世界の戦車・装甲車(学研の大図鑑)
学研の子供向けの図鑑です。戦車の歴史・しくみ・車種などを広範囲に網羅した、まさに大図鑑です。
戦車戦術やエンジン駆動方式、足回りの違いなどなど詳細な解説は、子供向けのはずですが誰も信じません。イラストも昔のプラモデルパッケージの絵柄でなつかしい。
第一次世界大戦から現代まで、世界各国の戦車・装甲車をカラーイラストで紹介している。とくに装甲車の種類はかなりのもので、その他、装甲列車や特殊車両などもあり、1冊でかなりをカバーしてくれる作画資料になります。
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ジャーマンタンクス
ドイツ戦車のバイブル。第二次世界大戦のドイツ戦車・装甲車両を隅々まで記した写真資料集。
宮崎駿がボロボロになるまで読み込んだことで有名な(雑想ノートp107)、ドイツ戦車で1番目にくる資料です。
ドイツ装甲車両のことは何でも載っている資料ですが、作画資料としては細部がよくわかるアップや、白黒ながら鮮明に写っているカットが多く、やはり1級の写真集でもあります。
ドイツの戦車はヒトラー総統の許可というか意向で造られたので、夢想家らしくトンデモ戦車が多くあります。それをまたくそ真面目に実用化したり、できなかったりするドイツ技術者に敬意を表します。
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図説・ヨーロッパ地上戦大全 決定版
第二次世界大戦のヨーロッパ戦線で行われた地上戦、55のポイントとなる戦いを図解する資料集。
「歴史群像WWII欧州戦史シリーズ」の地上戦部分を再編集しています。1939~1945年の期間で、主にドイツ軍対英米・ソ連軍などとの戦闘です。55の地上戦、6つの要塞・陣地、5つの戦術を1~2ページ内に収めて解説している。これは機甲部隊、主に戦車が活躍した戦場の戦術・戦闘経過を集めた資料ともいえます。
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日本軍落下傘部隊 世界の軍装と戦術6
旧日本軍にもあった空挺部隊の資料本です。
日本軍落下傘部隊 (オスプレイ・ミリタリー・シリーズ 世界の軍装と戦術6)
飛行機から飛び降りて落下傘で敵地に侵攻する空挺部隊。先進国で落下傘降下の公開実演が1920年代末、1939年に実用可能な空挺部隊保有国はドイツとソ連のみ。第二次大戦に突入してアメリカ、イギリス、イタリア、そして日本に空挺部隊が創設される。しかも例によって陸軍・海軍べっこに配備運用するという・・・戦争やってて、この二重行政は悲劇の物語しか生まない。