっている事をパターン通りに書いては、読み手も書き手もツライだけ。
小説の書き方
高千穂遙先生が文庫本「銀河番外地1・2」のあとがきに、小説の新人賞選考について書かれているので参考にしてみます。
応募総数は300~500篇ほどで、編集部員や外部委託の人によって事前選考されます。最終選考には数編(約5~6)にまで絞られます。
まず「字が汚い」「誤字脱字が多い」「鉛筆で書かれている」で撥ねるそうです。ワープロが普及した今では字がキレイな人の原稿でも、長時間読むのはつらいそうです。素直にワープロで書きましょう。
全体の構成で「章」と「節」がわからなくなっている。最終選考の作品でもあるそうなので、作者はわかっているのでしょう。自分で気づくにはひと月かかるので、最初から「章」と「節」をきっちり立てて書きましょう。目安として、400~500枚の作品で7章くらい、1章60~70枚なので1節は10枚前後。とはいえ7枚でリズムが出る人もいるので、ここは読点と同じで感覚的です。自分のリズムが何枚なのか見つけましょう。ここは漫画と同じ、プロット立ててページふって、1ページ何コマがいいのか探す。とりあえず好きな作家のページを分解して章・節の配分を研究してみよう。
部分では場景描写が少ないこと。セリフと描写しかないのに、セリフばかりで繋げようとしている。漫画でいえば、ふきだし文字ばかりで絵がほとんどない漫画、よほどの大御所でもなければ読んでくれません。逆に絵だけの漫画、相当の技量がないと理解されません。いつもバランスが大事です。
特に小説は描写が重要。描写でキャラの容姿も、立っている風景も、その動きも表し、小説の中に世界を現さなければなりません。あと、ト書きとセリフだけで出来ている「シナリオ」とは根本的に違うので応用してはいけない。鉄則だそうです。
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プチクリレビュー
オタキングこと岡田斗司夫氏のプチクリを読みました。
プチクリ!―好き=才能!(amazon)
200ページそこそこの本で、余白が多く行数も少ないので、読むのが遅い僕でも簡単に読めました。内容も「とっととプロになるのはあきらめてプチクリしましょう」という洗脳書なので、繰り返しのフレーズが多かった。
プチクリについては、著者自身が1ページにまとめています。
プチクリとはなにか?(岡田斗司夫のプチクリ日記より)
1~4章は、引っ込み思案の人でもプチクリできるように、優しく書かれています。それこそ「逃げちゃダメだ!逃げちゃダメだ!逃げちゃダメだ!」と、いつも頭の中で唱えているような人でも頑張れます。5章は著者が経歴を語っていて面白かった。ガイナックス設立や、その後飛び出した経緯などがわかります。
好き=才能!ということで、才能について語っています。才能は、ゼロと圧倒的な才能で3倍、天才と比べても5~10倍程度で、それよりもコントロール力の方が大事なのだそうです。
才能×コントロール力=表現力
コントロール力とは練習とか訓練で身につく力です。才能が1でもコントロール力を10まで高めれば、才能3でコントロール力3程度の人には勝ります。でも、完璧な才能ゼロなら表現力もゼロという判りやすさもある。
才能は訓練して初めて大きさが判ります。こうやって文章の書き方を訓練するこによって、大小説家としてやっていけるのか?数十人のブログ読者を獲得するのがやっとなのか?わかる訳です。この場合、後者だったのですが・・・・・・まあ、プチクリとして楽しみましょう!ということです。
▲プチクリレビューの全文
タブレットの選び方
漫画やイラストなど、絵を描くことを目的としたペンタブレットの選び方・購入前に考えて欲しいポイントを挙げてみます。
まず、タブレット(tablet)とはペン型の入力装置(マウス・キーボードなど)の一つで、位置を検出するための板状の機器とセットになっています。などと書くと複雑そうですが、タブレットの種類はじつに単純です。ワコム(WACOM)のタブレットが、国内シェアの96.5%(BCN AWARD 2006発表)を占めています。ゆえに、ワコムの製品ラインナップがそのまま選択肢になり、3つのタイプがあります。
1.FAVO(ファーボ)
FAVOは初心者向けタブレットとして、ペンタブレットの標準機種になっています。売上シェアでも、このシリーズだけで5割以上になります。
種類は入力エリアで、A6とA5サイズがあります。付属ソフトは標準5種類で、EXモデルは5種類+PhotoshopエレメントとPainterエッセンシャルが付きます。その他に、アートマスターとコミックパックの特別モデルがあります。
2.Intuos3(インテュオス3)
intuos3はプロ用として、書き味にこだわったペンタブレットです。FAVOの上位モデルで、数値の上では2倍の性能になっています。
大きさは入力エリアのサイズで、A6・A5・A5ワイド・A4・A3ワイドがあります。付属ソフトは、ソフトなしのA3ワイド以外は同じです。あと、春先やボーナスシーズンなどに限定○千台で、付属品やソフトをプラスしたお得パック(スターターパック)が発売されてきました。
◆Intuos3の違い
◆Intuos3のレビュー
3.液晶ペンタブレット
液晶画面に直接描ける究極のペンタブレットです。しかし、趣味で持つには高価すぎます。どうしても画面とタブレットの差が気になる方にしかオススメしません。サイズは15インチ・17インチ・21インチです。
◆液晶ペンタブレットCintiq21UX
マンガやイラストを描くのが目的で、タブレットが初めてで不安という人には、FAVOコミックパックがオススメです。実は機種別シェア23.1%とダントツで、全タブレット販売数の4分の1はコミックパックになります。タブレットで迷っている人は、みんなコミックパックを選んでいるのでしょう。